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麻央さんの臨床経過

2017年07月02日(日)

そもそも、小林麻央さんはなぜ亡くなったのか。
予後がいいはずの乳がんでなぜそうなったのか。
どんな臨床経過だったのか、気になるところだ。
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このサイトに詳しく書かれていた。→こちら

海老蔵ファンは読まないほうがいいかもしれない。
ただし私は麻央さんの臨床経過は知っておきたい。

後からなら誰でも、何とでも言える。
それを「タラレバ」というので、批判は避けたい。

そうではなく素朴な疑問として知っておきたい。

知ったからといって麻央さんが返ってくるわけでもない。
しかし今後、乳がんの相談を受けた時の参考にはしたい。

ある医療サイトにこのような分析があった。

「悪性を診断した医師を信じずに都合のいいことを言ってくれる医師を探すために
ドクターショッピングに走り、根治の機会を逃した愚行の反面教師となるべき事例」


もの凄い医師のクリック数で、多くの医師はそう思っているようだ。
私も上記リンク先の経過が本当であれば、そうなのかなとも思う。

今回の騒動は乳がんを恐れる世間の女性に向けて専門医学会が
医学的にきちんとした検証を行い、公表すべきだと思うのだが。

麻央さんには申し訳ないが、あのブログを書くに至った経過に
多くの臨床医の関心があるこも、ここで指摘しておきたい。

そんな心の内もある一方、昨日の夕刊フジの連載には、
「麻央さんの最期の1ケ月」について書かせて頂いた。→こちら

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この記事へのコメント

先生、情けなやぁ・・・

亡くなった方の経過を振り返り、過ちだったと結論づけるのは冒涜に過ぎません。
そもそも人の死をジャッジする権利なんて、誰にだってありませんよ。

医師として知っておきたい?
もし今後、同じように治療に対して迷いを感じている人を前にアドバイスするときに
治療の失敗談として話すのでしょうか?治療に携わったこともないのに?
医者として情けなすぎますよ、それじゃぁ・・・ご自身の臨床経験をつむことが先決です。

先生がグリーフケアについてどのように考えておられるのかも、お聞きしたいですね。

Posted by ままさん at 2017年07月02日 08:23 | 返信

「麻央さんの最期の一カ月」は素晴らしい記事です!
さすが長尾先生です。

高津嘉子

Posted by 高津嘉子 at 2017年07月03日 12:23 | 返信

海老蔵さんの御父上である市川團十郎さんは60代半ばで早世されましたが白血病との壮絶な戦いがあったとのこと、
また、中村勘三郎さんが亡くなった後には、多くの人が「手術が必要だったのだろうか」という疑問を持ちました。
私は特に海老蔵ファンでありませんが(もちろん嫌いではありません。宿命を背負った役者だと思います。)、海老蔵さんも、亡くなられた奥様も「ドクターショッピングに走った」などと言われるのは心外でしょう。
特に故勘三郎丈の死から、西洋医学の傲慢さを目の当たりにして、西洋医学に身をゆだねることが不安だったのではないでしょうか。周囲の方々も勘三郎丈の記憶が強いので、西洋医学の標準治療の怖さを身に染みて感じておられた故に、悲しい結果に向かってしまったように感じます。
やはり、西洋医学の象牙の塔が、もっと胸襟を開いて野に下って、患者が安心して心を通わせることができる医療に変えていく必要があると思います。

Posted by 匿名 at 2017年07月03日 01:23 | 返信

小林麻央さんがなぜ亡くなったのか、最初から標準治療を受けていれば亡くならなかったのか、標準治療を受けていても組織型等が悪くて若くて進行が早かったから亡くなってしまったのか。今となってはもうわかりませんし、小林麻央さんの診療に直接関わった医師や、民間療法の当事者が本当のことを言ってくれると良いですが、それはかなわないことなのでしょう。できれば言ってほしいものだとは思いますが。どんな乳腺外科の名医だって、100%正確な診断や診療ができるわけではないでしょうし、癌のタイプも様々だと思います(できればぜひ知りたいものです)。直接かかわった医師でなくても、今実際に執刀をしている乳腺外科医は、実名では、麻央さんのことについての解説はなかなかできないと思います。自分の身に降りかかってくることもあるでしょうから。○ルーガの医師も色々言えるのは診断だけで執刀はよそに回すタイプの医院の先生だからなんですもんね。
ただ言えるのは、麻央さんは、昨年6月に海老蔵さんが厳しい状況だと公表したときには、末期(余命6か月)の診断はくだっていたということですよね。その後、実際には1年頑張って、そして、在宅になってから1か月で亡くなった。ということですよね。これって、割と在宅医療の先生から見ると、癌の終末期の方の標準的なあり方だった、ということでしょうか。。。

Posted by 匿名希望 at 2017年07月03日 01:23 | 返信

元々、海老蔵さんは、あんまり好きじゃないです。
とにかく、お二人の子供さん達が、元気になって、幸せになって欲しいと思います。
私自身も乳がん検診を受けなくっちゃいけないなあと思います。
以前は産婦人科の病院の奥さん先生に乳がん検診をして頂いていたのですけど、何故か近くに男性医師の乳がん専門クリニックができたので、奥さん先生は「乳がん外来」をお止めになったので、ここ数年は乳がん検診に行っていません。
男性医師では、絶対に嫌という年齢ではないのですけれどね。

Posted by 匿名 at 2017年07月03日 07:42 | 返信

初めまして。
いつも拝見しています。

ブログにかかない空白の期間、
そんなになるまで何してたん?は
私のような素人でもおもいました。
ただ、本人が結果を全て身をもって受けているので
いいんじゃない?もう、とも思います。


彼女は放置療法も民間療法も肯定してひろめているわけではないし。


私が気になるのは
守秘義務ないのかなと。

まおさんの生前、某医師がHPに経過をさらしていた、
その内容とこのリンク先の記事は一致します。


標準治療を受けないからだ、という宣伝や
身内を守るのには
ちょうどよいのかもしれませんが、
自分に関わる医者はみな、ぺらぺら口外するのかと…
おそろしいです。

Posted by よし at 2017年07月03日 10:08 | 返信

家族歴があるのに生検をしなかった医者の判断ミスがこのような結果を招いたと思っていたので、記事は衝撃でした。
標準治療をすれば5年生存率が90%だったとは・・・・。
ましてや報道の仕事に携わっていらしたのですから、それなりの知識をお持ちだったはずです。
その知識に従って行動すべきだったのではないでしょうか。

Posted by 乳癌経験者 at 2017年07月03日 11:51 | 返信

なんだか釈然としなくて、今、週刊新潮を買いに走りました。
以下、読んで私が思ったことを書きます。


「標準治療をすれば5年生存率が90%」の生存の方が麻央さんにあてはまったかどうかはわからないですよ。あくまで確率論ですから。標準治療をしても10%は死亡しているということになるのですしね。

週刊新潮の記事には、虎の門病院は「(半年後ではなく)3か月後に来てくださいと伝えた」と書いてありますが、これはカルテに書いてあることを虎の門関係者がしゃべったのか、診断して伝えた医師本人がしゃべったのか、記事を信ずるとすれば、いずれにしろ虎の門関係者はしゃべっちゃうんだー、という印象を持たれると思いました。

また、週刊新潮の記事には「針生検の結果、脇のリンパ節への転移がわかった」って書いてあるけれど、針生検では脇のリンパ節への転移まではわからないんじゃないかな、と思いました。わかるのは、針で取れたちょっぴりの肉片からの情報だけだから、おおよその組織型、とか、ホルモン陽性かとか、HER2蛋白どうかとか、ki67どうかとか、それだってちょっぴりの肉片からの情報だから、しっかりとはわかりませんよね。脇の転移が疑われるのは、CTとかMRIとかエコーとかですよね。。。記者が虎の門関係者から聞いたことをはしょり過ぎているのか、そもそも間違った情報なのか。

そして、この記事の不思議なのは、虎の門病院の名前は晒しているのに、どこの「気功」なのかは書いていないですよね。取材先も「ウエブ検索すると『気功でがんが小さくなりました』などと掲げるページが少なくない。そのひとつを主宰する人物に尋ねると、「50代の女性で”末期の乳がん”と1年前に宣告を受けた方を受け持っています(後略)」」なんて書いてあるんですよ。つまり、突き止めてはいないんでしょうね。代わりのウエブ検索したところに取材して別の人物のことしかも50代の人のことが書いてある。

また、事情に明るい関係者(!!)の話として、「北陸地方の医師の紹介で聖路加国際病院に入院させた」って書いてあって、麻央さんのブログを読んでいた私は、ああ、亡くなった医師かもな、って思ったけど、それだってなんか妙な記事だよな、って思いましたよ。
そして、聖路加関係者が何故手術にまで至らなかったのか言っているようだけど、虎の門と同じく、ああそういうこと言っちゃうんだ、って思いましたよね。

週刊新潮のこの記事では、「近藤誠のところには行かなかったと近藤誠は言っている」「樹木希林の行っていたクリニックに樹木希林は紹介していない」ってことも書いてありますが、「気功をやっていた」って書くなら、どこの気功か教えてくれなきゃ、片手落ちだよねー、って思いました。

匿名希望から乳癌経験者への返信 at 2017年07月04日 01:51 | 返信

死者をは冒涜するな、ひとの死をジャッジするなとか一見人権を尊重するような言葉を使っている人がいますが的外れですね。
小林麻央さんを死に追いやったものは何かを知りたいのです。小林麻央さんの死を無駄にしたくないのです。
麻央さんがブログを始めたのは、もう二度と誰も私と同じ間違いを犯してほしくないという強い強い気持ちからです。
麻央さんの治療を検証してどこか間違いがあったのか、先生のような専門家が勇気をを持って、病院名もできるだけ実名で調べてくださることが、天国のにおられる小林麻央の希望でしょう。

Posted by やまと at 2017年07月05日 03:48 | 返信

同じ有名な方でも、樹木希林さんは長生きされていて、小林麻央さんはそうではありませんでした。それは、年齢もあるのかもしれませんが、「乳がん」と言ってもタイプが異なるからではないでしょうか。

標準的抗がん剤治療をされたのかどうか、は、知りえませんが、薬を嫌がったり、口内炎ができていたことから、ある程度の抗がん剤を使用されていたのではないでしょうか。

標準的抗がん剤は、完全善なのでしょうか? それ以外の医療は、全てが完全悪なのでしょうか?

製薬会社が提供するセミナーや家族会がありますが、そこでは当然ながら、標準的抗がん剤治療を勧められますが、パテント期間が切れると、その効果が小さかったなどとされ、新薬がどんどん提供されるように思います。

確かに、新しい薬には期待をしたいですが、抗がん剤では固形がんは、治ることはありません。
術後の抗がん剤は、確率の数字を見ると、なんとなくの「マジック」を感じます。

薬もサプリも、個人差があるがん治療では、何らかの影響で、効いてしまう人がいると思います。
怖いのは、効いてしまった場合は、当然ですが、止めることができません。 そして、それが高額ならば、一般人には、大きな選択を迫られる日が来ます。

けれど、お金のある方は、高額なものや様々なものを試してもいいと思います。

たとえ効かなくても、それが直接悪影響を与えないのなら、何も起こっていないのなら、誰にもとがめることなどできません。

樹木希林さんは、保険外の放射線治療(陽子線?)をされているようですが、それをとがめる人はいるのでしょうか? 彼女は全摘をして再発はないだろうと言われて再発をしたのではなかったのでしょうか?

人によって異なるのが病気だと思います。 ステージがある程度、進んでいる場合には、完全な正解は難しいと思います。

だからこそ、知識を積み、自分たちで考えて、最終責任は患者と家族がとるべきだと思います。 そして、よきアドバイザーの医師を持つことが理想です。

Posted by よしみ at 2017年07月08日 05:18 | 返信

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