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あの薬をやめたら寿命がのびた!?

2017年07月27日(木)

今週の週刊ポストが「あの薬をやめたら寿命がのびた」を特集。→こちら
私のコメントもたくさん載っている。
たくさん薬を飲んでいる人は参考にして欲しい。
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毎日、遠くからも多剤投与と減薬の相談ばかり。

90歳に16種類。
末期がんに18種類。
うつ病に10種類・・・

しかも
減薬希望を主治医に告げると、その医者は大声で怒り出し
「二度とこの病院に来るな。入れてやならい」と言ったと。

その患者はその暴言に傷ついて眠れなくなったと、泣きに来る。
このように減薬と聞いただけで反射的に怒る医者が多いようだ。

「俺さまの言うことを聞かないなら診てやらない」
時代錯誤なやり方がまだ沢山あるようだ。


この国の医療はどうなっているの?

医学教育や生涯教育はどうなっているの??


ある老年医学のエライ教授に減薬の話をしたら激怒された。

ならば、エライ教授には思い切り嫌われよう!と決意した。
患者さんのことを考えたら、嫌われる勇気を大切にしよう。

そう決めた4月。

医療=薬
医者=薬、はどう考えてもおかしい。

製薬会社ではなく患者さんのほうを向いているお医者さんを
かかりつけ医に選んで欲しい。

見分け方は簡単。

私の本「薬のやめどき」を、踏み絵にしてください。
たぶん、9割の医者は怒るのでそれを覚悟した上で。







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この記事へのコメント

減薬を拒否する老年科教授って!
絶句‼️
高齢者の薬物療法の基本て、減薬でしょう。

昔出来高から丸めに移行した老人病棟を担当した時の出来事。
前記の原則に従って、出来るだけ薬を使用しても数種類以上になってしまう高齢者達が、受け持ち患者でした。出来高から丸めに移行した時、使用出来る薬剤を著しく制限され、安価な古い薬しか使用できなくなりました。
使用する気に成らない薬ばかりだったので、思い切った減薬に成ってしまいました!
平均数種類以上だった薬を、2ー3種類以下にしたケースが、大半。
それで具合が悪くなったケースは、殆ど居ませんでした。むしろ元気になったケースが大半。中には寝たきりだと思って居たケースで、歩き始めたケースも少なく有りませんでした。
それ以来、減薬は私の趣味。
データは有りませんが、減薬した方が明らかに元気になるケースが少なく有りません。300床クラスの病院で仕事をして居た時の事ですが、トラブルも少なく死亡も他のDrと比較すると少なかった様です。全ての病棟に患者が居ましたが、ラウンドすると看護師から看護師から「何も申し送る事は、有りません」と言われる事が大半でした。減薬すると仕事が減るのが、私への嬉しい報酬でした。受け持ち患者が、100人程度でも対応出来る状態になりますから、50人程度の受け持ち患者では「超暇」と言う生活でした。
最近は、PPIの減薬を大規模にやりました。施設中心の訪問で200人以上受け持って居ますが、PPIをほぼ全例カットして見ました。正確な数は数えて居ませんが、カットして逆流性食道炎の再発はせいぜい2〜3割と言う印象でした。薬は必要な期間のみ使用すると言う老年医学の大原則で言えば、PPIは症状が無くなったら中止すべき薬剤の一つでしょう。

Posted by 小関 洋 at 2017年07月27日 01:59 | 返信

PPIはもとより、H2ブロッカーも止めないとますます呆けます。
http://genkinurse.com/archives/72.html
H2ブロッカーが妄想を引き起こす記事は読売新聞の医療面にも出ていました。
確か、その時にも投稿した記憶があります。

Posted by 匿名 at 2017年07月28日 04:09 | 返信

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