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忙しすぎて泣きました

2018年05月01日(火)

GWなのに(だから?)、外来も在宅も大忙し。
昨日も2人、今日も3人の看取りや新規往診や臨時往診やトラブル事例や
なんやかんやで朝起きてから今まで気が狂いそうなくらい忙しくて泣いた。
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もうダメだ。

人間の限界を超えた仕事が降ってきて避けられない時に、
私は咄嗟に死にたくなる。自殺する人の気持ちが分かる。

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり本当に行ったり来たり。
同時に10のことを考えていても、新たな用事が降りかかる。

GWだからか道は混んでいて思うように動けないので胃がキリキリする。
約束の時間から1時間、2時間遅れるのが、辛いが連絡する時間もない。


遠くの家族や未熟なナースの相手をしているだけでも時間がかかる。
ケアマネさんにも、いつものことだが、一番泣かされる。

本当に辛すぎて、泣きながら運転していた。

60歳になるのに、泣きながら運転しているのは自分くらいだろう。
本当に情けない。もう限界。


いつも講演中にバンバン携帯が鳴り、中断する。
これも辛いが仕方がない。

移動中の車のTVで救命センターの特集をやっていたが「24時間365日」という
言葉は、私の場合は、本当に死ぬまで一人でやるのかと思うと、死にたくなる。

数えきれない、読み切れないメールやショートメールや他愛の無い誘い。
全部読めないし、途中まで読んでも、返事もできないもどかしさ。


言い訳するわけでは無いが、みんな「GWなのでヒマだろう」と思って
様々な用事やメールが来るのだろうが、こっちは本当に死にそう。

お返事ができていない沢山の皆さま、本当にゴメンなさい。
GW中になんとか返事やいろんな段取りを考えます。

研修医の時に、2年間、99%毎日当直してた時に2~3回自殺未遂やらかした。
その時の辛い気持を思い出した。

今、今日、3人目のお看取りを終えたばかり。
明日は、朝一からABC朝日放送に生出演だ。

こんな辛い状態でできるのかな。
GWなんて早く終わって欲しい。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

5/2(水)長尾和宏ラジオが『おはようパーソナリティ道上洋三です』に生出演します
放送局:朝日放送(AM1008/FM93.3)
番組名:『おはようパーソナリティ道上洋三です』
放送日時:5月2日(水) 朝8時10分~(20分程度の生出演)
 
長尾和宏医師が、「降圧剤のやめどきについて」お話しします。
パソコンからもRadico.jpで聴けます。








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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

長野祐也氏の「医療界のキーパーソン」は二つとも、聞きましたが、今朝の8時10分からの「「道場洋三のおはようパーソナリティ」は聞き逃してしまいました。
もし、お宜しければ、ブログにアップして頂ければ嬉しいと存じます。
「認知症の人と家族の会」主催の「新しい認知症ケアに挑戦」~~地域で生きる。社会ンとつなぐという講演会が平成30年7月8日(日)に13:30~16:30に、神戸市勤労会館308号室であるそうです。神戸市勤労会館は、神戸市中央区雲井通5丁目1-2(JR三宮駅東口より国道2号線.小野柄通に沿って徒歩5分
TEL:078-232-1881だそうです。
①「様々な場所で実践ユマニチュード」
   介護老人保健施設サニーヒル、  
       介護福祉士。介護支援専門 員藤川敏宏
②「認知症の人へのスピリチュアルケアの必要性」
      園田女子大  人間健康学人間看護学科
             老熟看護学領域教授 坂元真由美
③「非薬物療法と新しい認知症ケア」
    介護老人保健施設サニーヒル施設長
      認知症サポート医  大川二郎
だそうです。
お問い合わせ tel078-381-9473 担当脇田
連絡先 mail-addres: Spp893z9@onyz.ocn.ne.jp

Posted by にゃんにゃん at 2018年05月02日 07:32 | 返信

長尾先生、今日一日ほんとうにお疲れ様でした。今もお仕事ですか?先生の泣きながら運転してる姿を想像して、わたしも泣きそうになりました。こんなにも大変な中、先生はきっと神対応をされてるのかなって思います。わたしは仕事が溜まっていてゴールデンウィークも関係ありませんが、どうか、新緑のこの時期、長尾先生がホッとできる時間がありますように、祈っています。

Posted by ふーちゃん at 2018年05月02日 08:28 | 返信

こんな時、どんな言葉がベストなのかわからないけれど、先生お疲れ様です。
なにもわからない私が思うのはこんなことです。先生のそばには先生に看取られた人たちがみんな見守っているのだと思います。先生の言葉や瞳の中の光をみて次の世界に旅立った人たちはみんな応援団になっていると思います。
肉体のない応援団というのは、肉体のある応援団とは違ったパワーがありますよ。
たまには頼ってください。
GWは、一日タクシーとかにして自分で運転しないのもよいかもですよ。その日一日同じ運転手さんに任せます。車の中でのつぶやきも聞いてもらって。

講演中の携帯は切る。(病院内に切ると告知して、その時の対応チャート作っておけば、繋がらなければその人が考えるし、その人の力(対応力)がつくかもしれない)
勝手なことを書きました。すみません。

Posted by ヒヨドリ at 2018年05月02日 11:38 | 返信

長尾先生
お疲れ様です。何て言ったら良いか分かりませんが、あまり無理をなさらぬようお願いいたします。在宅の仕事以外の講演など、なかなか減らせないのでしょうか。世の中に発信するのも大切なことですが、ご自分のお体も大切になさってくださいね。

「遠くの家族」と書かれていますが、義父は入院した時、「窓口は一つにしてください。キーパーソンを決めてください」と言われましたが、そういう風にはいかないのでしょうか。

Posted by 井上 at 2018年05月03日 08:56 | 返信

先生のお気持ち…お察しします

連休なんていらないです
病気や介護にお休みはありません

愚痴っちゃうと
ケアマネさんと連絡が取れません(涙)
主治医と連絡が取れません(涙)

24時間対応してる訪問看護をやっているけど
一体 何ができるっていうのか!
ほんとに
情けなくなってしまいます

Posted by 宮ちゃん at 2018年05月03日 10:07 | 返信

長尾先生。

研修医だった当時の長尾先生と、
抱き合って泣きたいと思ったワタクシです。
その頃を乗り越えて、糧にして、
今の長尾先生があられるのですから、
死にたいくらいお辛かった時代の長尾先生は、
大変に尊いものです。
今日も長尾先生のブログの検索窓に、
自殺やら鬱やら、色々入れて読ませて頂きました。
先生のブログは、私の人生の手引き書です。
死んだらあかんよ、生きようね、と読者に語りかけるお言葉に、
今日も気力を頂戴しました。
長尾先生の命は、他をも支える命です。
愛し愛され、支え支えられ。
この世で最も尊い命と愛を、これほど感じさせられたのは、
長尾先生です。
本当のお医者様なのだと思います。

ちなみに。私のかかりつけ医。
消化器内科:「分かりませんなぁ。。腸が痛い。差し込みますか?違う?
まぁね、何でも人のせいにしといたらいいんですよ」←なんちゅう解決策。
婦人科:「更年期かって?早い早い、まだ早いよ」←じゃあなんなのさ。排卵期の体調不良。
精神科:「またいつでも喋りに来て下さいね」←ん。。ありがと先生。

結局、どれもこれも良くならない。
そもそも、治る病気のほうが、世の中少ない気もします。

Posted by 國本 直子 at 2022年10月15日 11:11 | 返信

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