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身体拘束 ナウ

2017年07月16日(日)

ニッポン国では、今この時も1万人もの人たちが縛られている。
それを知らない国民と、知ってもダンマリを決め込むむ医療界。
大熊由紀子氏から頂いた以下の情報を多くの人に知って欲しい。

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厚生労働省の調査によると、きょうこの時間にも、
1万人を超える人が精神病院で身体拘束されている!

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


◆増える一方の身体拘束◆
日本でだけ異様に増えている身体拘束、
その実態は、厚生労働省の調査でもあきらかになっています。

★グラフは
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-35-2.jpg
出典は:国立精神・神経医療研究センター精神保健計画研究部630調査
http://www.ncnp.go.jp/nimh/keikaku/630/
 
★精神病院の身体拘束1万人を突破……共同通信2017.3.21
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-43.pdf
 
★☆「精神科、患者拘束1万人超す…10年間で2倍に」 2016.4.8読売新聞
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-35-1.pdf
 
★身体拘束は人権侵害/国連委見解「非人道的な行為」……東京新聞 2016.10.16
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-37.jpg
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-37.pdf
 
★人口あたりの精神科ベッドの国際比較は
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-02.html
 
★その他、日本の精神医療については、
精神医療福祉の部屋
http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-00.html
を。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

◆こどもたちに慕われていた27歳の英語の先生
           精神病院で縛られて、理不尽な死◆

ビクトリア大で日本語と心理学を学び、日本の小中学生に、この2年、英語を教えていたケ
リー・マーサさんの死が、母国のニュージーランドだけでなく、英国、オーストラリア、ス
ウェーデンなどで、大きく報じられています。
 
躁病の発作で裸になって騒ぐケリーさんを心配する兄のパットさんに、横浜市の職員が、神
奈川県の精神病院、大和病院を紹介しました。
診療室では落ちつきを取り戻していたケリーさんをベッドに胴体と手足を縛りつける「身体
拘束」するように医師が指示。おむつをつけられ10日続きました。そして、10日後の4
月30日の夜9時すぎ、心肺停止状態になっているところを看護師が発見しました。
ケリーさんは、市立大和病院に搬送され、蘇生処置が施されましたが、5月17日に死を宣
告されました。市立病院の医師は「10日間、抑制(縛ること)されたことを考えると、深
部静脈血栓が発生し肺の血管がつまり、心肺停止になった可能性があります」と遺族に説明
しました。
 
「なぜ縛られなければなければならなかったのか」「なぜ死ななければならかったのか」、
それを知りたくて、遺族はこの2カ月間、病院にカルテのコピーを求めつづけていますが、
病院側は拒んでいます。
 
ウェリントン大学の地震学の教授である母のマーサさんは「中世の映画の出来事のようでで
ショックを受けています」「この拘束は、現代社会のできごとには思えず、ニュージーラン
ドでは絶対に起こりえないこと」「このようなことが2度とおきないように訴えたい」との
べています。
ニュージーランドの外務省は、 東京のニュージーランド大使館を通じて、遺族がカルテに
アクセスできるよう支援を約束しました。
 
詳細は、ヘラルド紙を。
http://www.radionz.co.nz/news/national/335007/call-for-answers-after-nz-man-dies-in-japan-hospital
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11889661

日本語では、以下を。
NZ人患者が日本で死亡、遺族が診療記録公開を訴え
http://www.gekkannz.net/archives/22525#comment-491
大和市の病院で死亡したNZ人男性(27)の遺族「長期の拘束は野蛮で中世的」+各紙の報道
http://www.gekkannz.net/archives/22558

@@@@@@@@@@@@@@@@@

以下、奥村芳孝氏のFACE Bookより

スウェーデンでは必要ならば(最後の手段として)4時間までの拘束が認められています。
ただし職員が近くにいる必要があります。
もし4時間以上の拘束が必要であれば、医師のトップが直接診断してその判断を行い、
これを社会庁に連絡する必要があります。
なお「4時間」に関するWHOの指針を読みましたが、shouldという単語が使われており、
mustではないようです(「べき」と「しなければならない」との違いは非常に重要です)。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

以下、Yutaka Kataoka氏のFBより

デンマークの精神病院でも、身体拘束が使われており、患者会などから批判されています。
デンマークの精神医療に関する法律と日本のそれとは、どのように異なるのか、
法律に疎い僕にはわかりませんが、デンマークの精神病院では、
強制入院や強制投薬や身体拘束がどのように行われているのかがわかる動画があります。
職員の教育向けに作られたフィクションですが、病院スタッフや元患者が演じていて、
現実的状況はこれにとても近いものだと思います。
同じリンクの中に、強制入院、強制投薬、身体拘束の3つケースの動画があります。
https://www.psykiatri-regionh.dk/undersoegelse-og-behandling/Behandling/Tvang/Undervisningsmateriale/Sider/Filmene-med-engelske-undertekster.aspx


@@@@@@@@@@@@@@@@@@

以下、大熊さんのFBから

19日にケリーさんの兄上と母上、そして、長年、日本の身体拘束に警鐘を鳴らしてこられた
長谷川利夫博士(杏林大学教授)が記者会見をなさいます。
3時から厚生労働省内の記者クラブ、4時半から外人記者クラブで、です。
日本のメディアが、それをきっかけに、つっこんだ記事を書いてくれることを願っています。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

医療界はなぜこうした事実を隠すのか。
それは「不都合な」真実だからだろう。

多くの人に抗認知症薬の副作用で精神病院に入れられて
身体拘束されている人も大勢いることを、知って欲しい。

そしてメデイアのみなさまには、ここは是非頑張って欲しい。
20日の新聞各紙がどんな扱いで掲載するかよく見ておきたい。


新オレンジプランの陰にこんな現実があることを皆知らない。
だからこそ、ネットやブログを通じて、教えてあげて欲しい。


PS)

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この記事へのコメント

外国人の方が犠牲者となって、外国人の感覚で日本の(特に精神科)医療の異常さを訴えてくださって、初めてマスコミが本気で取り上げるようになる(かもしれない)なんて、ほんと情けないけど、私自身も、周囲の人たちに気軽には口にできないのだ、
精神病院は医療機関なんてものじゃない、刑務所以下、拷問施設だよ・・って。

なぜ話題にできないのか?
精神科という言葉自体が忌むべき言葉なのだ。
「ずいぶん詳しいね、精神科にかかったことあるの? あなた、大丈夫?・・・」という反応が返ってくると、もう、その時点で深くて長い川の対岸にいることになる。

みんな、「自分は正常」と思ってる。

Posted by 匿名 at 2017年07月17日 01:28 | 返信

次のリンクは、日本で誤診からベンゾジアゼピン系薬剤を処方され、知らずに服用して離脱症状と後遺症に苦しみ、日本で裁判を起こしているニュージーランド人のウェイン・ダグラスさんのウェブサイトです。
http://www.benzo-case-japan.com/my-story-japanese.php
日本人なら裁判を起こしたくても起こさない。負けるの、わかってるから。英語圏の外国人だから注目される、と言うと失礼ですが、「よくぞ裁判に持ち込んでくださって、感謝申し上げます」と言わねばならぬ日本人とは、いったいどういう人間なのだろう? ・・・私も含めて・・・

Posted by 匿名 at 2017年07月17日 01:41 | 返信

『精神科病院での身体拘束と隔離の増加を巡っては、「症状が激しい患者の入院が増えており、やむを得ない事情もある」とする病院側に対し・・・』

なぜ『症状が激しい患者の入院が増えている』のだろう?
答え・・・症状が激しくて一般社会では手に負えないから入院させざるを得ない・・・そうだよね。
つまり、手に負えない激しい症状の患者が増えている。

なぜ、激しい症状の患者が増えたの?

熱過ぎるから? 気候の変動? 景気が悪いから? 教育が悪いから?

激しい症状の患者が増えている理由は、クスリの副作用が絡み合っているからだ!!! 飲ませる必要のないクスリを飲ませるから狂うのだ。

特に、代謝機能が衰退している老人は、少量の薬でも過剰な反応を示すことくらい、素人だってわかるはず。

Posted by 匿名 at 2017年07月17日 04:48 | 返信

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