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抗認知症薬の増量規定撤廃が周知されていない

2017年05月15日(月)

昨年6月1日に私たちの活動が実り、「抗認知症薬の増量規定」は撤廃された。
しかし医療現場やレセプト審査の現場には、まだ周知されていない。
先日、アリセプト3mg投与が査定されたのだが、本当に悲しい。
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アリセプト3mgX30日分が、まだ査定されている。→こちら

国からの通達を完全に無視した査定である。→こちら

いまだに現場には周知されていないことが現実。
大手新聞は決して詳しく報じない不都合な真実。

国会ではこんな議論がされているのに。→こちら
アリセプト1mg錠が議論されている。


一方、末期がんの人へのオピオイド投与も査定されるは→こちら
レセプト審査と法律が見事に解離している。

大西睦子先生も月刊集中に医療用麻薬の啓発記事→こちら
を書いてくれているのに、なんていうことだ・・・



認知症の人の尊厳を謳う一方、増量規定を強要し
がんの在宅療養を謳う一方、緩和医療は認めない。

また本人意思の尊重を謳う一方、
リビングウイル啓発は認めない。→こちら


国民皆保険制度は末期症状にきている。

社会保障政策のガバナンスがかなり欠如していることに、
ただただ、悲しい。

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この記事へのコメント

認知症の人の尊厳を謳う一方、増量規定を強要し
がんの在宅療養を謳う一方、緩和医療は認めない。
また本人意思の尊重を謳う一方、
リビングウイル啓発は認めない。

つまりは、右と左、プラスとマイナス、白と黒、肯定しつつ否定して両方の勢力に愛嬌を振りまいている。
あっちにもこっちにもイイ顔して、選挙の時の票集めを計算しているのかな。

Posted by 匿名 at 2017年05月18日 02:16 | 返信

私の母は、レミニールを規定通り増量服用させられて寝たきりにさせられた。
特養の施設医師を信用した私が愚かだった。
クスリの変更や増量は必ず事前に連絡してほしいと、しつこく念押ししておいたのに、あの医者は黙って増量した。処方箋は2か月後にならないと届かないシステム。

3年以上経過した今、私は、母にはクスリは必要なかったと、自信を持って言える。
母に必要だったのは、穏やかな日常生活でありゆったりした時間だった。
なぜそう断言できるのか。
私自身が、母亡きあと、一人で父と対峙せざるを得ない状況に追い込まれて、
まるでフラッシュバックのように母の気持ちが手に取るようにわかるからだ。
これだけ自分勝手で、これだけ自分本位で、これだけ我儘で、これだけ図々しい男の世話を、24時間365日「家族だから」という理由で押し付けられたら、誰だって脳に傷を負う。
何十年も、毎日毎日自分を押し殺して偏桃体に傷を作り続けて、修復不可能になっていくのだ。
クスリで治るわけ、無い。
認知症の原因は、生活環境、食事内容、家族関係であります。

Posted by 匿名 at 2017年05月18日 02:44 | 返信

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