16:30分の羽田発・高松行きのＡＮＡに乗った。
少し奮発しプレミアムクラスの１Ｋを予約した。

羽田から四国九州方面に乗る時は必ず、Ｋ席をリクエストすることに決めている。
琵琶湖、福井、能登半島、加古川・姫路、そして瀬戸内海の島々が見えるからだ。

陸上から見る景色と何千メートルから見下ろす景色はまったくスケールが違う。
特に今日は中部までは快晴で関西は積乱雲、そして高松は曇りという千載一遇の天候。

私は陸上の景色だけでなく、いろんな雲の形を見ることが大好きなので今日のように
波乱万丈の雲を眼下に眺めながら、シャンパンを飲むことが、数少ない楽しみである。

ヘッドホーンからは、桑田さんゃＴＵＢＥの８０年代の懐かしい夏の曲が流れてくる。
新妻聖子さんの新曲「天地（あめつち）の声」やスガシカオさんの『雨ノチ晴レ」等。

そして福岡伸一氏の「動的平衡　改訂版」を暗記するくらい何度も読み返してみる。

正直、たまらん。

これ以上の至福の時間は無い。

空から見る琵琶湖は丸く三方五胡や丹後半島はは芸術作品そのもの。
そして、瀬戸内海の小島を眺めているとあにめアニメに見えてくる。

おそらく４０分間くらい飛行機の窓に額をくっつけていただろう。
まるで小学生のように・・・・



果たして１００分遅れで、ソバハニ氏の出版記念パーテイに無事入れた。
１２０分の宴会なのであと２０分しかなく、しっかり食べて飲まないと・・・

テーブルの隣の席は高松の特養の施設長であった。
ステージ上は、尺八ドクターの岸本寿男先生トリオが素敵な音楽を奏でている。

私は香川県善通寺生まれで、５歳まで四国人だったので高松とはご縁が深い。
親戚は高松なので小学校の時の夏休みはずっと高松のおばあちゃんの家に預けられていた。

高松は私の故郷であるが、ソバハニ氏にとってもイラン、アメリカ
に次いで第三の、いやもしかしたら第一の故郷かもしれない。

はじめて会う高松のいろんな人と話をしたが、高松の人はみんなのんびりして優しい。
ロータリー繋がりの広島県尾道市の離島医療で頑張っている医師ともお話させて頂いた。

東京都の元・医師会長の鈴木先生も来られていた。
ソバハニ氏は実業家だが交友関係は多方面に渡る。

さて、なんの話をしていたか。

そうそう、ソバハニさんという友人の出版記念の話だったね。

彼が出した本のタイトルとは、「憎まない」→こちら

全国の書店に並ぶのは１週間後くらいになる。

「おかげさま」と「憎まない」のたった２語だけで人生がどんどん開いたという実話だ

私も製作に少し関与したので、巻末に名前が載っている。
この本を作るのに１年３ケ月かかり、今日完成したのだ。

是非、多くの人に詠んで欲しい。
今夜はそれだけの想いを胸に抱きながら、高松まで遠回りして帰宅した。

２１時３０分まで駅前のクレメントホテルのバーで飲んでいた。
２１時４３分の電車に乗れば、その日のうちに自宅に帰れるんだ。

５０年前は、連絡船で夜中に寝て、朝に着いたという距離が
現在はたった２時間以内に短縮した高松と大阪は本当に近い。


ソバハニ氏の出版記念講演会は、今後もまだまだある。

８月３日は東京・六本木
９月１６日は神戸・新神戸
そして大阪、石垣、そしてまた東京で、一般の方対象にもやる予定だ。

もちろん私も司会やＭＣでからむのだろう。
このブログやメルマガで皆様に告知したい。


ソバハニ氏の話はとても面白く深い。
どんな人が聞いても感動するだろう。

私がなぜソバハニ氏と知り合ったのか、
そして出版で世界を変えることができるのか。

是非、次のの機会にお伝えしたい。
今夜、高松でだいたいのことは話したが、神戸でもゆっくり話すだろう。