このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
在宅医療の未来予想図
2017年11月25日(土)
この3日間、朝から晩まで、在宅医療に関するイベント三昧である。
在宅医療の問題点と将来像をずっと考えている。
果たして、ザイタクのの20年後の未来予想図はどうなっているのか。
在宅医療の問題点と将来像をずっと考えている。
果たして、ザイタクのの20年後の未来予想図はどうなっているのか。
11月23日(祝祝)は、第13回全国在宅医療推進フォーラムが
東京ビッグサイトで盛大に開催され、最初から最後まで参加した。
今年は第13回目だが、第1回からすべて出席している。
しかし13年経過してもあまり変わっていない気もする。
午前中の全国各地からの報告でも、在宅推進に懐疑的な声や
孤独死の話題が出て最後は孤独死を出さない町づくりで終了。
昼休みの時間帯に、日本医事新報の新年号のための新春対談があった。
日本医師会の鈴木先生と対談して、病院の可能性も強調させて頂いた。
私は、地方都市においては中小病院が主導する在宅に期待している。
来年の11月23日のこのフォーラムには是非病院も入ってほしい。
フォーラム終了後は、在宅療養支援診療所連絡会の世話人会に出席。
ここでも「地域の中小病院との連携」に関する意見が出なかったのが寂しい。
11月24日は、特養など12000施設が加入する老施協での講演。
夜は、全国で病院や施設を運営している医師と医系技官との意見交換。
やはり老齢のの開業医が24時間対応する制度には無理があるのではないか。
あるいは、介護施設での看取りにはまだ沢山のハードルがあることを再認識。
そして今日25日は、第8回近畿在宅医療推進フォーラムに参加中である。
今年のテーマは「小児在宅」でおとなもこどもも支える町づくりを議論中。
全国8ブロックの中で「小児在宅」をメインテーマにやるのは近畿が最初。
近畿はなんでも、さきがけをするし、その上内容もとってもザックバラン。
小児の在宅は大人とはまったく違う。
桜井先生とも相談して尼崎でもネットワークを強化しなくては。
どこに行っても思うののは、連携、、チーム医療、そして町づくり。
その輪の中に病院を入れていかないと、地域包括ケアは絵餅になる。
いずれにせよ、しっかり未来予想図を描くこと。
明確な羅針盤が無いままでは、未来を描けない。
正直、難問山積であると感じる。
しかしもう少し頑張っていきた。
出たばかりの週刊朝日ムックが、ベストセラーになりつつある。
尊厳死協会のホームページにも掲げている。→こちら
是非、1家に1冊、揃えておいて欲しい。
売り切れないうちに早めに買って欲しい。→こちら
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
ごくろうさまです
Posted by 尾崎 友宏 at 2017年11月26日 06:50 | 返信
うちの地域(広域)でも
この夏に小児の在宅療養をテーマに研修がありました
その中のひとつがうちのステーションからの事例でした
介護保険ではない またルールの中でもがきながらケアをしています
本質は 大人も子どもも一緒です
いろんな法律があることで 役所をたらい回しにあう
この法律が
あまりにもわかりにくい…
介護保険もわかりにくいと思ったら
子どもは もっとたいへんです
これからの未来を支える子どもたちに
税金を使って欲しいと勝手に 宮ちゃんは思っています
Posted by 訪問看護師‘ 宮ちゃん at 2017年11月29日 11:34 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: