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遠隔死亡診断 今年度内に導入
2017年07月03日(月)
遠隔死亡診断が今年度内に導入されるという。
もちろん賛否両論であろう。
私は、無医離島などの特区に限定すべきだと思う。
もちろん賛否両論であろう。
私は、無医離島などの特区に限定すべきだと思う。
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以上の条件は間違っていると思う。
そうではなく、人口300人の新潟県粟島のような無医離島でかつ
島内に看護師が住んでいる場合に限定しないといけない。
つまり特区限定に。
しかし特区というと今は、加計学園のこともあるので
何かと誤解されるだろうし、まったくややこしい時期に出た話だと思う。
人口減少社会。
病院も医者も地区が、これから増える。
同時に多死社会が進行する。
看取りのためだけにじ自衛隊のヘリを使い、
その後、荒波で遺体を島に返す船が出せない。
そんな場合に限った話であり、現在行われている
遠隔診療や医師法20条の但し書きに沿った看取りに限定すべきだ。
スマホを医療に活用するのは当たり前。
現行法をその時代にあわせて解釈するというだけの話である。
都市部ではあり得ない話。
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この記事へのコメント
うちのばあちゃんの話です
97歳で今年の3月に自宅で ほんとに 穏やかに旅立ちました
山と川に囲まれた長野の ど田舎に住んでいました 裏山を歩くと あちらこちらに荒れ果ててしまった空き家があります 幼い頃、畑で 取り放題だったトマト、きゅうり、スイカ、とうもろこし、かぼちゃ…などなど、もう跡形もあなく 荒れ放題です
ばあちゃんが ほんとに介護が必要になったのは 10年くらい前、
心不全、大腿骨骨頭骨折…
山から下りて、松本や安曇野の病院への入退院を繰り返していました
救急搬送しても 間に合わない方もたくさんいるようです
何のために病院へ行くのか…
3年前くらいから 「もう入院はしない」とおうちで過ごすことを決めました
ほんとに大丈夫なのかと心配していたら
主治医の先生-クリニックの先生が ばあちゃんに在宅看取りを勧めたようです
「わしが 看取るで…」といつも おっしゃってくださってたようです
だけど…
訪問看護もヘルパーさんも 村にはないんです
お風呂だけ 半日デイサービスとして迎えに来てくれていました
ほんとに 地域に格差があり すべて 同じ法律ではいかないですね
たいへんお世話になった主治医の先生は 84歳だそうです
感謝、申し上げます
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2017年07月04日 10:49 | 返信
遠隔死亡診断について
まだまだ課題は多いと感じます
大きな病院から在宅療養になる場合
明らかに まもなくお迎えがくるであろうという方に在宅医に繋げず 帰ってくる方がいらっしゃいます
理由は…
在宅看取りは 無理でしょう…という大きな病院での判断です
もちろん タイミングを見計らって 大きな病院へ再入院ということをさせていただいていますが
残念なことに 突然 お亡くなりになることだってあります
大きな病院が 死亡確認のために ご自宅に来てくださる体制は この地域ではありません
この後、何が起きるのか……
そうなんです
警察が入り、残された方々は ズタズタな気持ちになるんです
この時に
いつも 訪問している看護師が 主治医と連絡をとって 死亡確認→死亡診断書が書くことができたら
このような 深い悲しみにならなくて済むと思ってしまいます
傲慢な考え方なのかもしれません
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2017年07月04日 10:55 | 返信
看護師さんの社会的地位も、上がって来て、良かったと思います。
でもテレビで、広島かどこかの離れ小島で、3人の看護師さんがパソコンやテレビで遠隔操作で、広島市内在住の医師の指示で診断してもらって、患者さんの治療をしていらっしゃった映像を拝見しました。
でもその看護師さん達も既にご高齢で、三人とも直ぐに退職して広島に戻るという事でした。
僻地の医療は、保険診療でも大変だなあと思いました。
私の祖母も、明治生まれの看護婦でした。徳島の吉野川の上流で生まれて、鳴門の看護学校を出て、大阪の赤十字病院で働いて、その後神戸の結核専門の病院で働いて、看護婦仲間の兄と結婚しました。
1970年頃に亡くなりました。
今の看護師さん達の活躍を見たら、驚くでしょう。
日本の看護師さんの社会的役割も、どんどん、アメリカやヨーロッパ並みに上がってくると思います。
Posted by 大谷佳子 at 2017年07月05日 03:06 | 返信
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