午後は、関西経済同友会で財界の人に在宅医療や終末期医療の講演をした。
これは２時間以上あるので、駆け足ではあるが、ひととおりの事は言える。

しかし尼崎市医師会で与えられた講演時間は、史上最短の２０分間だけだ。
２０分間で在宅医療を語るのは、至難の業ではあるが、私には無理だった。

ああ、スライドなんて用意するんじゃなかった。
自分の想いを素朴にお話すれば良かった・・・

帰り道は後悔ばかり。

でも、100人もの参加者があって、本当に良かった。
医師も30人で、在宅未経験者が３人も来てくれた。


在宅医療の裾野を広げるには、何をどう語ればいいのだろうか？
美談ばかりではいけないし、かと言って難しいことも良くないし。

あれこれ考えてもダメ。
己の無能さを嘆くだけ。


次回の在宅医療介護塾は、５月３１日（木）の昼間。
ここでリベンジできればいいのだが。

そうそう、尼崎市医師会の「あまつなぎ」のＨＰがオープンした。→こちら
市民や多職種のみなさまが活用されることを、お願い申し上げる。


明日の午前中は相生市看護専門学校の生徒さん全員に講演。
明日こそは、学生さんの心に残る話をしたいと色々考える。

午後は、ある大手マスコミで、これまた在宅医療のリアルの話をする予定だ。
不器用なくせに、美談を語ったり、リアルを語ったり、夢を語ったりの日々。

大杉蓮さんの急死がショック。
心筋梗塞か大動脈解離だろう。

とても人ごととは思えない、いつか自分の気がする。
でも親しい人に見守られたことがせめてもの救いだ。


ＰＳ）
夜になると、まだまだ冷え込みますね。
みなさま、風邪と残りインフルに、くれぐれもご注意を。