- << 介護施設にアリセプトを無料提供?
- HOME
- 立谷秀清の「花は咲く」 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
在宅医療が医療のメインロードになる時代はすぐそこに
2017年03月17日(金)
お気楽にお話した内容がそのまま記録されている。
今後、外来患者さんは減り、在宅患者さんは増える。
治す医療は減り、支える医療が増える。
在宅医療は当たり前で、地域包括ケアに参画するかしないかが焦点。
参画しない病院や診療所は自然淘汰される。
その流れは、多死社会のピークである2040年まで確実に続き
今後23年間、年々加速する。
ただそれだけ。
人類史上誰も経験した事が無い超高齢多死社会で医療をするということは
そういうことであり、それ以上でもそれ以下でもない。
嫌な人は高齢化率7%以下の発展途上国に行けばいいだけ。
そこには治す医療が溢れていて、とってもやりがいがある。
- << 介護施設にアリセプトを無料提供?
- HOME
- 立谷秀清の「花は咲く」 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
在宅医療が医療のメインロードになる時代
はすぐそこに ・・・・・・・ を読んで
高齢化社会・多死社会に突入したいま、
病院は病を治すところであり、人を看取る
場所ではないこと。 そして、国が入院患者
を退院させて地域に帰そうとして提唱して
いる “地域支援” ・ “地域包括ケア” の流れ
から言って、今後 “在宅医療が医療の主流”
となることは必然の流れと思います。
ではありますが、ひと昔前の日本の社会なら
いざ知らず、現在の日本の “家庭” や “地域”
にそれを受け入れるだけの “介護力” や
“介助力” が残っているのか? が気になり
ます。
“世代間の断絶” ・ “核家族” ・ “独居高齢者” が
増加している現在、 “在宅医療” の前提である
“地域で支える地域包括ケアシステム:家族や
地域の余力(介護力・介助力)” が残っている
のでしょうか? とても不安に感じています。
Posted by 小林 文夫 at 2017年03月17日 01:21 | 返信
3月11日12日に神戸ANAクラウンプラザホテルで開催された(社団)介護支援専門員協会第16回研究大会で、京都府渡辺西加茂診療所居宅介護支援事業所の主任介護心専門員の佐野明美様の「家族が認知症になって感じたこと~家族としての思いとケアマネジャーの視点」はとても共感しました。
「考察」
おなじ「怒ってはだめ」のアドバイスでも反発の気持ちが生まれるのと素直に聞けるという違いはなぜか。バイステックの「ケースワークの原則」の中に「受け止める」と「一方的に避難しない」を中心に考察をする。
怒ってはだめ、ちゃんとしてあげて、の言葉の中には、家族なのだから介護するのが当然、あなたにはできていない、という非難の気持ちが見える。相手のことを思って発した言葉でも混乱と後悔の気持ちの中にいる介護者は、自分が避難されている、受け入れてもらっていないと感じ傷ついてしまう。あるがままの姿を受け入れ理解すること(受け止める、受容)、こちらの価値基準で相手を勝手に評価しないこと(一方的に避難しない、非審判的態度)で、相手の心が開き信頼関係が生まれる。同じ経験をした人のアドバイスが素直に聞けたのは、受け止める、避難しない、の気持ちが意識せずに相手に伝わっていたのだと思う。
「結論」
家族もまた大きな不安の中にいることを私達援助者は理解し、たとえ同じ経験をしていなくても、受け止める、非難しない、ということを意識的に常に常に念頭に置き関わることによって家族が前向きに介護に向き合うことができ、認知症の方の尊厳を大切にし、自己決定を尊重する生活を支えることができると考える。
「文献」
F.p.バイステック著
尾崎新 福田俊子 原田和幸 訳
ケースワークの原則(新訳版)
援助関係を形成する技法
信誠書房
~~~~~~
私はこの佐野明美様の報告が心に沁みました。
在宅介護を推進しても、施設介護も尊重しなければいけないし、介護離職せざる負えない家族もいれば、仕事と介護を両立できる家族もいると思います。お互いに学び合うという事が大切だと思います。
Posted by 大谷佳子 at 2017年03月18日 04:08 | 返信
佐野明美様の論文を引用させて頂きながら、「非難」を「避難」と間違えて打ち込んでいました。
訂正してお詫び申し上げます。
それから「介護離職せざる負えない」は「介護離職せざるを得ない」でした。
Posted by 大谷佳子 at 2017年03月19日 08:56 | 返信
バイステックの著書を本当に読んでいる人は、どれだけいるのでしょうか?バイステックの7つの原則を使ってはいけない対象者を理解している人は、どれだけいるのでしょうか?そもそもバイステックって、どんな人か理解している人は、どれだけいるのでしょうか?
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2017年03月19日 07:38 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: