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小学校の猫「たま」 忘れないよ
2017年03月08日(水)
「いや、そうじゃないよ!」
そんな小学校があってもいいじゃない。
長野県伊那市立新山小学校(児童数30人)で飼われ、昨年末に死んだメス猫の「たま」をしのぶ墓標がこのほど、校庭の一角に建てられた。たまの死を聞いた元教員や保護者からの募金で建てられた墓標は、子どもたちの姿を見守っている。
たまは、18年ほど前から学校に居着くようになった。元気な頃は校舎の外に居たが、2年ほど前に甲状腺の病気になってからは、校舎内で飼われていた。
土曜、日曜日に餌やりをする「たま当番」があった。児童が交代で月に2回ほど土日に担当した。児童会長で6年生の井上桃花さん(11)は「お皿に餌を入れてあげると、たまはトッ、トッ、トッと寄ってきた。バケツやじょうろにたまった水を舌を伸ばして飲んでいた」と話す。
病気後、寒い季節は校長室のファンヒーターの前がお気に入りだった。薬が調合された餌は通常の3倍と高価だったが、学校はアルミ缶回収で得た資金を充てた。缶は児童だけでなく、地域の住民も持ってきた。
昨年末、たまは目に見えて弱り、獣医師が「人間で言えば百歳以上。もう十分頑張った」と診断。12月6日の朝、弱っていたたまのもとを、児童が代わる代わる訪れて声をかけた。授業中の午後1時過ぎ、校長室で静かに死んだ。
高見真実校長は「だんだんと食べられなくなって、歩けなくなって、という命の終わるさまを見せてくれた。たまには感謝している」と話す。
たまの死は校内だけでなく、保護者や同小に勤務した教員にも伝わった。学校に線香や花のほか香典を持ってくる人もいたため、墓標のための募金をすることになり、1月末には計5万5千円ほどが集まった。
幅約50センチ、高さ約40センチの三峰(みぶ)川産の石の墓標には6年生が考えた「たま ありがとう いつまでもわすれないよ」という言葉が刻まれた。
sippo(朝日新聞社)
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この記事へのコメント
高校2年生の夏休み前の数日間、子猫が教室に紛れ込んでいて、夏休みに入る前日、私はカバンにその子猫を入れて黙って家に向かうバスに乗った。運転手さんは気づいていたけど何も言わなかった。父も母も、動物好きなので、文句言いつつ、しばらく置いてやれ、と言っていたが、いつの間にかウチの猫になり、11年半生きて、クリスマスイブに亡くなりました。
今思えば、キャッツフードなんて無い時代、ご飯におかか、シラス、なまり節、煮干しを混ぜたのを代わる代わる食べさせていた。私がうどんを食べているとそばに来て欲しがるので、少し汁をいれてあげると、小さな口でうどんを噛んでいた。
おそらく、塩分過多による内臓疾患が死因だと思う。
足腰立たなくなっているのにどこかへ行こうとするのを、家の中に閉じ込めた。
私が仕事で出ているときは、母が世話をした。半熟の卵の黄身で1週間ほど生き延びた。
最期は、夜中に何か言いたそうだったので、私が水が欲しいのかもしれないと思って、スプーンで水を飲ませてしまったために、それが引っかかって、息を引き取った。
今思えば、誤嚥による窒息死を、私が引き起こしてしまったのだ。
避妊手術に連れて行ったのも私だった。
綺麗なメス猫だった。
小さい身体でケンカは強かった。
ウチの狭い庭に埋まっている。
Posted by 匿名 at 2017年03月08日 03:16 | 返信
初めまして。
我が家でも14年生きている猫を見送ろうとしている所です。
最期は何とか苦しまないでほしいと願うばかりですが。
こちらの記事を拝見し
そのまま受け入れてあげようと
少し楽になりました。
ありがとうございます。
Posted by りんご堂 at 2017年03月08日 11:08 | 返信
小学校の猫「たま」 忘れないよ|Dr.和の町医者日記
pretty_ycatさん
2014/2/2601:08:53
.
猫の生まれ変わり(輪廻転生)ってあるんでしょうか?
今月12日に最愛の猫が悪性腫瘍で亡くなりました。
すっごく大好きでいつも側にいてくれた私の大事な大事な愛猫でした。
最愛の子との最後のお別れの時に勝手ではありますが
早く生まれ変わってまた私のところへ戻ってきてね。
楽しみに待ってるから。とお別れをしました。
きっと生まれ変わってまた戻ってきてくれる。
Posted by ロモラオ at 2017年03月10日 09:01 | 返信
「人はおのれの生涯の始めも終わりも知りえない。
犬の短い生を見つめるなかで、自らの来し方行く末に思いをめぐらせる」 ~朝日新聞3/6 折々の言葉
わが家の愛犬ももうすぐ14歳、2年前右膝の調子が悪くなり一時は歩けなくなりましたが、毎月の鍼治療のおかげでなんとか歩けるようになり、食事や散歩を楽しんでいます。が、時々右足がつってしばらく苦しむこともあり、身体もひとまわり小さくなりました。残された命をたいせつに、毎日なにか楽しいことがありますように・・命を見つめる毎日です。
Posted by 森のゆりさん at 2017年03月11日 05:00 | 返信
猫ボランティアをしています、とは言っても狭い範囲ですが。
可愛がっていた外の猫が具合が悪くなり医者に連れていくと腎不全末期でエイズも発症していました。ぐったりして食べることも出来ず、それでも抱っこをすると嬉しそうにゴロゴロととどを鳴らします。
どうしたら苦しまないで逝かせてあげられるのか?検索していて此処にたどり着きました。
先生のお考えには胸にストンと落ちました。
コメント欄も参考にさせて頂き、このまま自然にまかせることにしました。
ありがとうございました。
Posted by 甜茶 at 2017年03月12日 08:08 | 返信
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