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縁(えにし)の会2017

2017年04月16日(日)

毎年、忙しくてもこの会だけには参加している。
知らないことらだけでとても勉強になるからだ。
今年も感動しながら、少しだけ賢くなった。
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懇親会では、主催者の大熊由紀子さんやあおいケアの加藤さんとお話した。
医師の参加者は10名もいなかったが、もったいないなあ、といつも思う。

当事者研究という治療法がどうして有効なのか、
障害者の収容施設の是非など、いろんな意見が出た。

加藤さんは、「ケア」の本質を語ったが、
実に凄い内容だった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


第1部 「濃縮シンポ/精神医療革命3つの嵐」 13:05〜14:20◆プレスセンターホール <登壇者> ◆山の上の精神病院をなくしてしまった  御荘診療所の  長野  敏宏さん ◆当事者研究で世界的に注目される「べてるの家」の  向谷地  生良さん   ◆フィンランド発のオープンダイアローグ  を広める筑波大教授  斎藤  環さん

<コーディネーター> ◇「べてる」や「当事者研究」をメジャーにしたカリスマ編集者 白石正明さん ◇ライター&フォトグラファー  神保康子さん

第2部 「立体シンポ/医療安全〜~正直文化、質の文化に挑戦する人々」 14:50〜16:15◆プレスセンターホール <登壇者> ◆医療安全の第一人者、名古屋大病院副院長&医療の質・安全管理部教授の  長尾  能雅さん ◆千葉県がんセンター事故の教訓を、県立病院すべてに広げる病院局長の  矢島  鉄也さん ◆あの群大病院で医療安全に奮闘する医療の質・安全管理部長の  永井  弥生さん ◆日本医療安全調査機構を率いる常務理事の  木村  壮介さん ◆聴こえない身で医療を受ける不安を訴える「がんば聾(ろう)チーム」代表の  皆川  明子さん ◆ミスをしたナースと魂のふれあいを続ける遺族  永井  裕之さん ◆事故を起こした罪悪感、そして、謝る機会を失って苦しむナース  髙山  詩穂さん ◆医療者と患者家族をつなぐ「架け橋」の理事長  豊田  郁子さん ◆事故遺族から中医協委員になって活躍した  勝村  久司さん ◆日本医師会の医療安全担当常任理事の  今村  定臣さん   ◆厚生労働省医政局長の  神田  裕二さん

<コーディネーター> ◇NHKのアナウンサー⇒医療的ケアが必要なこどもたちのハウスマネージャー 内多勝康さん

第3部 「飛び入り歓迎シンポ・福祉人材と利用者の夢~やまゆり園事件、有料老人ホーム殺人事件から考える~」 17:30〜20:30◆イイノカンファレンスセンターRoomA <登壇者> ◆「やまゆり園」から「まちなかのグループホームへどうぞ」と提言する   同愛会理事長  高山  和彦さん ◆「介護男子スタディーズ」を創設、事件の直後、特養の塀を壊して地域に開放した  馬場  拓也さん ◆「ひきこもり」を「はたらきもん」にしてしまう「テキトー」の型破りソーシャルワーカー野々村光子さん ◆「面」で福祉人材を育てる京都の特別養護老人ホーム 同和園  常務理事  橋本  武也さん

<コーディネーター> ◇NHKのエグゼクティブディレクター⇒ビデオニュース・ドットコム  迫田朋子さん

総合司会: ◇ケアマネージャー 小岩ゆみえさん ◇医療ソーシャルワーカー  大竹茜さん   ◇医療ソーシャルワーカー  高岡良江さん       ◇コピーライター 藤原なおみさん

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この記事へのコメント

縁の会 とは素敵なネーミングです。
人は永遠に、心の奥底で「愛」を求めて生きる。そして
その道筋・道すがらに「御縁」があって、そこに
幾ばくかの愛情や友情や、親近感を感じながら、
暖かみを味わい、そして又、真の愛 を探して生きる。
「無償の愛」が血縁に依るもの、とは限らない。むしろ
血縁であるがための難しさが、はらんでいるのが世の恒
であるような気もします。どうやら、
「愛」とは、他者によって得られるものではないようです。
自身の心の中に、その土壌を耕すことができて、芽吹くのを
待ち受けられるのか否か..。
ちょっと、おセンチな文になりましたが、随分以前に録画して
いた番組SONGS に聞き入って、偶然に、I Love You を
歌うアーティスト二人の歌声に聞き惚れて、ふと、こんな
雑感を思ったりしました。「縁・えにし」という言葉が、
繊細で優しい、Dr.Nagao に、お似あいです。

Posted by もも at 2017年04月17日 02:46 | 返信

補足:
>毎年、忙しくてもこの会だけには参加している。
>知らないことらだけでとても勉強になるからだ。
>今年も感動しながら、少しだけ賢くなった。
こう書いていらっしゃる長尾先生の文章に、弾んだ明るい気持ち、
愛情を感じたのです。控えめに謙虚なトーンであるのは、多くの参加者
パネリストの方々が多才に、愛情溢れる会合であるから。
シンポジウムで発表する題材・肩書を読むと、様々な職種からの視点で
福祉・医療・精神 に携わる、つまりは「人間愛」を日々の生業として
務めておられる方々の会合、縁(えにし)の会 でいらっしゃると、
そう思った時に、それは、皆様が心の中に I Love You を常に称えて
いらっしゃるという、そんな印象を書いた先の文章です。

Posted by もも at 2017年04月17日 08:30 | 返信

父が脳梗塞で倒れ、「リハビリしやすくなるため」という医者の助言に納得し、家族同意で『胃ろう』増設しました。H26 8月です。
リハビリ病院ではゼリーが食べられる様になりました。しかし、期限が来て、その後は施設でお世話になっております。
現在、左麻痺ですが、意識もしっかりしております。 歌もうたえます。咳払いも出来ます。おしゃべりも出来ます。

本人は、「どうしても食べたいのでお願いします」と訴えているのですが、キーパーソンである姉たちや施設側が「内科の先生がダメと言うので食べてはいけません」という考え方。

私は、『胃ろうという選択…』の本も読ませて頂きました。胃ろうの選択は間違いではなかったと思っています。父の今は、ハッピーな胃ろうです。
嚥下訓練に繋がっていないのが、辛いのです。

施設入所後、施設の歯科医と大学病院の連携で、VE検査をして頂きました。お粥はむせましだか、ゼリー、デラウェア(ぶどう)は食べられました。
しかし、今後、訓練は?費用は?などのことが、何の説明もないまま、現在に至っています。

私と父の間では、本音の話をします。
「充分良い人生だった。このままでは辛い。
誤嚥性肺炎で苦しんでもいいから、なんとか食べたい、ゼリーが食べられたのだから、その続きの訓練がしたい」と。
私は、「食べること」をさせたいのではなく、
「父の食べたい気持ちを汲んで、家族、施設、医者が協力して嚥下訓練が出来れば父の人生が納得いくものになるのでは?」という考え方です。

父が、施設の看護師や内科医に訴えても「誤嚥性肺炎になるから絶対に食べてはいけません」
「他の事に目を向けていきましょうよ」と、言われます。
私が、姉たちに訴えても、「施設に頭を下げて父の事を頼んであるのだから、施設に迷惑になるからやめて、父だって食べたいなんて言ってないよ!
そんなに言うなら、あなたが費用を出しなさい!」と、姉妹の縁を切る様な口調です。
父の一番の願いは子供たちが仲良くしていくこと。だから、姉たちにはわざわざ食べたいという話はしないのだとおもいます。

ケアマネさんの名前を姉に聞いても嫌がられます。
施設内のケアマネさんだとしたら、やはり「医者がダメと言うので…」と言われておしまいでしょうか?
どこへ父の願いを訴えれば良いのか、お知恵を頂きたいです。

Posted by パリ at 2017年04月17日 10:54 | 返信

現在、左麻痺ですが、意識もしっかりしております。 歌もうたえます。咳払いも出来ます。おしゃべりも出来ます。
つまりは、御父上は意思表示能力がある、ということですね。
でも、食べたい、食べるリハビリをやりたい、という意思は、パリさんだけにしか言わないのですか?
察するに、御父上は、現在の施設の「傾向」を感じ取っておられるのでしょうね。
食べたい、食べるリハビリをしたい、と言うと、この施設に居づらくなる、と。

私の場合は他に家族がいないので、すべて私が決め私が責任を負う立ち場です。
私なら、嚥下リハビリに積極的な病院か施設へ移動させます。
http://www.kao.co.jp/rd/healthcare/activity/healthcare16_04.html
たとえば上記のような看護師さんが働いている施設もあるようです。
特定医療法人社団三思会 東名厚木病院をネットで検索して、
摂食・嚥下リハビリを推進している小山珠美看護師さんの記事を読んだのですが、実は現在、父が食べれるのに食べさせてもらえない状態で困っています、あまり遠方では困るのですが、嚥下リハビリに積極的な病院か施設をご紹介いただけませんか?・・・などなど、ご相談されてみてはいかがですか? 
その上で、良い方向性が見つかったら、姉上様にお話なさってみては?

匿名からパリへの返信 at 2017年04月19日 03:21 | 返信

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