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核と化学兵器

2017年04月07日(金)

アジアにおいては、北朝鮮はミサイル発射と核実験。
中東においては、シリア内戦で化学兵器が使われた。
世界は核と化学兵器で大混乱に陥ろうとしている?
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シリアといえば、2週間前に滞在したキプロス島の目と鼻の先だ。
夢のような話だが、現実として受け止めないといけない。→こちら

サリンを吸った子供たちが痙攣している映像をTVで観て心が痛んだ。
なんでこうなるのか?は難しい話だが、無関心ではいけない、と思う。

アメリカとロシアが鍵を握っている。
日本はアメリカのトランプさん次第である。

そのトランプさんが、さきほど、いきなりカードを切った。
トマホークによるシリア爆撃・・・

ああ、やっちゃた。
パンドラの箱が開けられた。

一方、サンクトペテルブルグで起きたIS国の自爆テロの惨状だ。
大阪市とサンクトペテルブルグ市はたしか姉妹都市だったような。

であればなおさら、助けないといけないのだろうがどうすればいいのか。
シリア内戦の犠牲者に対しても、日本からなにかできることはないのか。

先日、シリアからの避難民を支援している若き日本人夫婦のドキュメンタリーを
観てとても感動したが、たとえばそうした勇敢な日本人を応援することも一法か。

メデイアには『日本人として今、何ができるのか」そして
「日本人は今後どんな心構えが必要か」を専門家を通じて伝えて欲しい。

日本は、国際的にはアメリカの属国として扱われることを安倍政権が決定している。
私は戦後70年経過し真の意味での独立した中立の立場を貫くべきと考えるのだが。

それにしても、戦争はいけない。
日本は絶対に戦争に加担しないで「和合」の道を説くことが大きな使命だと考える。

歴史的に見れば今日という日は大きな転換点になるのだろう。
人と人が殺し合う行為に日本人は絶対に加担してはいけない。

そんな世界情勢のなかでの、医療と介護、そして終末期医療議論。
国内だけでなく、海外にも目を向けながらの議論となるのだろう。

今年は、国内も世界も大きく動きそうな予感がしてならない。
そうならないことを祈りながらやっと7分咲きの桜を楽しむ。


「明日ありと、思う心の仇桜
 夜半に嵐の吹かぬものかは」 親鸞さん9歳時の作品

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この記事へのコメント

核と化学兵器 ・・・・・・・ を読んで

トマホークによるシリア攻撃 ・・・・・・・・
ああ、やっちゃた! (長尾先生の感想)
とうとうやったか?!(私の第一印象)
ちょっとした感覚に違いはありそうですが、
トランプ大統領のアグレッシブさと危うさに、
共にある種の危機感を感じていたことは共通
しているようです。
ですが、ちょっと引いて考えてみると、たかだ
か200年ちょっとの歴史しかない国とはい
え、自由主義を標榜し、そして “民主主義” を
標榜しているアメリカが、大統領一人の意志
だけで他国にミサイルを撃ち込めるものなので
しょうか???
 
実際にミサイルが発射されるまでには、軍の上
層部から現地の実行部隊長まで何人もの指揮官
の了解を重ねる必要があると思います。
また、先制攻撃を受けて、正当防衛として反射
的に反撃を試みたようでもないので、今回のミ
サイル攻撃は議会の承認の下で行われたものと
思われます。

それ程までにアメリカは、国としてシリア情勢
に危機感を募らせていたということなのでしょう。
それとも、大統領が一旦決断して攻撃命令を発し
たら、軍組織も議会も裁判所も、誰れもそれを止
めることは出来ないのでしょうか?
自由主義とは?! 民主主義とは?! そんなに
脆い欠陥だらけのシステムなのでしょうか?

もし、システムの欠陥が今回のミサイル攻撃の真
相だとしたら、N国への核攻撃も可能性が皆無と
は言えない恐怖を感じます。
本当のところはどうなんでしょうか???
どなたか、解説して戴けないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

Posted by 小林 文夫 at 2017年04月07日 05:31 | 返信

いのちと戦争について、多くの医療関係者は沈黙し、空気を読み、風に従います。
せいぜい、「もちは餅屋」「専門家」にゆだねるだけです。
トランプは、「化学兵器」工場を発見することに失敗し、対象基地内には保管場所がないことに安心。
そのうえで、議会の事前承認を飛ばし、プーチンと習金平に事前通知(アベは無視)したうえで、
ゴーサインを出したのです。
シリアで取材してきたジャーナリストは、喜んでいるのは米ロの軍需マフィアだと言っています。
トランプは国内の手詰まりを打開し、軍需産業の雇用増を手に。
ブッシュがはじめたイラク侵略を、小泉が無条件に支持したように、いままた、アベがトランプの太刀持ちに。

ツイッター王が、反トランプのツイッター投稿者の個人情報を開示するよう、「大統領令」!?
日本でも、首領様に刃向かった「尊皇愛国者」を、「世界のまん中で輝く日本」の国会に喚問しましたね。

元警察官僚の自民議員が、「この法律」が通れば、犯罪の臭いを選別するために、
一般国民の電話、スマホなどからの情報収集(盗聴・記録)ができる、
チャンスは今をおいてない、と熱弁をふるっていました。
そう、今、国会に提出された、あの法案です。
米軍横田基地でアベのケイタイが日夜盗聴されているように。

Posted by ,鍵山いさお at 2017年04月09日 01:45 | 返信

国連難民高等弁務官事務所 United Nation High Commissioner for Refugees(略称UNHCR)
に月2000円カンパしているのですけど、いつ辞めようかと思いながらダラダラ続けています。
私はシリアのアサドとかいう人がきらい、ロシアのプーチンも嫌い、北朝鮮のキムジョンウンも嫌いです。
ですから、シリアの軍事基地だけの攻撃ならいいかなって思います。
でも反政府団体へのサリン攻撃は、本当にアサド政権がやったのかなって疑問です。
なにせ、我が愛する祖国のご先祖様が中国大陸で、散々謀略の限りを尽くした過去がありますからね。
1928年;張作霖爆殺事件
1931年;柳条湖事件、関東軍の謀略によって満州事件の発端になった。
1937年;盧溝橋事件、
これらの事件の後に、中国全土で学生の蜂起が起きて五.四運動が起きて革命のうねりになっていくのですからね。
そう思うとトランプさまのトマホーク攻撃もこれから勝利する運命なのか、敗北する運命なのか、私には、わかりません。

Posted by 匿名 at 2017年04月10日 08:54 | 返信

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