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「成年後見制度の闇」
2018年04月02日(月)
「成年後見制度の闇」という新刊が、届いた。
一読した感想は「やっぱりそうだったのか」。
私自身も、後見の鑑定に日々悩まされている。
一読した感想は「やっぱりそうだったのか」。
私自身も、後見の鑑定に日々悩まされている。
「成年後見の闇」(飛鳥新社)→こちら
長谷川学氏と宮内康二氏の共著だ。
以前、「成年後見制度はビジネス?」という拙文をブログにあげたら
結構攻撃を受けたのだが、あながち、間違いでは無いことが分かった。
ビジネスであるが、ビジネスが悪い訳ではない。
モラルハザードを逸脱した後見人が問題なのだ。
もちろんなんの世界でもそうだが、99%の人は真面目にやっている。
でも不正を働く、たった1%の人の被害にあった人が困っているのだ。
私は成年後見人の鑑定を依頼され、受けている。
しかしその後のトラブルがあるので、困ってる。
最近は、外国人の後見を鑑定したらお役所の方から
「外国人なので後見はダメ」と言われて困っている。
「補佐か補助で書いて欲しい」と言われた。
意味不明なので、鑑定を断ることに決めた。
町医者の私が書かなくてもいいのだ。
裁判所が指定する医師が書けばいい。
しかし「やっぱり書いてくれ」と泣きつかれて
ホント、どうしたらいいのか、全く分からない。
書いた者の責任として後になり裁判に出廷しないと
いけない可能性があるので、鑑定費用は頂いている。
私の周囲でも家族と後見人がモメているケースがある。
いったい誰のための制度なのか疑問に思うときもある。
いずれにせよ、成年後見人制度には、深い闇がある。
この制度を悪用された被害者が増加しているという。
それを直視しない限り、この法律の意義は揺らいだままだ。
そのためには立法府(=国会)での議論が必要なのである。
制度ができて18年が経ち大人になった制度は
よりよいものにするために見直す時に来ている。
しかしリビングウイル(LW)にせよ、蘇生処置不要指示(DNAR)
にせよ、この成年後見制度にせよ票にならない案件は相手にされない。
政治家には、超超高齢社会を迎えて
この重要課題は真剣に考えて欲しい。
PS)
桜が満開。は、いいのだけど、
今週末の在宅患者さんとのお花見が微妙になってきて、かなり心配・・・
毎日、2つのクリック、よろしくお願いしまーす!
この本には「救済マニュアル」も完全収録されているので
多くの人に、ご一読を勧めたい貴重な本である。
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この記事へのコメント
(1)弁護士、司法書士の間では、「過払い金の返還」と並ぶ今一番のビジネスになっていますね。士業というだけの理由で、赤の他人の資産(認知症患者が資産所有者であれば全額、その配偶者であれば半額)をいきなり差し押さえ、凍結してしまう。それでいて営んでいる商売・介護に一切協力せず、場合によっては資産横領をする。こんなおいしい商売はありません。中には土地建物15億円を売り払い、カナダに逃亡した弁護士もいるとのこと。この悪徳弁護士は、まだ逮捕されていないと思います。
(2)三重県のある自治体では、介護、医療、民生委員ルートから市役所に集まる認知症患者の全員に対し、役所の職権で法定後見人を付けていて、患者家族はひどく迷惑を受けている。何人かは行政訴訟を起こしたが、現時点ではその全てで家族側が敗訴しているとのこと(地裁レベル)。
Posted by 通行人 at 2018年04月02日 02:41 | 返信
私はほんとに一人になりました。
叔父夫婦がいるのですが亡父との関係に事情があって疎遠でしたので
父が亡くなったからといって急に関係を深める気持ちにはなれません。
かといって、成年後見も使うことはしません。
私が死ぬまで一人でまともに生活する以外、私が生きる道は無いと思います。
成年後見はものすごく危険です。
お一人様には特に危険です。
たとえば、私が正常であるにもかかわらず廃嫡手続きをすることができる。
たとえば、ちょっとした言動の行き違いを理由に、
認知症や、うつ病、統合失調症といった病名をつけて精神病院に放り込むことが、
成年後見人には可能なのです。
そして、そういった「商売」で稼いでいる精神病院が、明らかに存在します。強制入院の搬送業者と手を組んでいる。〇〇警備保障と名の付く企業は、そういった仕事もやっているのです。
成年後見制度と強制入院制度が結びつくと、正常な人を社会的に抹殺することなんて朝飯前です。
成年後見制度を改善、は無理だと思います。
廃止すべきだと思います。
同時に、精神病院を廃止すべきです。
共に悪の温床。
お一人様の皆様へ。
成年後見制度に頼ることは、あなたの老後を地獄へ導きます。
Posted by 匿名 at 2018年04月02日 02:46 | 返信
詳細は忘れましたので、正確な話では無いのですけど、最近弁護士さんをお招きして、ケアマネジャーのトラブルリスクについてお話頂いたとき、「何か質問はありませんか?」との問いにフロアから「以前担当した高齢の方(女性?)が利用者さんで、利用者さんのほうから「成年後見制度を利用したい」との申し出があって、制度を利用して喜んで貰った...と思っていたら途中で利用者さんが使えるお金がびた一文無いという事に気が付いた利用者さんが騒ぎ出した。ケアマネジャーはやさしい若い女性だったので、何とか成年後見制度を解除できると思ったのに、全く思うようにならず、どういう訳か、利用者さんは精神安定剤を飲まされて認知症専門の精神病院に入れられた。その後「ケアマネジャーが私をだましたと恨みながら亡くなった」と噂に聞いて、ケアマネジャー自身がうつ病になって寝られない。私はいけない事をしたのでしょうか?と言う質問でした。弁護士さんは「ケアマネジャーは全く悪い事はありません。法律に則って正しい事をしている。でもこれからは半分後見人に任せても、半分は利用者さんの自由にできるお小遣いをも残しておくとかの工夫が必要ですね。」との回答でした。
Posted by にゃんにゃん at 2018年04月02日 09:12 | 返信
成年後見制度の一部ですが任意後見というのがあります。
健常な本人が、今後に備えて、判断能力が衰えた場合に成年後見人となる人を前もって決めておく制度です。その時(=判断能力が衰えた時)が来れば、任意後見から成年後見に移行します。任意後見も契約ですから契約書を交わし家裁も関与します。
任意後見人となった人は、本人やその家族と「まだ、大丈夫ですか?」と、定期的に連絡を取ります。
・・・(~_~;)・・・そう、「まだ?」と待っている。
1、家族編
本人が正常なのに、本人を「精神的に問題あり」「判断能力が衰えている」ことにしたい家族も、いる。その家族が任意後見人であれば、なんだかんだで成年後見人となってしまうことができる。(それこそ、睡眠薬や精神安定剤を多用させればまもなくオカシクなる。)だいたいからして医者は、家族が訴えれば本人の能力に問題あり、といいう鑑定を出す傾向が極めて強い。
2.士業編
本人が正常なのに、本人を「精神的に問題あり」「判断能力が衰えている」ことにしたい士業さんも、いる。
本人がお一人様であれば、任意後見から成年後見にしてしまうことはとても簡単。
士業さんは役所にもしょっちゅう顔を出しているし、士業さん好みの鑑定を出す医者とつるんでいる。
本人がお一人様で、本人が「オレは正常だ」と怒り狂えば「待ってました」とばかりに「認知症の易怒性顕著」と書けるのだ。士業さんが「私は業務を遂行したいのですが、穏やかに話し合えない状態です。」で、・・・まもなく精神病院送り。
怖いですねぇ~~~
家裁が、後見人に監督人を付ける、なんて書いてあるけど、監督人が同じ業界人をシビアに監視するわけないでしょ? 医者と同じです。医者は前医を批判したり悪口を言うことは絶対しない。お互いにかばい合う。・・・長尾先生は他の医者を(遠慮がちに)批判するけど。
Posted by 匿名 at 2018年04月03日 02:08 | 返信
以前、後見制度はビジネス?にコメントした「ねこ」です。
今以て、後見に苦しんでおります。
まず、禁治産・準禁治産から異例のスピードで後見制度に生まれ変わったこと自体が
「おかしい」のです。本来、民法・刑法はそんな簡単に変わりません。
しかも、利用者ニーズが少数であるのに・・・。
この背景には、将来的な自己利益確保を目論んだ士業人組織(某法学会)の
巧みな働きかけと組織票が欲しい政治家の利権が絡んだことが窺われます。
尤も問題なのは、にゃんにゃんさんのコメントに登場する士業(弁護士)の
見識です。
>全く悪い事はありません。法律に則って正しい事をしている。
法律というのは、絶対的な正しさを保証されているわけではない
という認識が司法や人権を扱う弁護士に欠如しているのは残念というか
お粗末というか・・・。
障害者や特定の病者に対しては、国はいつでも「間違えた法律」で
人権侵害を行って来ています。
何度間違えても反省がないのです。
らい予防法でハンセン病者を島に隔離し、
感染がないことが証明された後も長らく解除しませんでした。
ハンセン病者は家族と引き剥がされ、人権侵害を味わいました。
家族もまた悲しい差別に苦しみました。
光田医師とそれを信奉した小島の春の女医は確かに法に則り正しいことを
しているという揺るぎない信念で行ったのでしょう。
しかし果たしてそれは、正しかったのか否か?
旧優性保護法下で、障害をもつ女性に強制不妊手術が行われた。
術後の身体の変化による苦しみ、女性としての人生を謳歌できず
人生は暗転してしまった。
しかし、「その時は適法だった」の厚労省の言い分を
御尤もと思う国民は果たしているのだろうか?
刑法200条が削除された。
ある事件をきっかけに、尊属殺人での刑法200条は違憲判断
されたからである。
憲法違反な法律は存在させてはいけないはずが、
日本の人権意識の低さが、それを許したのである。
この事件が起こるまで、誰も疑問に思わなかった。
被害者の遺影持ち込みはどうだろう?
数え上げたらキリがないほど・・・だが、
少なくとも、成年後見制度という民法は
2014年に障害者権利条約に批准し効力が発生した今となっては
明らかに憲法違反であり、利用促進法は国際潮流に逆行し、
それと同時に後見人の権利拡大を図った民法改正は
狂気の沙汰としか思えない。
最も、現在の財務省、厚労省、防衛省、最高裁で起こっている
文書改竄、破棄、隠蔽を見れば、この後見狂い咲きは
さもありなんというべきであるが・・・。
昨年だったか、三重県桑名市で起きた市区町村長申立て事件は
国賠をするそうです。結果が楽しみですね。
Posted by ねこ at 2018年04月03日 12:56 | 返信
追記
本当のことをお伝えします。
これは国家ぐるみの詐欺制度です。
後見法学会と司法書士政治連盟の陳情を公明党が受けて、
利用促進の運びとなったのです。
明らかに士業の食い扶持拡大のための制度になってます。
家庭裁判所は、士業擁護の立場をとっており士業には寛大です。
最高裁事務総局家庭局長(村田局長代理も含め)は
利用促進ワーキンググループで形だけの参加をし
当時の東京家庭裁判所の日景聡判事も利用促進で
国民にとって耳障りの良いことを言ってますが、
実際には、家庭裁判所では被後見人のためになる後見人交代など
には消極的でした。
家庭裁判所は身上監護には何も判断しません。
そもそも判断できないのです。
私的流用も士業の流用には寛大です。
証拠を以て指摘をしても、少額なら戻させて「問題なし」と
判断してしまいます。
そもそも、後見人を変えられないということ自体が人権侵害ですが
本人が事理弁識能力がないことを理由に、本人が望んでいるわけではない
と処理します。
しかし、申立には本人同意を必要としないのに、
交代には本人を持ち出すのは論理矛盾があると思います。
非常に卑怯で卑劣なやり方ですね。
どの家庭も、本人だけで決定などしていません。
特に、高齢者などはその子供に任せているのが現状だと思います。
そういう家庭のノーマルな関係を全否定するのが後見制度です。
利用率が低いのは、成年後見制度を知っている省庁職員や各裁判所職員たちの
4親等以内の親族が適切に利用できていないから利用率が上がらないのです。
この省庁職員や全国の裁判所職員の4親等以内の親族の対象者が
適切に利用すれば、すぐに利用率は上がります。
ついでに、リーガルサポートの司法書士や全国の弁護士、
ぱあとなあ社会福祉士の4親等以内の親族にも適切に利用させれば
もっと利用率は上がるでしょう。
利用促進に同意している議員の親族も対象にしたらよいでしょう。
やめたいのにやめられない、こんな人権無視の制度はありません。
一生涯ですよ。まるで士業の奴隷のようです。
最後に、著書は確かに現状を伝える一助になると思います。
その一方で、風が吹けば桶屋が・・・ではありませんが、
そういう部分もあるということも知っておかねばならないと
思います。
Posted by ねこ at 2018年04月04日 01:16 | 返信
某県の弁護士会で、成年後見制度を所轄する委員会の委員長を拝命し、
某県家庭裁判所とも協議しております、弁護士です。
久しぶりに先生のブログを拝見し、
通常、コメントなどをしないようにしていますが、
コメント欄にいささか一面的な意見が多く拝見されましたので、現場からの見解を述べます。
成年後見人において、不正を行う者はおりますが、
ほとんどの後見人は、家庭裁判所の監督の下、誠実に職務を遂行しています。
負担に見合う報酬をいただけることは、わずかです。
裁判所と弁護士会などは、現在、不正防止にかなりのコストをかけて臨んでいるところです。
具体的な問題が発生しているのであれば、
その後見人や家庭裁判所、弁護士会などに相談し、問題を解決すべきです。
理想論ではなく、その問題を解決することが肝要です。
一面的な情報の伝聞で、全てを判断することは危険です。
なお、本人のための財産ですから、本人のために使えないということはあり得ません。
また、一定の範囲で家族などのために財産を支出することも認められていますので、
本来あるべき後見業務では、そのような問題は発生しないものです。
誤った運用により、制度の趣旨や異議がゆがめられることは問題です。
Posted by 江越正嘉 at 2018年04月04日 01:32 | 返信
難しい事は分かりませんけれど、百人に一人、千人に一人、一万人に一人でも、成年後見制度で泣く人がいるのであれば、この制度を改革して、利用者本人に100%安全で有利な制度にすべきと思います。
これから益々、知恵と力が付いていく青少年ではなく、力も知恵も衰えていくお年寄りの晩年が、残酷な制度に苦しむ事がないようにすべきと思います。
Posted by にゃんにゃん at 2018年04月05日 08:57 | 返信
江越様へ
匿名投稿で長尾ブログをお騒がせしている一般市民です。
母を84歳で、父を90歳で、延命も拘束も無く見送りました。
両親共の要介護期間がおよそ8年と半年、その間、成年後見の問題も含めて
医療介護問題にかかわらざるを得ず、悩みまくりあちこち探しまくり色んな記事を読み漁り、
もちろん当初は「専門家」を称する方々および役所にもお話を伺うために電話もしました、足も運びました。
しかし、どなた様も皆「明確に制度をご存知ない」なおかつ「お仕事として自分の収入になるように話を運んでいく」方々ばかりです。
どなた様も皆「他人事」としてかかわっておられます。
当然ですよね。
皆様「ご立派な専門職」を自負なさり「世のため人のために役に立っている」と、ご自分の「生業」を自慢しておられる。
私達一般市民すなわち「利用者」は、皆様の収入のために存在するのではありません。
私達市井の民が必要とするのは「自分事」として共に最良の方向を見つけ出そうと努力してくださる方々です。ご自分達の業界に不正が多いことを認めるのであれば、自ら自浄しようとなさる方々です。
貴方様は、貴方様と同業者に痛めつけられて健康も財産も失ってボロボロになっている市井の民になお、貴方様と同業者に救いを求めろとおっしゃる。その残酷な矛盾に気が付かないこと自体が、貴方様の傲慢の証明です。
貴方様がた法律の専門家も公務員も、長尾先生を除くほとんどの医者と同じです。
ともに「自分や自分の家族には適用しない手段を利用者に勧奨する」
なぜなら、それがあなた方のビジネスだからです。
Posted by 匿名 at 2018年04月05日 07:13 | 返信
江藤先生
お言葉ですが、私はそうは思いません。
>具体的な問題が発生しているのであれば、
>その後見人や家庭裁判所、弁護士会などに相談し、問題を解決すべきです。
先生の仰るようなことができていれば、みんなこんな批判はしていないのではないでしょうか?
実例を挙げて恐縮ですが、実刑になったので臆せず申し上げますが、
元弁護士後見人渡部直樹の被害者3名のうち2名は法定後見でした。
仮にAさん、Kさんとします。
Aさんの娘さんは、おかしいと思って何度も裁判所に電話し実情を訴え
「変えて欲しい」と言い続けていました。
Kさんのお身内は2度も解任請求をしています。
しかし3年余も家裁は放置し、結果預貯金は0円になり国家賠償もされませんでした。
しかも、渡部は当初は辞任したのであり、職権解任ではありません。
専門職の方はいつでも「一部の」「一部の」と言いますが、
まるで人生ゲームでどこを指したらピョンと飛び出すかもわからない
そういう恐怖を味わいながら、私は日常を過ごしています。
申立人は、本人の財産を管理していたので申立て時に預貯金額や金融機関を
明記し申立てができるのです。
ところが、審判が下り、専門職がついた途端に、
専門職後見人が通帳を本人にさえも見せず、いくら報酬を貰ったかも言わない、
普通は、仕事をしても報酬を得たら、「ありがとう」という気持ちを持つのが
人として然るべき態度です。法の前に倫理があるのです。
審判後の家裁は相談どころか
「あなたは財産上は他人です」
「あなたに説明する義務はございません」
「何かあれば文書でお出しください」
文書で上申しようとも応答性がないのですから行ったきりです。
こういう真実を伝えずに、権利擁護とか振りまいて、
申請後に泣きを見るのは介護をしている相続人なのです。
それに問題は、財産上だけのことでもありません。
介護保険制度や認知症に理解のない専門外の士業に身上監護を任せているから
本当に不自由で不便極まりないのです。
しかも、身上では合法的な殺人かと思うような事案も多々散見されます。
然しながら、家裁の裁判官自体が身上監護で判断できる知識をお持ちでないので
身上監護面で解任など100%されないのが現実です。
2014年に障害者権利条約に批准し効力発生したのに、日本はその後何をしましたか?
利用促進の民法同時改正で後見人の権限拡大を図ったではありませんか?
これは世界に逆行してませんか?
不正防止への取り組みも結構ですが、司法の方には
もっと人権意識をお持ちいただかねば困ります。
生涯被後見人として縛る理由はないのではありませんか?
(少なくとも、ドイツ、オーストラリアは生涯ではないはずです)
それと、本人及びその事実行為協力者である家族と後見人が相性が悪い、
そんな程度では解任できない、というのもおかしいのです。
ノーマライゼーションとは何ですか?
法の前に人として平等で、可能な限り健常者と同じ司法アクセスならば、
後見人の交代は容易に認められて然るべきです。
恣意的に財産を奪われないこと、ならば、家裁の一方的な
判事の腹一つで決定された報酬を生涯にわたり支払う状況はおかしいと思いませんか?
少なくとも、健常者のように労働収入があるのとはわけが違うのです。
高齢者も預貯金があっても月の年金は10万円以下だったりしますよ。
なのに・・・東京家裁は月10万円以下の領収書の添付不要、収支報告書撤廃
してますよね?
>裁判所と弁護士会などは、現在、不正防止にかなりのコストをかけて臨んでいるところです。
コストをかけるより手間をかけて下さい。
残存機能の活用はどうでしょうか?
手っ取り早く、地域から施設に入れてしまっているのが実情ではないですか?
東京各地では、弁護士後見人による被後見人連れ去りが多発しており、
子どもに居所も教えず仕舞いで、これはTVで取り上げられたり、
週刊誌で取り上げられたり、twitterで騒がれたり、相当数おります。
ある方は、親が死ぬまで会えず仕舞いだった、と言っています。
本当に、ここは日本ですかね?
まるでナチスドイツのアウシュビッツか北朝鮮か?と見紛う程です。
本人意思の尊重などされた試しなしです。
最も問題なのは、後見人に対して、後見人として付いている間に
訴訟が起こせない、ということです。
これが、ノーマルな司法アクセスですか?
理屈の上では、事理弁識能力を問題にしているのだから・・・
先生方はそうおっしゃるでしょう。
しかし、世界人権宣言にあるように、家庭に干渉されることは望んでません。
認知症ではない高齢者がいる家庭で、
その高齢者が訴訟・応訴等をしなければならなくなった場合、
その家族(その高齢者の子孫)が、代わりに弁護士を探し、
その高齢者はそれに従っている・・・そういう構図が普通の家庭だったりします。
しかし、認知症で後見となれば別です。
訴訟があるから、弁護士がつく。そこまでは良いでしょう。
しかし、その弁護士の方針がどうも○○家には合わない、
そういう場合、弁護士を変えることができるのに、
後見では適いません。失礼ながら、問題解決能力云々でその弁護士を
変えることは不可能なのです。
結果的に、どこからどう見ても不利益を被っている
(報酬だけダラダラかかっている)そういう事実があるのです。
そして、最後に、最も問題なのは、弁護士後見人の困った事案を
他の弁護士に相談しても、弁護士自治があるので何も解決できない、
ただ、ただ、庇われて終わり・・という惨めな思いをするのが関の山なのです。
>本人のための財産ですから、本人のために使えないということはあり得ません。
>また、一定の範囲で家族などのために財産を支出することも認められています
それは理屈ではそうですよ。
別冊判例タイムズや東京3会と東京の判事の合議でもそういう話にはなっているでしょう。
しかし、それを実践している専門職割合は非常に少ないと思いますよ。
もう一つ言えば、本来、自分の親の金を、勘違い後見人が
「与えてやる」みたいな姿勢で家族に渡すことも家族側は「嫌」なんだと思います!
メリットを高らかに謳い上げて、デメリットを小声で小さく言う。
そういう「一面的な情報で、後見制度を利用することは危険です」。
以上。
ねこから江越正嘉への返信 at 2018年04月06日 12:52 | 返信
『年間所得200万円も…弁護士はもはや負け組?』
読売オンラインの深読みチャンネル
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180403-OYT8T50118.html?from=ytop_os1
借金地獄に陥った人、成年後見が必要と診断された精神病患者、認知症患者、などなど、不幸な境遇に喘ぐ人々が増えないことには、弁護士はメシの食い上げなのです。
そのうち、メシの種になる「不幸」を作り出すのでは?
すでにやってるみたいですね。
Posted by 匿名 at 2018年04月06日 01:46 | 返信
返信をいただきましたので、こちらもコメントいたします。
犯罪を犯す専門職の個別の事案をもって、
全ての専門職や制度を非難することは、あまり益はないのではないでしょうか。
また、個別の事案の運用や後見事務が間違っていることをもって、
全ての専門職や制度を非難することも、あまり益はないのではないでしょうか。
成年後見制度が人権を侵害することは、日弁連としても問題としています。
そのため、制度の改正を求める意見書も出しています。
意思決定支援の動きを積極的に取り上げようとする取り組みもあります。
間違った後見事務をする専門職も親族後見人もいます。
身上監護に弱い後見人もいます。
そのような問題点を解決するために、成年後見制度利用促進法が成立し、
内閣府、法務省、裁判所、厚生労働省、弁護士会、リーガルサポート、社会福祉士会などは動き出しています。
専門職後見人の後見事務については、各団体がガイドラインを作成し、より良い後見業務になるよう務めているところです。
報酬については、基準が存在し、公開されています。
潤沢な報酬がいただける事案は少なく、僅少な報酬の事案の割合が高いため、
割に合わないと考える専門職も相当数います。
後見人等の交代については、硬直的でしょう。
裁判所が家族の言い分を聞き入れることは、あまりないでしょう。
親族による後見により、不適切な財産管理がされた事案が多かったため、
専門職が後見人となる割合が急増し、不正防止対策も講じられるようになりました。
家族にとって、デメリットが大きい場合も、当然あります。
家族が本人の財産を食い物にしている場合も多く見られます。そのため、近年は市町村長による申立てが増加しています。
それでも、使わなければならない方がいます。
「成年後見制度が素晴らしい制度だ。何に欠陥もない。」と喧伝している者がいるでしょうか。
現場で後見業務やそれにまつわる制度的な業務に携われば携わるほど、問題を痛感するでしょう。
これからも、認知症になる高齢者は増加します。
病院や施設も足りなくなります。専門職も圧倒的に足りなくなります。
親身になって世話をすることができる家族も、足りなくなるでしょう。
迫り来る現実に対し、個別の事案を適切かつ確実に対応しつつ、
今後の対策を執らざるを得ないのでしょう。
限られた予算と人員で、どのように備えていくか、これからが正念場です。
最後に、より良い終末期を迎えるために、医師を選ぶ必要があるように、
弁護士や司法書士についても、選ぶ必要があります。
問題は、どうやって選ぶかです。選ぶ基準や、選ぶための情報が、ほぼない状況です。
この問題については、当面のところ良い対策ができそうにありません。少なくとも、日弁連や各弁護士会単位では難しいでしょう。残念です。
江越正嘉からねこへの返信 at 2018年04月06日 02:00 | 返信
制度が悪いのではなく、制度を悪用する人間が悪いのです。
Posted by グレーソーシャルワーカー at 2018年04月06日 05:51 | 返信
江藤様
早速のお返事痛み入ります。
ご意見は拝聴いたしますが、聞き入れるつもりは毛頭ございません。
>犯罪を犯す専門職の個別の事案をもって、
>全ての専門職や制度を非難することは、あまり益はないのではないでしょうか
江藤様は、ファーストコメントで「問題があれば裁判所に・・」とか仰いました。
しかし、問題があっても「個別の事案にお答えできません。」
つまり、貴方様が今使っている「専門職の個別事案」という具合に
はぐらかされてしまうのです。
確かに、解りやすいので実刑判決の出た渡部直樹を事例として出しました。
然しながら、ことの本質は
貴方様がファーストコメントで仰った「裁判所に相談」が無益だよ、
ということを言いたかったに過ぎません。
「繰り返し言っても、裁判所が親族の声に真摯に耳を傾けませんよ」ということと
10万円以下の領収書と収支報告書の撤廃をしている裁判所が
どうやって10万円以下の不正の積み重ねを見破っているのですか?
ということを適示したに過ぎません。
これが「某一人の専門職の問題」なのですか?
どこからどう読んでも「家裁の運用が不味いよ」と言っていると思いますがね。
>親族による後見により、不適切な財産管理がされた事案が多かったため、
>専門職が後見人となる割合が急増し、不正防止対策も講じられるようになりました。
これは違うと思いますよ。
禁治産・準禁治産の流れで当面「親族」が選任されていたに過ぎません。
それと、親族の不正が多いと仰いますが、法律を熟知している弁護士殿が
この程度の洞察力では困るんですよ。
まず、親族と専門職の大きな違いは、教育の機会です。
親族後見人は裁判官とお目通りを願ってもなかなか適いません。
一方、弁護士後見人はどうでしょう?
我が家の弁護士後見人はかなりお時間があるらしく
何かにつけて「家裁と協議する」と言います。
親族が一堂に会して裁判官を招いて質疑応答の機会を与えられていますか?
ないですよね? 一方、弁護士会や日弁連は如何でしょう?
しょっちゅう、弁連や各会で開かれるシンポジウムに裁判官がこぞって
出向いて行って、質疑応答できているじゃないですか?
教育の機会を与えられた者と、そうでないものを比較して
横領が多いなどと割合比較だけで言われたくありません。
そもそも、弁護士後見人はその様な教育の機会が与えられているのに
「横領」が発生しているのはどういうことでしょうか?
学習能力を疑わざるを得ません。
また、親族というのは、後見効力発生前は「親族相盗例」で
財産の混同があろうとも罪にならないのです。
ところが、後見効力発生後にいきなり「親族相盗例適応除外」になるのです。
シャンパンタワーで呑んで横領するのと、親族相盗の区別ができずに
使ってしまうのとでは訳が違うのではないでしょうか?
横領後の関係性においても全く、専門職と親族を一緒に考えることはできません。
専門職は実刑食らって、その後、その本人と無関係でいられるでしょう。
然しながら、親族は罪を償ったのち、財産がない中で本人に対して
事実行為をしながら生きていくのです。
その本人とは無関係とはいかないのです。
>成年後見制度が人権を侵害することは、日弁連としても問題としています。
>そのため、制度の改正を求める意見書も出しています。
>意思決定支援の動きを積極的に取り上げようとする取り組みもあります。
なるほど・・
然しながら、にもかかわらず、
人権侵害もどきをしている弁護士が多数存在するのはなぜですか?
まずは、内部の自浄作用を働かせ、内部の同職業人に対して
徹底的に教育を図っていくことの方が先決ではないですか?
親族後見人が横領が多かった。
必ず、専門職はこういう親族の個別案件を相対化して話すのに、
自分たちの仲間が取り上げられると「個別」に翻してしまうけれど、
リーマンショックのような経済的背景もあったと思いますよ。
今のあなた方の弁護士不況で、認知症や障害者の脛を
「権利擁護」を振りかざして職を得なければならなかったように。
少なくとも、今の私についている専門職後見人たちの
やっていること(証明多数あり)をネットで公開したら
おそらく世間は騒然とするでしょうね。
成年後見制度の申立ては、個別です。
すべて個別の問題なのです。
然しながら、制度があって、専門職が居て、家裁があって
そして行われている、それが事実で真実で現実です。
>限られた予算と人員で、どのように備えていくか、これからが正念場です。
限られた人員?
人員何て有り余ってますよ。
後見人が見つからないのは金がない精神障害や重度知的と相場が決まっており
東京家裁は、小金持ちの認知症案件とセット受任をお願いしているのです。
それと、後見報酬はあくまでも「目安」であって
東京なんか、その通りになどなっていません。
新聞の投書に「後見効力発生後8か月後に本人が死亡したが、後見監督人に8ヶ月で80万円」というのもありますよ(手許にあります)。
最後に、成年後見制度の立法時の国会議事録を読むと
なるほど、シナリオ通りだったのだな・・・と思えます。
国民は、現状に不満を言うばかりではなく、
キッチリと裏側を見ながら言うべきことを言った方が良いと思います。
>内閣府、法務省、裁判所、厚生労働省、弁護士会、リーガルサポート、社会福祉士会などは動き出しています。
後見法学会とぱあとなあ、リーガルサポートは政治的働きかけで
ずーっと動きっぱなしです。
ある政治家は「組織票が」と本音をぶつけてくれました。
内閣府利用促進委員会は本年4月1日付で解散しました。
まあ、内閣府、最高裁事務総局家庭局、法務省民事局参事官室、厚労省各担当課、
くまなく直接電話してみたら宜しいでしょう((笑))
何も動き出せてないことが解りますよ。
動き出したと言ったって「運用」で問題になっているのに
まだ「運用」に頼ろうとしているのですから。
そりゃ、無理ですよ。
裁判所は「民法・刑法」でしか判断しません。
それを厚労省も、地域自治体(市区町村の後見担当)も
よく理解なさってますよ。
今のところすべての機関において頂いている最終的なお答えは一緒。
「最終的には家庭裁判所が判断するので、そこに何かしらできるわけではない」です。
とどのつまりは、話し合いに何千万かけようとも元の木阿弥。
だって、全く同じこと、2000年の立法時にも十分話してるんですからね。
少なくとも、私個人にはこの手の話は通用しません。
>「成年後見制度が素晴らしい制度だ。何に欠陥もない。」と喧伝している者がいるでしょうか。
それが居るんですよ・・・。
長尾先生の「成年後見制度はビジネス?」のトピの時に
「良かったという声しかありません」とコメントしている人が・・・。
Posted by ねこ at 2018年04月06日 06:50 | 返信
私の保佐人は、毎週訪問してくれます。家族がいないので、心強いです。
良い保佐人に、あたりました。
Posted by 保佐人に感謝 at 2018年04月07日 08:36 | 返信
私の弟に補助人がついています。毎週訪問していただいています。弟は、浪費があり、頑固。貯金は0。それでも補助人さんは、嫌な顔もしないで、弟に付き添っていただいています。お金にもならないのに。家族でも出来ないことまで、感謝しています。
Posted by 弟に補助人さん at 2018年04月07日 08:51 | 返信
生活保護、身内がいない、預貯金もない。あるのは、認知症。そんな方を担当している後見人も、たくさんいることも事実です。
Posted by 後見人頑張れ at 2018年04月07日 08:57 | 返信
24時間対応してくれる後見人さん。いつ寝てるのかなあと心配になることもあります。
Posted by 匿名ケアマネ at 2018年04月07日 09:05 | 返信
兄の後見人さんは、毎週放置してくれます。家族じゃないので、よかったです。良い運命に、あたりました。毎週放置していただいている兄は、今は亡き人が将来病気した時に。との思いで託して頂いた財産も、きっと今はほぼ0。それでも、後見人さんは嫌な顔も、しないで付きまとっていただいています。お金もうないのに。家族でもできないことまで。感謝してほしい!。生活保護もありますよ、身内はいらない、預貯金もうない。あるのは、ダウン症。そんな方にしてくれる後見人も、わんさかいるのも迷惑です。24時間放置してくれる後見人さん。いつ寝てるのかなあと心配になることもあります。
Posted by All-Free at 2018年04月07日 03:07 | 返信
弟に補助人さんへ
「お金にもならないのに」というのは、弟さんの補助人は家族か一般市民がやっているのですか?
そうではなく司法書士や弁護士などのプロが請け負っているなら、「お金になっています」。
補助人や保佐人や後見人を「プロ」が請け負う場合は、本人の預貯金がゼロでも本人が生活保護受給者でも公的資金(=税金)から報酬が出ます。
補助人や保佐人や後見人を「家族や一般市民のボランティア」が引き受ける場合は、申請当初から「報酬無しで」という場合もあります。
匿名から弟に補助人さんへの返信 at 2018年04月07日 04:19 | 返信
後見人頑張れさんへ
被後見人・被保佐人・被補助人が生活保護、預貯金ゼロであっても、後見人・保佐人・補助人がプロ(司法書士や行政書士や税理士や弁護士など士業さん)であれば、その報酬は公的資金(=税金)から支払われます。
後見・保佐・補助のどれであっても基本報酬は月額2万円程度とのこと。本人の資産が多ければその額に応じて増えます。また、本人の不動産などを処分するといったオプションごとに収入を得ることができます。
安いといっても10件担当すれば最低月収20万。年収200万そこそこレベルの士業さんにとっては重要な「お客様」ですよね。一生懸命やって当然ではありませんか?
Posted by 匿名 at 2018年04月07日 04:23 | 返信
後見人頑張れさんと弟に補助人さんへ「本人に支払能力が無い場合の後見報酬について」
http://www.yasutake-lawyer.jp/blog/2016/07/post-5-287082.html
(以下抜粋)
成年後見人、保佐人、補助人(以下、「成年後見人等」といいます)が、成年後見人等として行った業務に対する報酬は、
本人(成年被後見人、被保佐人、被補助人)の財産から支払われるのが原則です。
しかし、本人が生活保護受給者であるなど、本人に報酬を支払うだけの財産がないことがあります。
そんな場合、報酬を払えないので成年後見制度を利用出来ないのでしょうか?
いやいや、そんなことでは、お金に余裕がある人しか成年後見制度を利用できず不公平です。
このような場合には、市町村などで定める
「成年後見等報酬助成金制度」(名称はさまざまです)
を利用できます。例えば、私の事務所のある松戸市では、平成28年7月現在、
・本人が在宅のとき・・・ひと月2万8千円
・本人が施設入所者のとき・・・ひと月1万8千円
が上限として支給されます。細かな条件については、こちらをご覧ください。
但し、注意しなければならないことがあります。
市町村によっては、首長申立ての場合しか、報酬助成金をもらえない場合があるからです。
例えば、平成26年4月の調査によれば、千葉県の千葉市、柏市や我孫子市などがそうです。
他にも、本人の親族が成年後見人等になる場合には支払われないケースもあります。
(抜粋ここまで)
(この弁護士さん、報酬についてはっきり書いていて逆にスッキリします。まるで無報酬で後見してやっているんだ、みたいな錯覚を利用する悪徳士業さんより、はるかにマシです。)
匿名から後見人頑張れへの返信 at 2018年04月07日 04:29 | 返信
匿名ケアマネさんへ
後見人さんが24時間対応する業務というのは、つまり夜中の1時や明け方の4時に対応しなければならない業務というのは、どのような業務でしょうか?
私、不勉強な一般人ですがとても興味があります。ぜひ、具体的な事例をお示しください。
あなた様はケアマネさんとのこと、夜中に後見人さんに電話したり来てもらったりしたことがある、ということですよね。夜中に後見人さんに連絡することが、どうしても必要だった、というわけですね。いったいどんな事例なんでしょう???
緊急手術など医療的な内容については家族が後見人なら判断できますが、他人が後見人では判断できないはずですが。
・・・あ、ひとつありますね。強制入院ですね。本人が介護施設で騒ぎまくって困るから精神病院へ強制入院させた、のかな?
成年後見人には強制入院の同意権がありますからね。
匿名から匿名ケアマネへの返信 at 2018年04月07日 04:41 | 返信
保佐人に感謝さんへ
良心的な方が担当で良かったですね。
あなたはご自分が「保佐必要」と思っていらっしゃるのですね。
それとも単に、家族がいないから誰かに頼りたいだけかしら?
あなたを保佐する方は、あなたよりも正常であり、今後もずっと正常で、今後もずっと良心的な方なのでしょうか?
人は変わります。心も能力も変わります。周囲の環境も変わります。
まだ後見必要と判断されていないあなた様ご自身は、あなた様の考え方・生き方次第で、保佐も不要にできるかもしれません。
自分自身の責任能力で生活できれば、それが一番良い生き方だと、私は思いますがいかがでしょうか?
一人は不安ですけれど、一人は自由で、一人は強くなれます。頼るのは自分です。
匿名から保佐人に感謝への返信 at 2018年04月07日 04:59 | 返信
笑えますね。
すべて4月7日付の後見人高評価。
コメントはメルアドやURLを必須にしないとダメだと解りました。
特に最後の匿名ケアマネさん。
24時間対応って・・・後見人業務を理解してないってこと?
後見人は事実行為はしませんよ。
保佐、補助、後見、すべての事案に良い後見人。
そして投稿時間は数分違い。
長尾先生のブログは広範囲な方に読まれている率が高いので、
こういうコメントを見た一般の方々が冷静に判断してくれると思います。
そこまで国民はバカじゃないしょ・・・。(呆れる)
Posted by 匿名 at 2018年04月07日 07:01 | 返信
お金がある、ないに関わらず、儲かる、儲からないに関わらず、後見人を引き受けていただける貴重なある社会福祉士後見人さん。
候補者の希望の依頼が殺到して、今はお待ちしている状態の方もいらっしゃいます。そんな人は、目立たず、自分の仕事をこなしていらっしゃいます。そんな後見人さんも、世間には、いらっしゃいます。
目立たず、言い訳もせず、コツコツ。
訪問を大事に、顔が見える関係を大切にしている、ある社会福祉士の後見人さん。
地元では、有名な方です。
そんな声も、コメントに載せていただきたいです。
Posted by 匿名介護職員 at 2018年04月07日 08:47 | 返信
任意後見制度は、契約の期間には任意後見受任者と言って任意後見人ではありません。
任意後見から法定後見へ変更は家庭裁判所の裁定が必要であり、
任意後見が法定後見より優先します。
誤解を招く文章だと思います。
渦潮から匿名への返信 at 2018年04月08日 04:10 | 返信
成年後見制度の理念は、残存能力の活用・自己決定の尊重・ノーマライゼーションが三原則です。
一市民として成年後見制度の普及活動を法律が施行される前より実行しています。
士業と言われる方々は決して専門家ではありません。判断能力が定かでない方々を勉強せずに法律だけで人々は幸せにはなれませんが、一生懸命に仕事をしている士業の方が多数です。
報酬にしても年間を通じての貢献度により家庭裁判所に申し立てし認められて始めて報酬となるのです。いろいろと成年後見制度のことを話されていますが、実際にどれだの例を調べたのでしょうか。
「成年後見制度の闇」を一読しましたが、気分が悪くなりました。週刊誌的で一事が万事のごとく書いていますが、確かに新聞紙上では後見人のトラブルがニュースになることがあります。
成年後見制度のお話をする場合には、そのようなことも含めてお伝えしています。
本人の心身の状態及び生活の状況に配慮義務が求められているのです。
この義務のために頑張っている後見人等が殆どです。この社会で一事件で全ての人間を評価することは正しいことでしょうか、欠点があればそれを補うのは後見人等の仕事と考えます。
Posted by 渦潮 at 2018年04月08日 04:45 | 返信
困ったことが、あったり、不安な夜は、保佐人さんに電話しています。安心感があります。
ひとり暮しをがんばれます。
ありがとうございます。
Posted by 匿名 at 2018年04月09日 06:58 | 返信
>24時間放置してくれる後見人さん、いつ寝てるのかな~と心配になる・・・。
24時間365日寝てると思うよ。
ねこからAll-Freeへの返信 at 2018年04月09日 07:14 | 返信
法定後見で横領被害に遇って国賠もされない。そういう被害者が一人いれば十分です。
あなたの理屈は、旧優生保護法下で強制不妊手術された人が一人なら運が悪かっただけで、割合が多ければ問題だ、と言っているのと一緒ですし、法律の下でみんな信念に基けてやっていることが正しいとは限らないんですよ。ハンセンのらい予防法の光田医師も小島の春の女医も「一生懸命やっていました」。それがどんな悲劇を生んだか。もう少し「人権意識」を根底から勉強して頂きたいというのが願いです。
そもそも障害者権利条約12条が何を求めているのかを飛ばして語れないのです。
>本人の心身の状態及び生活の状況に配慮義務が求められているのです。
そりゃ、そーですが、その違反で解任されてますか?
>この社会で一事件で全ての人間を評価することは正しいことでしょうか、欠点があればそれを補うのは後見人等の仕事と考えます
横領加害者の欠点を誰がどうやって補うのですか? ぜひアナタ補ってくださいよ!
>ノーマライゼーション
健常者と限りなく同じ状況をノーマライゼーションと言うのです。
ニイリエです。彼が求めてることは日本の後見でいう生涯外せないものと違うでしょ。
>自己決定の尊重
後見類型では事理弁識能力の常況を欠くもの。つまり判断能力や行為能力を否定し取り上げているのに矛盾してませんか? そういう人の自己決定とはどんなもの? 彼らがやった行為は誰かが本人抜きで判断して取り消せるのだし、そもそも通帳を取り上げて見せない時点で自己決定もノーマライゼーションもチャンチャラおかしい。
日本人は、誰かが何かをしてくれる、してあげる、それが親切で支援だと思ってる。
そういうのをパターナリズムと言います。
ノーマライゼーションの対極にあります。
ねこから渦潮への返信 at 2018年04月09日 07:30 | 返信
専門職の不正、横領は例え一件でも有ってはなりません。
匿名から渦潮への返信 at 2018年04月09日 12:27 | 返信
こういうところで番を張っている方々は最初から偏っていますから,
まじめに正論を述べても難癖を付けられるだけですよ。
はっきりしているのは,偏っている方々がどんなに抵抗しようが,
国家施策である後見制度の利用促進はどんどん進んでいく,
ということです。後見人の不正も明らかに減っていますから,
ごくたまに不正が発生したとしても阻害事由にはならないでしょうね。
Posted by 朝潮 at 2018年04月13日 11:43 | 返信
朝潮さんへ
私は一般市民です。両親が要介護から亡くなるまで8年半、その前の祖母との関りを含めると、人生そのものが高齢者がらみで医療介護問題に直面してきました。その経験から、感じたことを投稿している者であって「こういうところで番を張っている方々」ではありません。
朝潮さんは、「正論」 とおっしゃるが、正論が常に正しく国民の幸福につながるものでしょうか?
朝潮さんがおっしゃる「正論」はイコール「国策」ですか?
国策が正論である???
国が決めたことは常に正論でありますか???
「偏っている」とは何を基準になさっておられますか? 国策は「偏っていない」のですか?
後見制度を利用促進していくことが、国民の「自由で平等で平和である生活」を保障し維持することにつながりますか?
高齢者も国民です。病者も国民です。
朝潮さんは、「認知症」と名付けられている状態についてどの程度理解しておられますか?
認知症については私は、長尾先生でさえ、病気の誇大広告やり過ぎだと思っているのです。そして「今後、認知症患者が増える」という大前提で様々な「対認知症国策」が提示されている。
認知症患者は「増やさない限り」、増えません。
そうです、認知症患者は 「増やされている」。
認知症ではない高齢者を認知症であると診断して脳に作用する有害無益なクスリを飲ませ、「判断能力に欠ける=被後見人となるべき」高齢者を増やすことが、現在の「国策」であります。
朝潮さんが公務員であらせられるのか士業さんでいらっしゃるのか存じませんが、貴方様ご自身が、「認知症ではない」ことをどのように証明なさいますか? 貴方様の高齢ご家族もしかり。 後見人業務にたずさわっている人達が、「認知症ではない」とどのように証明できますか?
100から順番に9を引いた数字を正解できて、野菜の名前を言えたり、さっき見た写真が電車だったか桜だったか犬だったかを正確に答えられれば、認知症ではないのですか? そういったテストの点数が良ければ、自立した高齢者なのですか? (そのうち認知症テスト予備校ができますね。)
私の父は認知症テストはよくできましたよ。脳梗塞入院から戻って運転免許も自分で更新してニコニコしていました。
それでも、とても一人では生活できない人でした。
仕事以外、家計管理もすべて女房任せの人でしたから。
認知症テストができなかったという理由で母が認知症と診断され、しかし母は一人で生活できました。
母が一人で家にいることに、私は不安を感じたことが無かった。
しかし父が一人で家にいると私はそれだけで不安でした。
母に後見人が必要だと思ったことは無いけれど、父に後見人を考えたことはあります。
そしてネット記事を読み漁って(ネット記事はいい加減だ、とおっしゃりたいのかもしれません。ご安心ください。右も左も、肯定も否定もくまなく読みつくしました。もちろん市報や社協の宣伝は嫌でも目に入ってきます。)
私が得た結論は、後見制度は「うっかり関わると地獄だ」ということです。
朝潮さんは「不正は減っている」とおっしゃる。
私は「表面化しない不正がものすごくたくさんある」と感じています。
なぜなら
「表面化させる意欲と手段を持てない被後見人およびその家族がほとんど」だからです。ボロボロにされて諦めきっている。
朝潮さん、もし貴方様が公務員や士業さんとしてご活躍されておられるのであれば、どうか、一般市民の幸福を第一に考えて行動してください。
最後に、被後見人の数は、増えません。増やそうとしない限り、増えません。増やそうとするから増えるのです。
被後見人を増やしたいのは、だれでしょう?
匿名から朝潮への返信 at 2018年04月14日 05:18 | 返信
なるほど、そうですね。
悪口ばっかりのコメントの人は、悪口ばかり。
結局、無責任ですね。
振り回されないように注意しないと。
後見人をやはり応援します❗
必要な人には、必要ですからね。
Posted by 匿名 at 2018年04月14日 05:39 | 返信
>ごくたまに不正が発生したとしても阻害事由にはならないでしょうね。
自分が被害者にならないと何とでも言える。
これ、刑事的事件でも一緒。性被害でもなんでもそう。
自分が被害者でない時は、被害者の勝手な神話を作り上げる。
スカートが短かった、胸が見えてたから、等々。
しかし、自分が被害に遭ったら真っ先に me too運動やったりする。
果たして、実際の横領被害者の眼の前で、
不正があってもこれは必要な制度なんですよ、と言えるのか?
しかし、成年後見制度利用促進の内閣員会の内勤者数名の内
K女史は、こう言い放った。
巨額横領被害のひとりである被後見人家族を目の前にしても
「必要な制度です!と堂々と言える」と。
横領被害者家族は3年間もの間、解任請求したり
家裁に電話したり、上申書出したり、あらゆる手段を講じた。
しかし、家裁の対応は「問題ない」でにべもなかった。
後見人弁護士も収支をエクセル票で出してきた。
あんなものは勝手に作成できるのに、家裁はそれを良しとした。
3年もの不安を得て、不安が確信になり、事件になった。
これにいからずにいられるのか?
これはジャーナリスト本の話ではなく、実際の事件である。
その被害者の娘は「さんざん言ったのに、これですか!」と
怒りをぶつけたと言うが、国家賠償もされなかった。
なぜか?
横領をピンポイントで指摘する資料の提出がない、
解任請求では、横領を示す資料提出が具体的指摘がない、
これできるのか?という話。
通帳も見せない、自己作成のエクセル票のみ、
それを作成したのは弁護士で、それを許したのは家裁である。
これが、渡部直樹横領被害の実態である。
バカも休み休み言ってもらいたいが、
どーぞ、どーぞ、後見人支援ではなく、
貴方の家族やあなた自身が後見制度を利用して
ご自身の財産を横領され、粗末な入所施設で生涯終えて下さい。
推進派の方が、積極的に利用すること、
自分の家族や親族に積極的に利用されたら利用率はぐんと上がる。
人に勧めて報酬得る側に回っといて、自分の家族には利用させない、
え? 事理弁識能力がある?
あのー、医師に頼めば、後見類型にレ点打ってくれますよ。
積極的に後見類型にして権利剥奪したらいいじゃないですか?
Posted by 成年後見制度は漆黒の闇である at 2018年07月06日 11:16 | 返信
成年後見制度は漆黒の闇であるさんへ、まったく同感です。
お役人様や国家資格でメシ食ってる人たちの共通点は、自分達だけ安全圏から出ない。自分の家族も安全圏から出さない。成年後見制度推進はメシのタネ。医者が闇雲に抗がん剤打つのと同じ。自分や自分の家族には適用しない。医者は自分や自分の家族には拒否する医療を一般市民に威圧的に推奨する。拒否すれば「どうなっても知りませんよ」という脅し文句。
一つだけ異なるのは、成年後見制度は利用しなくても症状が悪化するわけでなく痛みで悶えるわけではない。
痛みを伴う症状は、医者がなんとか緩和治療してくれないと自分で痛みを除く(闇ルートの鎮痛薬を打つ)か、首吊りか列車飛び込み自殺しないと、ずっと苦しい、痛い。
同時に一つだけ異なるのは、
成年後見制度は自分あるいは家族が利用しようとしなくても周囲が押し付けてくる。これが一番問題。
つまりは、
痛い苦しい時には医者は必要なのだ。(痛い苦しいを緩和できない医者もいるのだが。)
成年後見制度は必要ではないから、あくまでもとことん利用しないという強い意志を持続することが肝要。
成年後見制度に近づくべからず。
ただね、怖いですよ。「高齢者イコール認知症ゆえに成年後見人つけろ」がまるでスローガンみたいになっている。
ある記事の見出しにありました。
「アヘ政権は形を変えたファシズムである。」
匿名から成年後見制度は漆黒の闇であるへの返信 at 2018年07月09日 04:48 | 返信
2親等の親族ですがAと数か月前に縁組した養子が1親等となり、半年後にAに後見人申し立てをしております。養子縁組は有効なの?
養子と代理人が後見申し立てし、その知人弁護士を後見人にしてます、裁判所に提出した書類の開示請求をすると裁判所書記官に「閲覧権限の無い人」と言われました。
介護1から入院した直後に介護4になっていることが疑問で、1年後の介護保険認定日に立会しましたが市の調査員が「頭はしっかりしていますね。」と言ったのに数か月後に「後見相当の審判」です。
裁判所の手抜きで、後見申し立てをした事も知らされていないのに「私が後見人です」と文書を送ってきた後見人。私が異議申し立ての期限は時効。
遺産分割も2親等代理人は無視、弁護士資格の無い者とは行わないと後見人と養子+代理人弁護士で完了。家屋も後見開始から1年経過した頃、数千万円で売却されていました。
後見人に「遺産全額養子にあげるから患者を転院させて」と言っても無理・無駄だったのですね。
掃除中に転倒して骨折、リハビリ後に現在の医療機関?に入院して4年目(プレドニン内服)現在寝たきりです。まさに「成年後見制度の闇」真っ只中。
子猫からねこへの返信 at 2018年07月24日 05:54 | 返信
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