老健にしろ特養にしろ、税金を投入している介護施設の職員はほとんどが直接雇用。
しかし、私立の介護施設は職員を集めるのに苦労している。

介護施設の運営者は、介護職員の募集をかけても誰も応募してこない、と嘆いている。派遣を使いたくはないが必要な職員の数を満たすために仕方なく派遣介護職員を使っているとのこと。

この派遣の介護職って、どう思いますか？

小泉元首相が（首相時代かいつかは忘れたけど）派遣業の職種制限を外してしまった。
それまでは、特定の職種でなければ派遣業態で雇用できなかった。
今はもうほぼ消滅した職種だが電話交換手とかテレックスオペレーターとか、外国との取引で不夜城である大手商社で、女性が夜中にテレックスを打っていた（インターネットの普及前）。
あと、プログラマーとか通訳とか翻訳とか、こういう特殊な職種だけが、派遣社員を使えたのだ。

ところが小泉さんはどんな業界でもどんな職種でも派遣可能にしてしまったので、ピンハネ派遣業界は花盛り、役所にも派遣がうじゃうじゃ居る。介護業界も派遣業者が牛耳っている。

派遣介護職員が看取れるのかな、と。
人はいつ死ぬかわからない。派遣介護職員が夜勤の日に心臓が止まるかもしれない。（まあ、そういった場合の手順書も、すでに作って提出してあるけど。）

まあ、施設ナースは派遣じゃないし、看取るのは医者だし（医者は肝がすわってる）、私の居所からチャリで15分くらいで行ける施設だから、結局は、最後の最期は、私が毎日行くことになるのだろうな、と。
それでも、ウチで私一人で看取るよりは、施設で看取ると明言してくれているので、はるかに気がラクです。

良かったですね。
高口光子さんの「介護施設で死ぬということ」読んで見たいです。

浜松市より参加させて頂きました。希望休を取り、鈍行でのプチひとり旅の様に。

お二方のお話し、心に染み入り、対談では大爆笑で、まだまだ聞いていたかったです。ありがとうございました。

今日の仕事に自信を持ち、これからに繋げます。
又ぜひお話を伺いたいと、強く思った１日です。