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もしカルテを改ざんしたら・・・
2018年06月06日(水)
医療ミスで訴訟になれば裁判所からカルテを差し押さえられる。
慌ててカルテを隠したり、改ざんをしたら一体どうなるのか。
公文書偽造で逮捕・起訴されて、医師免許剥奪になるだろう。
慌ててカルテを隠したり、改ざんをしたら一体どうなるのか。
公文書偽造で逮捕・起訴されて、医師免許剥奪になるだろう。
日本はもう終わっている。
民主主義国家ではない。(公文書改ざんだらけ)
法治国家でもない。(法律が機能していない)
三権分立もない。(政治が司法に圧力をかける)
敢えてこのブログ上に1年前からさんざん書いてきたが、
権力さえあれば殺人事件もレイプ事件も無罪になる国だ。
公文書の改ざんや隠ぺいや書き換えで、
8億円を泥棒しても結局は無罪なのだ。
犯罪をおかしても官僚も政治家も誰も捕まらない。
捕まるのは身捨てらられた籠池夫妻くらいである。
検察庁もこれに加担しているから、闇がとても深い。
以前から指摘しているように司法が独立していない。
日大アメフト部や日大の構図と同じ。
三権分立と言いながら、司法を監視するシステムが無い。
司法は神なので悪事を働いても告発することができない。
これが日本国のシステムの重大な欠陥である。
憲法改正の前にこの議論をしないといけない。
一方で、大阪地検特捜部は、神戸製鋼はつるし挙げている。
司法が「官尊民卑」の極みを堂々とやっているのが現実だ。
佐川理財局長の不起訴は、検察審査会にかけられるのだろう。
国を憂い正義を守ろうという国民がいることが微かな光明だ。
検察審査会は11人で構成されるが、8人以上がYES
と判断すれば、検察庁の判断はひっくり返り起訴になる。
当然、そうなるはずだが・・・・
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ここから先は、体験談を話したほうが事の重大性を理解し易いだろう。
先日ここに「あるもみ消し事件を最高裁で逆転勝訴」した話を書いた。
3年前、クリニック内で盗難が多発していた。
大変なことである。
そこで監視カメラを設置したら、
ある日、犯行現場がバッチリ映っていた。
すぐに警察に連絡。
犯人を取り調べた(はず。捜査情報は被害者には非公開)
ここで1件落着、と思いきや、ここからが長い事件の始まりであった。
犯人の親兄弟が警察官であるので身内の事件のもみ消しを図った。
警察署の副署長は「親がプレシャーをかけてくる」と言い訳した。
その結果、信じられないことに、「なんのお咎めも無し」となった。
ビデオにバッチリ映っているのに、何も無かったことに、検察庁はした。
担当検事は「有罪だと思うが上司からの指令で無罪になった」と言い訳。
弁護士に頼み検察審査会にかけて2年後、奇跡的に、逆転起訴になった。
しかし大阪地裁、最高裁と上告が続き、3年後にやっと有罪判決を得た。
「懲役1年6ケ月、執行猶予3年」と最高裁でやっと刑が確定した。
しかしここからが、また事件の始まりだった。
犯人が労働基準局に「不当解雇だ」と私を訴えたのだ。
最高裁で有罪になった窃盗常習犯への「忖度」は
なんと労働基準局にも及んでいるのだ。恐ろしい。
泥棒を捕まえたら、逆に訴えられた。
実は、この闘いは3年以上今も続いていて
日常業務に多大な支障を来たしていて辛い。
警察と検察と労働基準局が三位一体となって、「忖度」し
身うちの犯罪をももみ消すごころが、逆に被害者を訴える。
もはやこの国は法治国家ではないこと、は明らかだ。
もし自分が犯罪被害者になったらと想像して欲しい。
信じられないかもしれないが今、国会で起きていることも
基本的には、「犯罪のもみ消し」という点では同じである。
被害者なのに加害者にされる国って、もう終わっていません?
しかし尼崎って、いや、今の日本ってそんな状態なんですよ。
「改ざんOK」の空気が蔓延し、おかしな犯罪が増えている。
野党の追及を馬鹿にする人がいるが、それは間違っている!
こんなに重大な犯罪をもみ消してハイ終わり、は無いだろ。
民主主義の根幹の崩壊とは、すなわち国家の崩壊と同じ事だから。
明らかなウソや改ざんを犯罪としないのであれば、世の中が狂う。
医療の世界も同じ。
私は人知れずこの3年間「改ざん」「もみ消し」事件で苦しんできた。
今も労働基準監督署から「不当解雇」と言われて、苦しんでいる最中。
誰か、教えて欲しい。
・犯罪者を捕まえたら犯罪なのか?
・職員を守るために犯罪者を解雇することは、罪なのか?
今、国で起きている事と私自身に起きていることは相似形なのだ。
みなさまも、自分自身に降りかかれば、恐ろしさが分かるだろう。
たいへん残念だが、お上に逆らっているので命の保証は無い。
事態がそこまで深刻であることを、多くの人に知って欲しい。
PS)
今週もまだ若いがん患者さんを何人か往診した。
人工呼吸器を装着した0歳時も診させて頂いた。
今年のお看取りが約50人に。
私よりも早く旅立った人達。
生きていること自体、凄いことだと思い。
まさに、奇跡。
だから60歳を迎えることが本当に嬉しい。
(まだ3週間もあるので、確定ではないが)
7月7日の還暦イベントまであと1ケ月。
円広志さんなど豪華ゲストの大宴会だ。
これから宣伝していくが、
よろしければ来て下さい。
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この記事へのコメント
法相の「指揮権発動」もなく、大阪地検は「全員不起訴」を決めた。
検察トップ人事も、かねてより官邸の支配下にあり、防備は万全だ。
そもそも大阪地検は、無実の人間を長期にわたって逮捕・拘禁し、「証拠品」を改ざん。
「改ざん」なら、こちらが本家。
「昭和」は、20年で終わるはずだったが、なんと64年まで続いた。
だれも戦争責任はとらず、東条内閣の閣僚・岸信介の怨念は、安倍晋三に引き継がれた。
「無責任の大系」は「美しい国」の極みである。
「総理も議員もやめる」はずが、居座り続ける。
「安倍晋三記念小学校」は頓挫したが、「アヘ栄誉賞」を、
有り難がるアスリートは、いるらしい。
藤井七段は、いかに。
Posted by 鍵山いさお at 2018年06月06日 07:45 | 返信
凄いな!! 思わず笑ってしまった。
>警察と検察と労働基準局が三位一体となって、「忖度」し
>身うちの犯罪をももみ消すごころが、逆に被害者を訴える。
>被害者なのに加害者にされる国って、もう終わっていません?
なんだか、漫画みたいな、
「みんなで束になって、やっちまおうぜぇ!」
みたいな様相ですね..。
それ程までに、相手にとっては長尾先生が
「巨大な的(まと)」なのかも知れません。
がんばれ!! Dr.Nagao!
歴史を塗り替えた、明治維新の志士たちのように。
「貴方ならできる!!」みたいな、試練のようにも
見えてしまいます。
Posted by もも at 2018年06月06日 10:31 | 返信
日本はもう終わっている。
民主主義国家ではない。(公文書改ざんだらけ)
法治国家でもない。(法律が機能していない)
三権分立もない。(政治が司法に圧力をかける)
この「現実」を疑問に感じても、この「現実日本」で生きているので、それに反発しても反抗しても、ましてや改善しようなど大それたことを考えると疲れるだけで、ヘタな発言をすると「村八分」にされるから、
この「腐った現実」を肯定し、「うまくやる」ことを教えられて親となり、自分の子供にも「うまくやる」ことを教えている、
そういった世代が、今の日本の中核を担っています。
年金受給開始となるおばあさんに近いおばさんが、若い世代と接すると、ため息ばかりです。彼らは「上手に立ち回る」ことだけ、考えている。「うまくやる」ことを考えている。
だれも、改善しよう、改革しよう、なんて思ってもいない。
日本は、もう、まともな国家ではありません。
Posted by 匿名 at 2018年06月07日 01:26 | 返信
ホントにありえへん!ってことが平然と起きている…
ドラマのようなことが実際に起きちゃってますよね
言ったもん勝ちか?
やったもん勝ちか?
ウルトラマンも仮面ライダーも月光仮面もミラーマンもライオン丸も…
もう 正義の味方はいなくなってしまったのか
Posted by 宮ちゃん at 2018年06月07日 05:39 | 返信
入門編のアドバイスしかできませんが、経営者と従業員という上下関係であっても、雇用契約書の上では「対等な関係」になるので、「先生だから、経営者だから上」ということにはなりません。
解雇のときは隙ができないよう法的にきっちり詰める必要があります。社労士なり弁護士に有料で依頼し、必要な手続きを踏み、書類を全て整えておかないと、あとで労基署に駆け込まれたとき、証明書を提出できない経営者が負けます。
初歩的な隙を突かれたのではないとすると、製薬会社が送り込んだスパイだったとか・・・(汗)。いや、私は全く驚きません。よくある話かも、です。
>>警察署の副署長は「親がプレシャーをかけてくる」と言い訳した。
この部分、ICレコーダーで録音してネット拡散していたら、また別の面白い展開になっていたかもしれません。ICレコーダー常時携帯の時代です。
Posted by 通行人 at 2018年06月08日 04:17 | 返信
被害者なのに、なんで訴えられなあかんの?
書きたいこと、いっぱいあるけど。
長尾先生はなにも間違ったことしてないから、今までどおり堂々としていてください。
Posted by 小梅ちゃん at 2018年06月08日 09:02 | 返信
以下のことは本当のことでしょうか?(↓)
http://gunter75.blog.fc2.com/blog-entry-163.html
悩みを抱えた大学生が日本の精神医療を受診したがために、まず、精神科薬の副作用で精神障害者になり、さらなる投薬で今度は身体障害者になり、挙句の果てには精神病院で殴る蹴るの暴行を受けて死亡した石郷岡病院事件の控訴審を前に、不可解な動きがありました。
なんと、一審の判決を下した裁判官が今回も関わろうとしているようなのです。
もちろん、それでは再審する意味がありませんので、あってはならない前代未聞な話です。
もっとも、この裁判をめぐってはこれまでも横やりが入ってきていることや、裏で攻防戦があるのであろうことも見て取れましたので、驚きというよりは「やっぱり」といった感じです。
むしろ、このようなわかりやすい動きをしたことにより、介入容疑がより濃く発覚したといえますし、当該の裁判官さえ外せればよいという問題でもなさそうです。
しかし、精神医療界にとってはこの裁判の判決は重要でも、政治がこのようなプライベートな裁判に介入することは普通に考えるとヘンです。
実は、例の相模原の対障害者テロ事件の際に、安倍政権側が日本の精神医療界のポスともいえる人物に精神医療界への負担が伴う政策への協力を依頼していたため、いわば「貸し借り」があったわけですね。
だから、石郷岡病院→精神医療界のボス→安倍政権へと介入依頼があったのであろうと思われます。
一方、モリカケ・詩織さん事件の対応に追われる安倍政権にとっては、さらなるスキャンダルを抱えることは倒閣のリスクさえあります。
不当判決が出ることを阻止するためには、多くの国民がこの裁判に関心を持って監視していることを示し、「介入は得策ではない」と判断させることだと思います。
Posted by 通りすがり at 2018年06月09日 08:55 | 返信
通りすがりさんへ
石郷岡事件被害者の姉上のブログをお読みになったのですね。
この事件については島田和子氏が書籍にする準備を進めておられます。また、島田氏のブログでも詳細を知ることができます。
https://ameblo.jp/momo-kako/entry-12374650596.html
上記が島田氏のブログサイトです。
宣伝するわけではありませんが、日本の、特に精神医療の異常性がよくわかるサイトです。
裁判については、精神医療だけでなく、医療裁判には常に政治的配慮がなされていますよ、ね。
昔から誰もが「医者とケンカして勝てるわけない」・・・と。
医療過誤や(在ったかもしれない)医療殺人に気づきつつ、昔から誰もが、見ざる言わざる聞かざるを決め込んできた結果、現在の医療荒廃がもたらされたと言っても過言ではないと思います。
ようやく、少しずつ、『医療の名のもとに行われている人権侵害』が表沙汰になってきています。
つい最近も、14歳の時に摂食障害で精神科入院時に身体拘束を受けた女性が、当時のフラッシュバックなどに悩まされ人生にダメージを受けたことについて、成人してから訴訟を起こしました。この記事もネットではまだ読めます。
《身体拘束 「77日間」病院を提訴 摂食障害で入院の女性 東京地裁》
https://mainichi.jp/articles/20180518/ddm/012/040/131000c
アヘ様の下のお名前が一文字入っている首相の後援会「晋精会」というのがあり、会員は精神科医が中心である、という記事は、あちこちに出ています。
「安倍自公政権が目論む精神科医を通じた人民支配体制」
http://open.mixi.jp/user/1289112/diary/1943216651
ナチスドイツは、精神科医を存分に利用していたようです。
『H・アスペルガー医師、ナチスに「積極的に協力」か 研究』
http://www.afpbb.com/articles/-/3171911
政権が医者を利用するのか、医者が政権に擦り寄るのか、古今東西を問わず、政権と医者は常に利用しあっている。
でも、マスコミは、報道しない。
おそらく、9日の新幹線殺人も、「処方薬中毒」。
・・・・最近、匿名でさえ、こういうコメント投稿をすると「Big Brother」の存在を意識するようになってしまった。・・・・島田和子氏も長尾先生も、身の危険を感じていると思う。
志願兵で衛生兵として従軍し、軍医という存在の怖さを知っていた亡父は、よく言っていました。
「また、戦争しよるわ・・・・・」
匿名から通りすがりへの返信 at 2018年06月10日 03:36 | 返信
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