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血糖降下剤や降圧剤など高齢者への適正使用ガイドライン
2017年07月16日(日)
当たり前のことだが、利益相反を排して、しっかり厳しくやって欲しいなあ。
拙書、「薬のやめどき」と「痛くない死に方」も是非とも参考にしてほしい。
血糖降下剤や降圧剤など、
高齢者への適正使用ガイドライン作成へ
—高齢者医薬品適正使用検討会ー
高齢者への多剤投与に起因する有害事象の発生などを抑える観点から、
▼経口血糖降下剤▼循環器用薬(高血圧治療剤、高脂血症治療剤、経口抗凝固剤、抗血小板剤)
▼認知症治療剤▼睡眠導入剤・抗不安薬▼抗菌剤—などの薬効群を主な対象として、
高齢者への適正使用ガイドラインを国レベルで作成していく必要がある—。
14日に開催された高齢者医薬品適正使用検討会(以下、検討会)では、こういった内容を盛り込んだ
中間とりまとめ「高齢者の医薬品適正使用に関する検討課題と今後の進め方について」を概ねで
了承しました(文言修正を8月初旬に公表予定)。
今夏にもワーキンググループを立ち上げてガイドライン案作成に向けた検討を進め、
2018年度末には正式決定する構えです。
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私の意見
1)高齢者にはとてもありがたい検討会であるが、
なぜ「認知症治療剤」を一番にしてくれなかったのか?
2)咋年6月1日に出た事務連絡「抗認知症薬の適量処方可」が
医師会を通じて私のところに通知が来たのはつい先週のこと。
タイムラグが1年以上もある。
悲しいかなこれがこれが現実。
しかもその事務連絡を見逃した医師や非医師会員はいまだに
その事務連絡を知らずに、最高量まで増やして副作用に苦しむ患者が後をたたない。
3)検討会のメンバーは、そのカテゴリーで製薬会社から講演料や研究費を
もらっているエライ先生がただけは絶対に外して欲しい。
完全な利益相反である。
利益相反が無い現場の医師や多職種をメンバーに入れて欲しい。
もし利益相反のある人たちを入れるのであれば、この委員会は単なるガス抜きの
形骸化したものになる。
つまりその間にも被害者は増産されている。
改善は患者さんには1日でも早い方がいい。
もしそれができないのであればそれはまさしく、
「政府の不作為という名の犯罪」ではないのか。
4)ここは厚労省のふんばりどころだと思う。
エラい先生がたの偏った影響力を排除する時である。
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