昨夜も２つの忘年会だった。
とても楽しい一夜になった。

幸いにも電話は一件だけだった。
臨戦態勢にあるも、出動は無し。

雨でも雪でも無い、穏やかな夜。
いい音楽といいお酒といい友達。


こんな偶然は、決して当たり前ではない。
今年はあっても、来年のことは全く不明。

忘年会のあと泥のように眠る瞬間にいつも
今、生きていることを、神様に感謝する。

忘年会は、生きている証。

先週の忘年会で笑顔で一緒に写真に収まっていた人が
わずかその３日後にはこの世に居ないというのが日常。

末期がんでの平穏死の話であるが、
親しい人の突然の事故死もあった。

どこかで怯えながら、その日を楽しむこと。
２０歳の時から、そんな刹那主義のままだ。

今年もあと２日となった。
今日は、娘も帰ってくる。

今、これを書いている時に、往診依頼の電話が鳴った。
これも「生きている証」と捉えて、車に乗り込む午後。

みなさまも、穏やかな年の瀬を過ごしてください。
インフルはＡだけでなく、Ｂも流行りだしました。


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