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慢性的な痛み、33%が通院せず 「治らない」とあきらめ

2017年09月24日(日)

レデイーガガさんが「線維筋痛症」のための休養を記者会見した。
この病気は痛みとの闘いだが、良質な緩和医療を受けてほしいな。
しかし日本では慢性疼痛の33%は諦めて通院していないという。
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緩和ケアの啓発がもの凄く遅れている。
これは、日本緩和医療学会の責任大だ。

がんの緩和ケアが遅れているので線維筋痛症をはじめとする
慢性疼痛の緩和ケアの啓発に、今からでも頑張らなくっちゃ。

昨日から立川市で開催された在宅ホスピス協会の全国大会に参加して、
多くの人の話を聞きながら、60歳代は緩和ケアを極めようと思った。



もしこのブログを読んでいる方は、決して諦めないで欲しい。
お近くの方なら長尾クリニックの長尾まで相談に来て欲しい。

繊維筋痛症をはじめ多くの慢性疼痛の人を、外来や在宅で診ている。
外来診療でもモルヒネを普通に処方している。働いてもらっている。

先日、山形県米沢市の加藤佳子先生とお会いして
その想いが強くなったが、今後精進すべき領域だ。

慢性疼痛の現状は以下のとおり。
どんな痛みでも我慢してはダメ、 諦めたらダメ。


【慢性的な痛み、33%が通院せず…「治らない」とあきらめ 】  
9月22日 読売新聞


慢性的に続く体の痛みがある成人のうち、69%は「痛みが治ることをあきらめている」とし、
医療機関に通院していない人が33%に上ることが、製薬会社ファイザーの調査でわかった。

同社が今年6月、全都道府県の慢性的な痛みがある
20歳以上の8924人にインターネットで調査した。

慢性的な痛みがあっても通院しない理由を尋ねたところ、「通院するほどでもない」が37%で最も多く、
「通院しても治らない気がする」(34%)、「費用がかかる」(32%)と続いた。

「痛みがあっても我慢すべきだ」との回答は67%に上った。

痛みを感じた時の対処法では、「医療機関の処方薬」が52%と最多だったが、
「体操などで自己対処」が33%、「整体、鍼灸などを利用」が27%あった。

慶応大学整形外科教授の中村雅也さんは「痛みが長期化すると生活の質が低下する。
我慢して放置せず、早期に治療してほしい」と話している。

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この記事へのコメント

「抗がん剤の副作用は気のせいです。」と語ったらしい、公共施設の長がいる昨今、いったい、どんな緩和治療が受けられるというのでしょうか。

Posted by 樫の木 at 2017年09月24日 11:52 | 返信

「疼痛」というのは「ズキズキ痛い」状態を示す言葉のようです。
何もしないと痛くないけど、そこを触ると痛い、腕を回したり肩まで上げるとビリビリ痛い、というのは「疼痛」とは言わないのでしょうね。
私の場合は、服を脱ぎ着するときなど肩と上腕を動かすと、「イテテテ」「イタイタイタ」と毎日、顔をしかめながら生活していました。周囲の人に話すと50肩だから医者に行けとか(私のは60肩だけど)、医者に行っても治らないとか、諸説あり。
炭酸泉の風呂に通うようになって、だいぶ楽になり、そこで会ったおばさんが言うには、片方が治るとしばらくして反対側が痛くなる・・・まさしくその通りで、私の場合は左肩左上腕部を使うたびに悲鳴を上げていたけど、それが半年ほどで軽快すると今度は右肩。でも右肩はそれほど痛みは続きませんでした。
そのころ体重も減って、久しぶりに会う人皆から、「やせたね」と言われ、内心「私、病気なのかしら・・・」と不安でした。
60肩らしき症状から約2年、今は徐々に体重も戻っています。

医者に行かなかった理由は、医者に行っても検査漬けのあとクスリ漬けになるだけだから、そのクスリを飲んでもロクなことないから、ギリギリ耐えられなくなるまで行かない、と決めていました。
医者に行くと病人ばかりの中で長い時間待たされたあげくに医者の指示命令を受けるわけで、時間を取られて不愉快な思いをして何一つ良いことがない。だから行きたくないのです。
特に急ぎの仕事をしていない人は、医者に行かずにゆっくり休んで好きなこと楽しいことをやれば、痛みが軽減する場合が多いと思います。
・・・今も腰が痛いけど、年だからしょうがない。

Posted by 匿名 at 2017年09月25日 01:51 | 返信

「酷い慢性疼痛」についてです。
先日二冊の衝撃的な本を読みました。その中に、「酷い慢性疼痛」について書かれた部分がありました。大塚明彦著『「精神病」の正体』『「心の病」の嘘と真実』です。


主な内容は、前者は、精神病と発達障害についてですが、その内容を私が書くのは、正確さに欠けるといけないので、省略しますが、慢性疼痛について書きます。


本に書かれていることは、衝撃的な内容で、本当かしら、本当だったら凄いなんて読み進めるうちに、大塚先生が柳澤桂子さんの治療にあたり、そのことが、柳澤桂子著『ふたたびの生』に記載されていると書かれていました。びっくりして、丁度、その本はうちにあり、確かめることができました。


本当にびっくりしました。柳澤さんは三十年も酷い慢性疼痛でした。随分病院を訪れ、行っていないのは小児科くらいという状態で、ご主人も研究者だったので、随分調べたのですが、良くならず、自ら死を決意したようです。


ところが、うつ病の薬が慢性疼痛に効く場合があると知って、つてを頼って、大塚明彦先生に診てもらいました。「大塚明彦先生」という小見出しで、その経過について書かれています。


ご主人が「あとがき」で書かれたのが、まとまっていますので、引用します。

「…先生はきてくださった。診察後、いままでとは違う二種類の抗うつ剤と抗けいれん剤の一種を処方してくださった。結果は劇的だった。一週間ほどで三十年の激痛が止まったのである。」


こんなことって、あるのですね。いくら検査してもわからなかったものが、たった一週間でとまるなんて。ただ、ただ、びっくりです。

 

Posted by 井上 at 2017年09月25日 02:03 | 返信

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