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憲法記念日に小尻記者に祈る
2017年05月04日(木)
昨日は、朝日新聞阪神支局が襲撃され日で小尻記者の命日でもあった。
あれから30年。
言論の自由が護られることを小尻記者の霊前で真剣に祈った。
あれから30年。
言論の自由が護られることを小尻記者の霊前で真剣に祈った。
襲撃事件の映像→こちら
「記憶伝える資料室、生々しい傷痕 阪神支局襲撃30年」
【パノラマ写真】朝日新聞襲撃事件資料室を歩く=西村悠輔撮影 →こちら
襲撃事件からもう30年経つので
忘れら去られているのかもしれない・・・
そう思い朝日新聞阪神支局を訪ねた。
予想に反して、たくさんの人がいた。
折しも共謀罪が強行採決されようとしているこのタイミング。
憲法改正が現実味を帯びてきた中で迎える憲法記念日である。
それにしても・・・
小尻記者の命日と憲法記念日が同じであることは強い因縁。
朝日新聞阪神支局の1階入口は、小尻記者の慰霊スペースに
なっていたが、まるで「言論の自由」の聖地のように感じた。
2階で仕事している記者さんたちはみんな緊張気味。
3階では、貴重な写真や資料などが展示されていた。
阪神支局の周囲20mと内部の空気は、ピンと張りつめていた。
それは「言論の自由」が大きな危機に瀕しているからであろう。
3階で繰り返し流されているテレビ映像を観たが、
小尻記者のご両親が登場する場面でジーンときた。
私もいろんなことを様々なメデイアに書いている。
この過激な(そう言われる)ブログもそのひとつ。
それが気に入らないからと、命を奪ったり、逮捕拘留されるような
世の中を想像すると、発信することが怖くなる。
しかし誰かが発信しないと、世の中はヘンな方向に行く可能性が高まる。
報道や発信の意義をあらためて確認した午後となった。
私は朝日新聞アピタルの執筆者で今も朝日新聞社と関わりがある、いわば内部の人間だ。
しかし朝日新聞に私の悪口を書く、正直困った記者もいるが、仕方が無いと諦めている。
しかし小尻記者のように真面目で骨太な記者さんもいっぱいることも、よく知っている。
朝日新聞の悪口ばかり言う人もいるが立派なスクープ記事も沢山あることを評価すべき。
こんな時代だからこそ、朝日新聞も存在意義がある、とあらためて思った。
小尻記者の死を無駄にせず気概をもった報道を続けて欲しい。
私は、10年近く前から産経新聞にも連載を持っている。
産経は産経で素晴らしい新聞社で毎日、拝読して楽しい。
この日本で朝日と産経の両方に連載している人はまずいない。
それでいいし、産経さんから何か言われたことは一度も無い。
言論とは多様性の中から、それぞれが価値観を見出す作業ではないのか。
阪神支局は、有名な「つどい場さくらちゃん」と目と鼻の先にある。
その後は、さくらちゃんの理事会、そして深夜まで川本健太郎夫妻の結婚祝賀会。
ダイエットしようと企んでいたが、飲んで食べて、また振り出しに。
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この記事へのコメント
私も最近になって、阪神西宮駅の東に朝日新聞阪神支局があるのだと、気が付きました。
いつも手を合わせて、ご冥福と「どうか世界中の人達の人権と自由と平和を守って下さい」とお祈りします。
小尻記者も、乾記者も悪い事はしていないのに、突然散弾銃で撃ち殺したり、重症の怪我を負わせて、「勝った、勝利した」と言うのは卑怯です。
小尻記者の書かれた何の記事が気に入らなかったのでしょう?
小尻記者の記事を読んでいなかったのでわからないのですけど、小尻記者の記事が間違っているのなら、反論すればよい事ですのに。
長尾先生も気を付けて下さい。何がどこの誰を怒らしているのか分かりません。
太く長く生きて下さい。
Posted by 大谷佳子 at 2017年05月04日 08:21 | 返信
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