このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

介護施設にアリセプトを無料提供?

2017年03月16日(木)

ニュースを読んでいて、仰天した。
なんと、エーザイが介護施設にアリセプトを無料提供している。→こちら
「やめてくれ!」と言いたい。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

エーザイは1200億円かけて認知症の新薬を開発している。→こちら
アリセプトはジェネリック薬におされて、売上が低下傾向だ。

だから、ではないだろうが、
エーザイのトップが、到底理解しかねる行動をとっている。→こちら

その施設の入所者は、閉じ込められた上にアリセプト責めに逢うのか。
可哀そうである。

そこには、単純な増量規定しかない。
あるいは、実質的に、23mg投与の人体実験なのか。

その人にアリセプトを投与しても意味が無いどころか副作用しかない。
つまり害しかないことをあたかも慈善事業のようにしようとしている。

米国老年医学会はMMSE10点未満を抗認知症薬の中止基準にしている。
日本には中止基準が無いどころか、「死ぬまで継続」との洗脳が続いている。

どうやら、昨年6月1日の厚労省からの通達を知らないのだろう。
老年医学会も認知症学会も製薬会社も、この通達を無視している。

怖い。
事実は小説より奇怪だ。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


介護施設へのアリセプト供給を試行 東京都内で ドラッグアクセス改善狙い

エーザイの内藤CEOは、自身が強い問題意識を持っている介護施設に必要な薬剤が十分に提供できていないというドラッグアクセス問題の改善に向け、東京都内の介護老健施設に対し、アルツハイマー型認知症治療薬アリセプトを、必要な入所者に供給する試行事業を開始したことを明らかにした。同社は対象事業者、対象施設、供給方法など詳細は明らかにしなかったが関係団体との契約により、1月から始めたとしている。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@



ちなみに、看護師向けの雑誌である「Expert Nurse」には、
ちゃんとアリセプトの中止が載っている。→こちら

しかし、医学書には中止や中止基準の記載が無い。
「死ぬまでアリセプト」キャンペーンには、なんとNHKも加担している。

製薬マネーにまみれた医学界では森友学園以上のことが起きているのに
森友事件とは違って大手メデイアはほとんど報じない。

彼らも共犯者であるからだ。
広告費というお金の方が、認知症の人の尊厳より大切なのだ。

それにしても私のところには、こんな患者さんばかりが来られる。→こちら
認知症専門医もまったく罪の意識すら無いので、問題の根は深い。

もちろんアリセプト中止で劇的に認知症は良くなる。

この国の認知症医療は狂っている。






2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

私も、怖いです。
アリセプトだけでなく、脳に作用する薬を何の疑問もなく処方する医師によって、
薬剤性認知症患者、薬剤性精神病患者が大量生産されていく日本の将来が、見えます。
日本の将来が、壊されていく。
一人でも多くの人に、気づいてほしい。
どのようなクスリでも、服用する・させる以前に立ち止まって、考えてほしい。
そのクスリ、必要ですか?
その病気、クスリを飲めば治癒できるのですか?

Posted by 匿名 at 2017年03月16日 02:42 | 返信

医者の世界が複雑なのはわかるような気がしますが、
クスリに関しては2択しか、無いような気がする。
受診に来ただけで「患者」と呼ぶこと自体が???なのだけど
受診に来たヒトに対して、症状だけ聞いてその症状を抑える・緩和するクスリを処方して、その症状が消えない限りず~~~っと処方を続ける医者と、
受診に来たヒトの、症状、既往症、育った環境、仕事、家族関係、食事内容、睡眠時間、趣味、運動の頻度、喫煙歴、アルコール飲料の摂取歴、考え方の傾向、などなど、その「人となり」を知って生活環境改善を進言できる医者、
この2通りしか、無いと思う。
もちろん、後者の医者も、クスリを処方することはあるだろう。しかし、できるだけ少ない種類と量をできるだけ短い期間、処方するはずだ。なぜなら、クスリには必ず副作用があり、その副作用が怖いことを知っている賢明な良心ある医者だから。

製薬会社の「クスリをどんどん飲まそうとする活動」に対抗するには、賢明な良心ある医者達が連携する必要があるのではないですか?
医者というのは一匹オオカミが多いのでしょうが、クスリに対して長尾イズムに賛同できる医者の連盟を作っていただきたい。横の連携が必要だと思います。

エーザイのやってることは「犯罪」ですよ。エーザイは薬剤性認知症患者を大量生産している犯罪企業です。

Posted by 匿名 at 2017年03月16日 03:14 | 返信

介護老人保健施設、いわゆる「老健」というのは、医療費コミの施設です。すなわち、クスリ代金は老健持ちなので、クスリ代金をできるだけ安く抑えることが収益につながります。
老健は、自宅療養者を一時的に入所させてリハビリをやって症状改善したらまた自宅療養へ戻す、というのが「大義名分」なのですが、現実的に、80歳90歳という超高齢者がリハビリやって症状改善なんて珍しいわけです。また、家族も、本音は、施設で生活してくれれば有難いのだけれど、お金が無いと有料老人ホームは無理、特養は3年待ち、だから「大義名分」ゆえに空きがある老健を頼る。結果、一時的リハビリ施設という「大義名分」ゆえに、3ヶ月半年ごとに老健を転々とたらい回しにされている要介護者をたくさん作ることになる。

その老健にエーザイが無料でアリセプトを配布・・・・・
もう、これは、その老健入所者は人体実験材料に決まってます。
老健の施設長は、医者ですからね。
症状が悪化すれば「老健では無理だから(精神病院へ)入院させるしかない」と放り投げれば良い。
・・・精神病院が母体の老健もありますから、すべてお膳立てできていますね。
さぞかし裏金が動いていることでしょう。

Posted by 匿名 at 2017年03月16日 03:33 | 返信

これから日本社会の怪談が始まります。
老健というのは介護老人保健施設のことです。
老健の施設長は医者であり、老健の母体は病院です。
老健の母体である病院が精神科を持っている場合もあります。
また、老健の母体である病院そのものが精神病院である場合もあります。
現在の精神病院および精神科は、精神病患者を長期入院させることができなくなりました。ゆえに、精神病院および精神科はベッドを埋めるために長期入院患者が欲しくて仕方がない。ただでさえ、精神病院および精神科は認知症患者をターゲットにしている。

そこへ目を付けたのがエーザイ。
老健はリハビリのための一時入所施設。そこへノコノコやってきたちょっとだけトロクなっている老人にアリセプトをタダで飲ませる。
悪化すれば「元々の症状が悪化しました。老健ではお世話できません。どうしますか?」
家族は困りますよ。
そこで「ウチの関連病院に入院しますか? 良くなればまたここの老健に戻れますからね。」とささやく。
この状況で「家へ連れて帰ります」あるいは「他の病院を探します」って言える家族はまずいない。(そう言える家族なら、老健で処方されるクスリもチェックするはずだ。チェックしてアリセプト処方と聞けば、それは希望しません、と断固として言えるはずだ。)

かくして、ちょっとトロカッタだけの老人は、薬剤性認知症患者に仕立て上げられ、精神病院あるいは精神科の長期入院患者となる。死ぬまでアリセプト責め。アリセプトだけじゃない。ありとあらゆるクスリを試されるだろう。鉄格子の中でベッドに括り付けられてうつろな目で天井をながめながら死んでいくだろう。

老健の母体病院はホクホク顔。
エーザイも人体実験やり放題。
・・・・・ここまで計算してるんだ・・・・・
・・・・・・すっげぇ恐ろしいハナシ。ぞ~~~っとする。
怖いのは幽霊ではなくニンゲンだ。
ほんとに背筋が寒くなってきた。

Posted by 匿名 at 2017年03月16日 04:21 | 返信

いよいよ「大規模臨床試験」か・・・?

私が遭遇した1症例(アルツハイマー型認知症初期)でこれだけの問題が、アリセプト増量規定に準拠した投薬で生じています。
・落ち着きがなくなり、多動となる(徘徊) 
・食行動の異常が目立つようになり、食べ物の入ったままの器を重ねる 
・食べ物を手掴みで食べる、お箸やスプーンをまともに使えない     
・食べ物以外を口にする(異食) 
・廊下や部屋の床に放尿する 
・トイレ内では、便器ではなく床に放尿する
・枕や掛け布団を便器に突っ込む 
・弄便した汚れた手で部屋や廊下の壁を触り、便汚染を拡げる    
・他人の部屋に勝手に入る 
・声かけに従わず怒り出す
・裸のまま部屋から廊下に出てくる

提供を受けた施設で業務に支障が出たらどうするのだろう?
死者が出たらどうするのだろう?

Posted by YOSHIKI at 2017年03月16日 09:50 | 返信

ドネペジル(アリセプト)
適用・効能
軽から中程度のアルツハイマー型認知症(AD)の認知症症状の進行抑制に用いられる。ADの早期に使用することによって認知機能の一時的な改善をもたらす。ADの病態を治療したり、最終的に認知症が悪化することを防ぐ薬剤ではない。投与は最小用量から開始しなければならない。投与12週以降、臨床認知機能評価尺度の点数を改善する。数年以上の長期にわたる投与試験は行われておらず、現時点で長期投与の有効性についてのデータはない。これは、投薬対象人口が高齢であり、ランダムサンプルを用いた縦断的研究データ収集が難航しているからである。

Posted by ロモラオ at 2017年03月16日 11:21 | 返信

→ こちら 記事参照しました。
・・・・・
エーザイの内藤晴夫CEOは、抜本改革基本方針に新薬創出加算をゼロベースで見直すと盛り込まれた
ことに対し「グローバルにおいては、日本がイノベーションによって経済を成長させるということを
誰も信用しなくなる。それほど大きなことだ」と述べた。
・・・・・
民間一般人は「薬」でイノベーション・経済成長なんて、思いも寄らない話です。
誰も、とは誰を指すのか知りたいものです。

Posted by もも at 2017年03月16日 10:34 | 返信

ロモラオ様
ドネペジルの(症状を改善させたように見せるという)有効性についてはイギリスで検証試験が行われ、その結果、投与開始後1年以内ならば有効だが、1年以上の投与については改善が観察されないと結論付けられました。この結果を受け、イギリスの健康保険制度においては、アリセプトの1年を超える投与が保険対象外とされました。

Posted by 通行人 at 2017年03月18日 08:35 | 返信

認知症治療研究会の河野和彦先生達も、そう仰っていました。
ドジぺネルが効かなくなったら、ドジぺネルは服用せず、フェラル酸など、アルミニウムを中和させて体外の出す物質を服用した方が良いそうです。
アルミニウムを中和させる物質は「アルミニウム」をwkipediaで検索しますと他にも色々あるようです。

Posted by 匿名 at 2017年03月19日 06:16 | 返信

無料ですか。0円の携帯電話でもあるまいし。
「ただほど怖いものはない。」昔の人はいいこと言ってます。次の新薬が出たら、そこで使ってもらうつもりなのでしょうか?今のうちに市場をおさえちゃおうってか。

私が将来認知症になったら「お願いだからアリセプトだけは飲まさないで!」と子供に頼みました。
延命治療のように、認知症の治療についても早くから話し合っておく時代になってきたのでしょうか?

知識で武装しなければ、ボンヤリ歳はとれませんね。

Posted by yuri at 2017年03月22日 12:30 | 返信

無料で薬を配布して服用患者を増やそうなんて、ほんとにあくどい商法ですよ。
ヤクザ以下です。
犠牲者となるのは情報難民。
偏見に満ちているという批判もあるだろうが情報難民というのは、
低学歴、低収入、週刊誌を含めて書籍を読まない、インタネットで情報を得る習慣も能力も無い、「上のヒト」≒「役人、教師、医者、〇○師、××士」など専門職の言に盲従する。「△▽先生が言ったから」「◇◇さんに言われてね」等々、チカラのある人の言うとおりにする人たちがほとんど。
つまりは、自分で考える習慣も能力も無い。

要介護老人がやっと施設に入居・入所できて、本人も家族もほっとしてぜんぶ丸投げ。
どんな薬をどれだけ飲まされても、クスリについて尋ねることさえしない・できない。
特に老健と特養は、本人や家族がクスリについて質問したり注文をつけたり意見を言ったりすると、「そんなにご心配ならご自宅でお世話なさればいいでしょ?」と開き直る。
「施設に入れたいのなら注文をつけるな!!! 施設医師のやりたいようにやらせろ!!!」=「あんたたちは人体実験材料なんだよ!!」
だから、いつまでたっても「家族介護がサイコー」の日本社会なのだ。そして、健常な家族が老人と共倒れていく。ますます繁盛するのが医療産業。

Posted by 匿名 at 2017年03月24日 02:51 | 返信

「まちがいだらけの日本の医療。告白します、僕は多くの認知症患者を殺しました」現代書林刊の著者
コウノメソッド実践医の石黒伸先生が、週刊誌の女性自身4月11日号p54~55に「アリセプト、メマリー...医師の”無恥商法”が患者の「死」を誘発する」「認知症薬は飲みすぎが9割」と題して記事をお書きになっています。¥400.
いよいよ、コウノメソッド実践医が大衆の週刊誌で訴える時代になりましたね。
お医者さんが皆、長尾先生みたいに週刊誌で訴えるようになりました。
お年寄りの集まりに行くと薬の話で持ち切りです。

Posted by 匿名 at 2017年03月29日 07:06 | 返信

コメントする

                                               

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • 長尾クリニック
  • Dr.和と一緒に仕事をしませんか?
  • 長尾クリニックメールマガジン まだまだ知らないDr.和情報がてんこもり!
  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ

  • 尼崎市の訪問看護ステーション

  • ケアマネセンターながお

  • 一般社団法人日本尊厳死協会関西支部