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LW・AD・DNAR・ACPの違い

2017年06月09日(金)

6月20日(火)夜、 ”尼から連携の会”という主にケアマネさん対象の勉強会で
「意思決定支援プロセス ~LW・AD・DNAR・ACPの違いについて~」  
について講演することになった。地域限定ではあるが、興味のある方はどうぞ。
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6月20日(火) 尼から連携の会 →こちら

18:30~
「看護小規模多機能居宅介護」ってどう使うの?
  総合在宅ケアサービスセンター武庫之荘
  所長 小野 睦美氏

19:20~
「意思決定支援プロセス 
  ~LW・AD・DNAR・ACPの違いについて~」     
  長尾クリニック 院長  長尾 和宏氏


実は、この演題で講演するのは初めてだ。
できるだけわかり易い解説をするつもり。

尼崎ケアマネ協会の会長は当法人のケアマネである。
全国のケアマネさんには、意思決定支援まで踏みこんで欲しい。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@

「日本介護支援協会ニュース」というケアマネさん向けの雑誌がある。

その雑誌の夏号から「ケママネさん、がんばって!」という連載をすることになった。

これからも様々な媒体で、全国のケアマネさんにエールを送りたい。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@

今週末は、静岡で講演するので
お近くの人は遊びに来てください。→こちら


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

私の父は老人ホームに居るが、父の意思はすでに決定し文字化もしている。
「自分で自分の尻を拭けなくなったら生きていても仕方がない」が基本である。
「痛いのは困るが痛くさえなければ放っておいてほしい」
「導尿も点滴もイヤ」
「管をぶら下げて死にたくない」
彼のこういった意思は何十年来、変わっていない。

今、ようやく、「平穏死」できそうな環境にたどりついている。

しかし、私は不安なのだ。
90歳の父が突然、「死ぬのは嫌だ、どんなことをしてでも生かしてくれ!!!」
と言い始めるかもしれない、と。

父は呆けている。
呆けている、といっても、たまに来る知人や初めて父に接する初心者の介護職員などは、簡単に騙される。父のボケを見抜けないのだ。父は、取り繕いがものすごく上手なのだ。

その父が、「死にたくない、食べれないと死ぬから管でもいいから栄養を入れてくれ」と言い出したら、私はどうすればいいのだろう。
私は経管栄養施術に反対する。
しかし、周囲の人たちはどのように思うのだろう。

長年にわたって平穏死を願い続け、日本尊厳死協会にも登録している90歳を越えた半呆け老人が
「死にたくない、何でもいいから生かせてくれ」と言い出したら、
経管栄養にするべきでしょうか?

私は反対しますけど。
すると私は親殺しになるのでしょうか?

Posted by 匿名 at 2017年06月10日 02:20 | 返信

もちろん、お父様の望みどおりに 進むことが正しいのだと思います。お父様に寄添い、感じとった想いのとおりにされる事が お父様の生き方、あなたの選ぶ最高の道だと信じてやみません。
誰に遠慮する必要があるのでしょう。
お別れの時は普通に来ると思います。迷わず、ご自分がお父様にとって一番の望みであろう方向に向かっていかれるのが後悔なく進めるのではないでしょうか。

私の通った道と全く同じ状況ではなく、気掛かりな事が色々お有りだと思います。
勝手なこと 言いましたが、私の感じた事を書かせていただきました。

Posted by 父を看取った幸せ者 at 2017年06月11日 06:19 | 返信

父を看取った幸せ者さんへ

「本人の望み」が、死を目前にしてそれまでと180度変化しても、かつ、
家族としての私の判断が、その時点で180度逆であっても、
90歳を越えた半呆け老人の「言葉としての望み」に従うべきだと
おっしゃりたいのでしょうか?

父は、すでに、物事の判断能力が衰えています。
もし、土壇場で、父の「言葉としての望み」に従った場合、
管が外れないように管を引き抜かないように
また、胃婁装置そのものを引き抜いてしまう可能性もあるので、
身体拘束する必要が出てきます。
さもなければ、24時間365日だれかがベッドの傍らにへばりついて監視していなければなりません。

私は、たとえ親殺しと言われても、「私は同意できません」を選びます。

私の場合には、実父の特殊な人格に長年悩まされてきました。それでも、亡き祖母と亡き母が、息子として夫として大切に育て上げた人ですので、私自身の感情抜きに、家族としてやるべきことをやってきました。
最期の土壇場くらい、自立しておだやかに旅立ってほしいです。

・・・デモ、ドタバタありそうなんですよ。実父はいわゆるマニュピレーターというタイプなので、周囲の人心を操ることに長けている。彼に操られて彼の嘘を信じる人が多い中で、私は彼の嘘を見抜いているから、実父は私を操ることができないから苛立っている。
ある意味、サイコパスのような性格の持ち主です。

父を看取った幸せ者さん、コメントくださってありがとう。
私の気持ちは決まりました。
私は、私の意思で動きます。
本人が何を言おうとも私はこれまで通り、管をつけない、余計な医療行為をしない、痛みの除去は希望する、方針を主張し続けます。
・・・・・困るのは医者かな?

Posted by 匿名 at 2017年06月11日 02:18 | 返信

尚更、お父様の一番の理解者があなたの様な気がします。
お父様と穏やかな時間を過ごせること祈っています。
こちらこそ、ありがとうございます。

Posted by 父を看取った幸せ者 at 2017年06月14日 09:54 | 返信

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