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藤田和子さん「認知症とともに暮らす」
2017年06月08日(木)
若年性アルツハイマー型認知症の当事者であるとともに
日本認知症ワーキンググループ(JDWG)共同代表である藤田和子氏
の「認知症とともに暮らす」というお話を今、すぐ横で聞いている。
日本認知症ワーキンググループ(JDWG)共同代表である藤田和子氏
の「認知症とともに暮らす」というお話を今、すぐ横で聞いている。
藤田さんのお話は5月の京都での国際学会でも拝聴したのだが、
今日は10数名のべ勉強会なのですぐ横でゆっくい聞いている。
藤田さんはさんは1961年生まれの55歳。
2007年、45歳の時にアルツハイマー病と診断された。
看護師の仕事をしていたが自分でも「おかしいな」と思うことが増えてきた。
・朝食で食べたコーヒゼリーのことを全く思い出せない
・約束したことをひ頻繁に忘れる
・不眠、頭痛、易疲労感が続く、などの症状が現れる。
最初の1年は、「自分は勤務している病院に迷惑をかける存在」と悩み苦しみ退職。
しかし医師の「一緒に頑張りましょう」という言葉に勇気づけられたという。
1 認知症への偏見が生きる力を蝕んでいる
2 「本人抜き」はおおかしい、よりよく生きる生きる支援が生まれない
3 本人に役にたつ情報や支援がない
4 自分から声をあげないとわかってもらえない
若年性認知症問題に取り組む会「クローバー」を、2010年に地元、鳥取で立ちあげた。
2014年には日本認知症ワーキンググループ(JDWG)を立ちあげた。
2016年には、厚生労働大臣に「当事者からの」提案をして、新オレンジプランに採択。
藤田さんたちの活動、特に「本人ミーテイング」を通じて、
今、各地で様様な動きが生まれている現状を、お話された。
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藤田さんは明るく、穏やかで、前向きな素敵な女性だ。
早期診断はいいとして、早期絶望の現状はダメ。
全国各地で「本人ミーテイング」を通じて、認知症の正しい啓発が広がって欲しい。
もちろん私も喜んでパートナーになる。
藤田さんの著書「認知症になってもだい大丈夫」を多くの人に読んで欲しい。
そして、「日本認知症ワーキンググループのHP」も多くの人に覗いて欲しい。
読売新聞の記事。→こちら
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