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老人ホームが合わない人はどうする?

2018年04月21日(土)

介護施設とは、集団生活の場所、でもある。
それに適応できる人と、できない人がいる。
もしできない場合は、どうすればいいのか。

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グループホームはワンユニット9人で比較的個別性が高いが
特養や老健は、いわば合宿生活ないし、集団生活の場である。

老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅も同様に大人数での生活の場。
それに適応できない人が一人いるだけで、介護スタッフの手が取られる。

不安の強い人や脱抑制やせん妄が前面に出る人は、まずは薬をチェックする。
薬害を除外してコウノメソッドをやっても、施設側からNGが出る時がある。

その次の行き場は、介護施設ではなく、精神病院である。
いい精神病院だったらいいが、薬漬け、抑制だらけなら。



人間が生きていくことは大変だなあ、と思うのは、こんな時だ。
介護施設からも身捨てられそうになる人の相談に乗る時が辛い。

介護スタッフの限界や辛さも分かる。
また己の無力さを、嘆く時でもある。

叶うならば、そんな一見介護施設不適合に見える人でも尊厳を保って
地域の介護施設で暮らし続けることができる「余裕」があって欲しい。

もし人的、アミニテイ的、精神的、経済的な余裕があれば、
介護が難儀な認知症になっても安心して預けられるはずだ。

そのためには介護スタッフの「教育」に相当な投資をしなければならない。
そう思い、「国立認知症大学」という私塾を立ち上げて、教育をしている。


いや、そのために精神病院があるんだ、という人もいる。
しかし本当にそうなんなのかと自問自答する毎日である。

孤独な闘いである。
しかし孤独が力だ。



PS)
連日、講演が続いている。

3日前は、尼から連携の会、で講演。
2日前は、インテックス大阪のバリアフリー展で、講演。
1日間は、梅田紀伊國屋さんで、講演。

忙しいのに来て頂いた方、連続で来て頂いた方、
何度も聞いて頂いた皆さまに感謝申し上げます。

昨夜は当院の新入職員歓迎会だった。
みんなで楽しく食べて、私は歌った。

今日は、埼玉医大で講演である。
その他の仕事もあるが日帰りだ。


その合間を縫って、昼間も真夜中も、往診している。
こんなふしだらな生活はきっといつまでも続かない。

でもとりあえずは、7月7日まではなんとか生きていたい。
そんなよく言えば刹那的、悪く言えば場当たり的な毎日だ。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

私は、家族を精神病院にだけは絶対に入れてはいけないと念じ続けていました。
母は一般介護施設で、父は肺炎で回復の可能性もあったので入院し、そのまま最期となりましたが、「無事に」延命も拘束も無く見送れたことが救いです。

介護施設は千差万別、経営者の考え方によって、また多数の施設を展開している場合は施設長と担当医の考え方によって対応が異なります。ただ、はっきりしていることは、介護職員は慢性的に不足。今後はもっと不足します。

介護施設が一番嫌がることは「自傷・他害」です。
「自傷・他害」がない限りお世話します、という施設が、ウチの場合は、まだ、ありました。
でも今後は、入居者を選ぶようになるだろうと推測します。

どう、すればよいのでしょうね。
一般介護施設では世話し切れない人を世話する「介護施設」を作るのが一番良いと思いますが。「介護施設」ですから当然、拘束は一切無しです。でも人手は足りないから、夜中に歩き回っても放置、転倒してケガしてもすぐには手当できない、裸でうろちょろも放置、怒鳴っても大声で叫んでもゴミ部屋でも「まあいいでしょ、自傷も他害も無ければ」という「介護施設」を作れるかな:::::

一番困るのが「自傷・他害」そして「自殺」。
介護施設は「凶器」になり得るハサミなどは、入居時にすべて「お預かりします」けれども。  
「食べることが可能なのに自ら食を断つ」場合もある。

人を一人、「無事に」死なせることは、ほんとうにしんどい一大事業です。

Posted by 匿名 at 2018年04月21日 03:52 | 返信

国会 空転
辞任
総選挙
南北会談
米朝会談
日本は 今や 残念ながら 世界の笑い者
ゾクゾク 失態 辞任 セクハラ
まだ 死ねない
ほんと まるで 毎日 これでもか

森友 カケ 日報 援助交際 セクハラ
今や 政権 支持は
介護
シニア。

Posted by 鍵山いさお at 2018年04月21日 07:04 | 返信

介護施設と精神病院の違いって
本人が見知った内部事情について
言及するか(できるか)しないか(できないか)
の違いって気づきました。

Posted by ま(池井戸潤さま) at 2018年04月21日 07:06 | 返信

報酬改定だとかで、連日の勉強会。でも、今回も認知症のことには触れられてないように思います。看取りをどうするか、自立支援、重度化防止?素敵な言葉が並びますが、認知症についての勉強会がないです。認知症の利用者さんのことで医療連携できますか?ってみんなの主治医に聞いてみたい。PT・OT.にリハビリ加算増えるなら、認知症の専門職も増やしてほしい。わたし、認知症のこともっと知りたいです。

Posted by ふーちゃん at 2018年04月21日 10:48 | 返信

施設は障害者解放運動で、 隔離になると全盲の故楠敏雄
を先頭に故入部かよこ豊中市議員24時間介護必要な
脳性麻痺の障害者
そよ風の河野秀忠さんやはり故人にもうすぐ偲ぶ会皆
100人以上集める力
吹田はあてーの代表ぷくぷくの細田さん引退して暮らす。
たちあげた大先輩は車椅子に乗って父君が押す。おこらんど展 墨あそび詩あそび土あそび展に来訪平本歩さんは作品展示。しばらくして 1冊の本にまとめる。ら
もちろん 一人暮らし 自立して暮らす
尼崎で長尾クリニックに近い所に24時間介護必要な障害者が生きていますよ。毎日歩き講演もこなしてる、外が好き。
関係者が出会っていますよ。
おぎようこはシニアになって隔離の施設はないしょう
きがつく、
認知症キャンペーンけこうきょう放送
道出会ったら声かけましょうと

見つける 方法が
あるのでしょうか?
おぎようこは老いても
延命措置拒否して自宅で逝きます。

Posted by 匿名 at 2018年04月21日 11:27 | 返信

人は、誰か(他者)を「どんな人だろうか」と推測する時に
これまでに会ったタイプ、頭の中にある潜在的なデータから
抽出して人を見るそうです。なので、多くの人と交流があり
多くの関係性を駆使して活動する、社会性に富んだ人は
他者を受け入れる(許容する)キャパシティーが広くなります。
けれども認知症の人は、そういったデータを抽出するとかの
作業に頼るよりも、直感的に、本能的に人を見る(感じる)
能力に長けているように思えます。邪心が少なくなってきて
シンプルな感性が優位になるからでは? と思ったりします。
当たり前な事かも知れませんが、自分を受け入れてくれる人、
優しい人を見抜く本能は秀逸だと思います。
老人ホームなどの施設について、働く人にとって優しい環境
楽しい環境であれば、自ずと、入居者が肌で感じるソフトな
空気(優しさ)が生まれるのではないでしょうか。
お互い様、ありがとう、の気持ちを持って過ごせるのも
ゆとりある環境があってこそ。
これも至極、当たり前な事かも知れません。

Posted by もも at 2018年04月22日 09:25 | 返信

両親のうちのどちらかが
リビングにそば粉をまいている、という
二度目の妄想が始まった。
一緒に入院したら「あの子は・・・」と
前向きな会話(?)でも誰かとできるのだろうか?
精神病院はいやみたいです。
普通の内科か呼吸器科(!)なのかな!!!
冒涜と思います。

Posted by ま(池井戸さんみたいなものではないです) at 2018年04月22日 10:12 | 返信

鍵山様、「援助交際」は、確か野党共闘で勝った新潟県知事では、無かったでしょうか?
せっかく、選ばれたのに、またしても、与党に取られるんですね。
日本には二大政党はできないのでしょう。
あの新潟県知事は、お金を払って「買春行為」をしていたのですから、財務省より上を行っていますね。
財務省は、会話でいじめたんですね。
まあ、どっちもどっちか...。
お医者様や弁護士や、東大法学部卒と、確かに高学歴の方にはヘンな人が多いですね。

Posted by にゃんにゃん at 2018年04月23日 02:51 | 返信

私は一人っ子なんですけど、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の女子寮と集団生活をしたことがあります。でも自由なハズの女子寮も、社会党支持の教授会と、それに忖度した自治会と寮長に管理されて、結局、追い出されました。社会党も怖い。
小さい時や青春期は、集団生活も体験できても、もうあの世か天国が近くなると、管理ずくめの集団生活は、辛いかもしれない。
私自身はどうしたらよいのかなあと思案します。
自治会がうるさいから、独居老人は施設に入居を勧められるでしょう。
そして精神病院行きかも。
今は山のてっぺんの安物プレハブの固定資産税は比較的安いけれど、とても一戸建てには住んで居られないくらい税金が高くなるでしょう。
相続税と所得税の両方を取る国は日本だけだと週刊誌に載っていました。
いざとなったら、富士山麓の青木ヶ原の樹海にでもはいるか?
青木ヶ原の樹海も満杯で、「出て行って下さい」と言われるかも(笑)。
今でもうっかり樹海近くでウロウロしていると、巡査さんに「大丈夫ですか?」と聞かれるそうです。

Posted by にゃんにゃん at 2018年04月23日 03:16 | 返信

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