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鎮静か拘束か
2018年01月16日(火)
これだけ寒いと認知症の人も調子が余り良くない人が増えている。
介護する側が利用者を選ぶので、デイサービス難民も増えている。
デイサービス難民、ショート難民、看取り難民の対応に追われる。
介護する側が利用者を選ぶので、デイサービス難民も増えている。
デイサービス難民、ショート難民、看取り難民の対応に追われる。
昨日も2人、今日も2人・・・・
年々、お看取りが自然と増えていく。
そんな中、認知症の人をケアする側に都合のいい人だけを選ぶ傾向が強い。
声を出したりウロウロする人には、施設側から拒否されるかこう言われる。
・お医者さんにもっと強い鎮静剤を出してもらいなさい
・それができないなら医者を変えなさい
・精神病院に入れなさい
ケアスタッフやケアマネはそんなことを言うが、家ではまったく問題ない。
つまり介護スタッフののケア能力が低いのであるが、それを棚にあげて
強いクスリや精神科医や精神病院を勧めるので、家族はみな泣いている。
家族はそれが嫌だから、在宅療養を選択して頑張っているのだが、
施設側は利益優先なので、自らのスキルは考えず、排除志向のみ。
たまりかねて病院に入れる家族もいるが、縛られているのを見て
驚いて自宅に戻そうとするが、今度はなかなか出してくれないと。
そんな相談に乗っているうちに日々が過ぎ去るのが1月、2月。
それにしても、認知症ケアの上手なケアスタッフと下手な
人の差が激しすぎるのだが、それは医療も同じなのかもね。
本当はそんなケアスタッフのために一生懸命に本や連載を
書いているのだが、まったく意味が無い作業に思えてくる。
そんな似会わない作業から逃げて、日々の個人的な嗜好に耽ようか。
そんな人生の分かれ道が、近づいているような気がする時が増えた。
認知症の究極の選択とは
鎮静か拘束か、しかない。
現実はもうタイヘン!
でも中央には届かない。
以下、大熊さんからのメールから。
認知症でしばられる!? ~急増する病院での身体拘束~
NHK1月11日(木)夜10時~クローズアップ現代+で放送
手足や体をベットなどに縛る「身体拘束」が、10年あまりでほぼ倍増しています。
厚労省が全国の精神科病院を対象に行った通称「630調査」でわかったことです。
といっても、厚労省が、この恐ろしい事実を自ら発表したのではありませんでした。
目立たないところにアップされていた統計から、市民団体が見つけ出したのでした。
「認知症をめぐる5つの誤解」
http://www.yuki-enishi.com/ninchi/ninchi-38.pdf
放送内容は、NHKの以下のサイトを。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4083/index.html
ゲストの上野秀樹さん、竹端寛さんは
2016年の「えにし」の会第2部
http://www.yuki-enishi.com/enishi/enishi-00.html#2016
「認知症になっても精神病院に入れないで!」
https://www.youtube.com/watch?v=TkqcF6NHhbo&feature=youtu.be
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この記事へのコメント
特養入所後3日で「不穏」という理由で対処勧告が出た。
非常に驚いている。
すでに近隣の特養に手配済みだそうだ。
重度の認知症になっても大丈夫とニコヤカに契約したのは何だったのか?
聞けばおやつ(甘いもの)はいらないと拒否したらしい。
糖尿を自覚しているので祖父は自分でも気を付けている。
周辺症状もない。
肢体不自由ではあるが認知症とは実際診断されたことがない。
MRI CT 脳スペクト異常なしだ。
身内から見れば頭は「キレッキレ」にしか見えない。
リハビリを頑張ったおかげで要介護5から3になりそうなくらい元気だ。
しかし、家族が遠方で独居ということもあり緊急性ということがあり認められたのに
3日で退所?
介護業界に不信感しかなくなりこのブログにたどり着いた。
何をもって「不穏」という。
身体介助も嫌がられる実情もよくわかってきた。
特養なんてそんなもの。
呼び寄せでサ高住にとりあえず入居させた。
誰を信じて何を信じればいいか疲弊する家族も多いことを知ってもらいたい。
Posted by 困り果てている介護者 at 2018年01月17日 04:04 | 返信
今、社会の仕組みが、手前勝手が通用する職場(集団)を作ることに
躍起になっているのではないでしょうか。
極端な話、「黒いものでも白と言え!」的な仕組みです。
その部署に人情に薄く(必要としない)、アンモラルを貫き通すことが
できる人材=ボスが存在していて、そのボスは勿論、経営的責任者の
意向を承知している上で、暴挙を許されている(信頼を得ている)輩。
職場に人材が定着する時代では無くなって、転職が当たり前な風潮が
作り上げられてる昨今、「嫌なら辞めなさい!」的に、その職場の
アンモラルに従う事を、暗黙の内に強要される。
業種、職種を問わず、そんな風潮が定着してしまった現代社会な
気がします。働く者にとってみても、採用されて中の人間になってみて
初めて見える内情と道理。本来の業務を遂行する以前に、翻弄されて
しまう難解が多く存在すると思います。正常を貫き通すのは難しく、
柔軟に異常にもならなければ、職場に居られないような仕組みです。
Posted by もも at 2018年01月17日 11:55 | 返信
何のために行うのか?
自分がやられて 嫌だなと思うことはやらない!
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2018年01月17日 11:41 | 返信
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