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秋野暢子さんの尊厳死宣言
2018年05月16日(水)
一般の人は気がつかないだろうが、この記事は面白い。
全文をよく読んで欲しい。。
・尊厳死
・延命治療
・エンデイングノート、などの文字は出てくるが
見事に「リビングウイル」という言葉は出てこない。
それもそのはず。
内閣府が「本人意思を文書に書くこと(=リビングウイル)は
医師の訴訟リスクを高める」と主張しているから書けないのだ。
日本救急医学会も同様の見解である。
つまり「リビングウイル」という文字が意図的に削除されている。
最近の新聞は全部そう。
見出しに「本人意思尊重」とあっても、「リビングウイル」は書いていない。
つまり、「患者の命はお医者様が決める」との見解だ。
ちなみにそんな国は、世界中で確実に日本だけである。
国や学会を挙げての延命産業。
それが医学、医療である日本。
秋野さんはもちろんそんな事情は知らない。
「エンデイングノート」という全く別の言葉で濁されている。
私は患者さんの意思を尊重する医療を目指したい。
だから叩かれても仕方がないし、闘うのみである。
それは私が医者だから。
ただそれだけ。
@@@@@@@@@@@@@@@@@
PS)
私以外にも、同じ考えの医師がいる。
それは、あの鎌田實先生だ。
・ 延命治療僕はいらない/鎌田實の健康連載 - 健康 : →こちら
・ 自分の命は自分で決める時代/鎌田實の健康連載 - 健康 →こちら
「毎日が発見」という雑誌で先生と対談したことがあるが、
もし私の書籍が影響を与えたのであればとても嬉しい事だ。
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この記事へのコメント
那覇の講演会を偶然聞いたものです。長尾という人物が誰かも知らずに・・・・人生観が変わる衝撃を受けました。そして、自分が理想とする死に方(死ぬ覚悟 死なせる覚悟)をするには、勉強や家族への啓発が必要だと知りました。うかうかしてはいられないと思いました。先生のブログは、他のサイトにジャンプできるため、幅広い知識を付けることができ、うれしく思っています。戦う先生を応援している那覇市民です。まずは先生のブログを毎日読むこと 尊厳死協会に入ること 小さな一歩から始めようと思います。
Posted by 秦の始皇帝 at 2018年05月21日 07:51 | 返信
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