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クリニックの近所に「こども食堂」オープン
2017年12月22日(金)
当院の近所に、「こども食堂」がオープンした。
当院のケアマネや地域の多職種がボランテイア。
尼崎の下町の子供と高齢者が「まじくる」場だ。
当院のケアマネや地域の多職種がボランテイア。
尼崎の下町の子供と高齢者が「まじくる」場だ。
親が離婚した子供は、どうしても孤食となりがち。
作り置きだったり、コンビニ弁当だったり。
校医をしている夜間高校の子たちは、15歳にして生活習慣病だらけ。
「健康」の授業をしているが、高校生では遅く、幼少時が大切だろう。
私も自衛隊員の息子で貧乏家庭だったので、子供時代は孤食が多かった。
だから今でも3食コンビニ弁当でも、情けないことに何の苦もない身に。
でもなにか栄養素が足りないのだろう。
ヘンな大人になってしまった。
経済格差を健康格差にしてはいけない。
少子化対策の前に、子供の貧困対策だ。
というわけで、当院や近隣のケアマネ達が立ちあがった。
古民家を貸して頂きめでたく「こども食堂」がオープン。
子供の利用料は100円。
興味のある方はは、当院のケアマネまで。
どこか「つどい場さくらちゃん」に似ている。
高齢者がこどもになっている。
小さなことからこコツコツと。
この子供たちも70年後には高齢者。
その時、どんな日本になっているのか。
いや、日本はあるのか。
地域の子供たちの役にたって欲しい。
その子供たちが独居高齢者の見守りもする長屋文化。
経済格差を健康格差にさせない街、尼崎。
全国にどんどん増えて欲しい、「こども食堂」
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この記事へのコメント
素敵です…
わたしの中学校時代は まさに あの金八先生の時代でした
今 思えば あの頃の子どもたちは わかりやすかった
自分の欲求を表に出して訴え エネルギーを感じることができました
でも
今の子どもちたちは おうちに引きこもっています
(今の子どもたちと一括りにしてはいけないですが…)
つまり とてもわかりにくいです
この子どもたちが
未来を背負って立つんですよね
国は未来を考えた時に 子どもたちに対する政策を手厚くしていかないと
日本の未来はないです
わたしも この街でやってみたいです
お昼間はつどいばさくらちゃん 夕方から夜はこども食堂〜
夢見ることから現実に近づきますよね
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2017年12月23日 08:52 | 返信
やはり、社会を改革するためには「子どもを育てる」ですね。
これまでにも身近なところで、社会問題を憂いて活動する人々
と話してみたり、何かしらの行動を起こしてみたりした時に、
結論的に辿り着くところは、「人」を作っていかないことには!
という原点に行き着きます。現代の大人に善を求めることには
無理がある、という半ば諦めの境地になるのです。
幼少の時から、人を育てなければ(育成)していかなければ
今のままでは「正しくある」という点が見えてこない。
それは、親に委ねるということではなく、社会の中で行うこと。
昔には、言わずと知れたコミュニティーが当たり前にあったもの
だけれど、昔話を懐かしんでいる場合ではない。
Posted by もも at 2017年12月23日 10:21 | 返信
以前見たTV番組で、過去に犯罪を犯してしまった青少年が更生
できるようにと、個人で食事を提供することを長年に渡って
実践してこられた年配の御婦人が印象に残っています。
悲しいかな、再犯してしまった子や、社会に受け入れられずに
上手くいかない子らに、食事を提供する、母のような方でした。
多くを語る訳でもなく、ただ「食べなさい」と差し伸べる手に
究極の愛を感じたものです。
冷めた世の中、殺伐とした世の中、倫理観が失われて久しい社会
「心」が無い社会...悪い形容表現にキリが無い程の社会、国に
なってしまったけれど、突き詰めて考えてみれば、「人」が置き去りに
なって、時勢だけが進み続けていっている、そんな世相を思った時に、
「心」を取り戻すためには、子どもを育成していくしかないと、
「今」に対処するには困難が大き過ぎるから、荒廃に歯止めを、と
考えて、子ども教育・育成に取り組む方を見受けます。
定時制高校の校医を受け持っておられる長尾先生から、子ども愛
人間愛を感じていましたから、やはり、と合点できる取り組みで
いらっしゃいました。明るいコミュニティーとなって、高齢者との
交流の場にもなるといいですね。
Posted by もも at 2017年12月24日 11:17 | 返信
以前見た映画で、大阪西成区のこどもをテーマとした映画を思い出しました。
とても素敵な映画でこどもを見守っているこんな素敵な方々が
いるのだととても感銘を受けたのを覚えています。
と、同時にとても自分が恥ずかしく、嫌になりました。
こんな素敵な方々にも足元にも及ばない。 ああ…
Posted by 匿名 at 2017年12月25日 02:50 | 返信
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