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3000人の20歳の女性に「死」の講演
2017年10月21日(土)
昨日は、3000人の20歳の女性に講演した。
関西一円の看護学校の3年生が神戸に集結。
全員がリクルートスーツに身を包んでいた。
関西一円の看護学校の3年生が神戸に集結。
全員がリクルートスーツに身を包んでいた。
関西一円の看護学生が、研究成果を競いあうこの会。
若さと熱気に包まれた大会場で1時間もお話しした。
三宮の駅に着くと、黒づくめの女性で溢れていた。
地下鉄もみんなく黒づくめで、異様な異様な光景。
階段で何人かと話しかけてみたが、みんな笑顔で返してくれる。
看護師になろうという子は、普通の20歳とかなり雰囲気が違う。
一言で言うならば、大人っぽくて、自立している感じだ。
普通の大学生よりも勉学意欲が高いことが私でも分かる。
会場の入り口は、まるでアイドルのコンサート会場。
凄い熱気で私はなかなか会場に入ることができない。
神戸文化ホールのキャパは2800人で第二会場もあった。
こんなに多くの人の前で話すのは、生まれて初めてか。
それでも2階席の人の顔もはっきり見える。
1人か2人寝ているような子がいて気になる。
20歳の女子への「死」の授業。
なかなか思うようにはいかない。
沢山のキーワードを並べた。
どれかひとつでも心に響いてくれれば、それでいい。
やる気を出すために私が呼ばれたのであろう。
10年後、この中の何百人が訪問看護師になっていれば嬉しい。
私は20歳の時から無医地区で家庭訪問して、公衆衛生を実践していた。
だからこの中にも、きっとそんな子たちがたくんいるのだろう。
願わくば、懇親会があり、そこでこの子たちと直接話してみたい。
酒を飲んで本音で話して、私も本音で話をしたい。
しかしそんなものは無いので、一人寂しく三宮で飯を食い、
ネットカフェで休憩して、パーキンソン病の勉強会に出席。
今日、思ったことは、自分は教えることが好きなこと。
これからも高校生、大学生、看護師、医師を教えたい。
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この記事へのコメント
死の授業、本当に良かったです。
私は医療=最善の治療を尽くして少しでも延命するものだと思っていました。
ですが、その人の最期の形を考えると延命よりも在宅看護でその人らしく、
最後まで食事をとって、家族とお話ができて、その人の最期の状態を重視することの方が
その人の人生のQOLに繋がるんだなぁということを学ばせていただきました。
私は両親が病気にかかったら一日でも長く延命したいも考えていましたが、
平穏死の方が本人にとってはよい死に方かもしれないと感じました。
自分の死への価値観が変わった一日でした!
心に訴えかける、ステキな授業をありがとうございました。
Posted by うさぎナース at 2017年10月22日 03:34 | 返信
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