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大阪北部地震

2018年06月19日(火)

長い1日だった。
今、いろんな想いがある
大阪北部地震から学ぶことがある。
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尼崎と大阪は、隣接している。
車で10分も走れば大阪に入る。

大阪北部の中心は高槻だったが、尼崎も中心に近い町。
クリニックの壁などにヒビが入ったが大した被害無し。


まず揺れから。

23年前の阪神大震災の時は神戸市灘区で被災。
その時は震度7であったが今日は震度5だった。

震度7と震度5の違いを表現するならば、
約2倍違う、と言えば分かりやすいかも。

震度7は、「死ぬかも」
震度5は、「ああ大変だけど死にはしないだろう」という感じ。


23年前も今朝も同じであるが、揺れの直後はどこが震源地なのか分からない。
23年前は「ここが震源地で世界は終わった」と思ったが、今日はチト違った。


2回のまあ大きな震災を経験して思うことは、
・TVで震源地や規模が分かるのが1時間後。
・被害の概要がなんとなくでも分かりはじめるのが2時間後。
・まあまあの地震なら、3~数時間はすべての電車は止まると思ったほうがいい。

23年前も今朝も国道2号線は大渋滞、と言うか歩いた方が早かった。
だいたい普段の数倍~10倍の時間がかかかると覚悟したほうがいい。

被災地方向に向かう車は、まず動かない。
反対方向は、まずます動く。しかし反対は無理。

震災時は車の利用はNG。
お勧めは自転車か歩行だ。

自転車が一番早いし、どこまでも行ける。
災害用に一家に一台、自転車を用意しておくべき。

携帯の地震警報が鳴ったのは揺れ始めて数秒後だったから、無意味だった。
固定電話は繋がらないが、携帯電話はだいたい繋がった。

まだ出勤前ならそのまま家に居るのが正解。
下手に出勤したら、そもそも出勤できないし、必ず帰宅難民になる。

もし運悪く電車やエレベーターに閉じ込められたら、諦めるしかない。
「死ななくて良かった」と思い駅のホームかネットカフェなどで寝る。

揺れて1時間後にコンビニに入れば、その地域の被災規模が分かる。
もしサンドイッチやおにぎりが残っていたら、かなりの余裕がある。

いろんな人からお見舞いメールや電話を頂き、とてもあり難かった。
ただ全員に返事をしている暇はない。

医者をやっていて一番辛いのは、今回も逃げるどころか、
被災地に入っていって人助けをしなくてはならないこと。

23年前、火事場から逃げた人と、敢えて飛び込んだ人に分かれた。
自衛隊や警察もそうだが私たちはこんな時、逃げてはいけないのだ。


阪神の時も、東北も同じ構図。
「被災者が被災者を助ける」。

普通の人は、「大変でした」でいいのだが、私たちは
「大変な人を助ける」ことが大変である人種なこと。

今日は揺れを契機に
・パニックや不安に襲われた人
・転倒したり怪我をした人
・めまい発作を起こした人、などを助けないといけない。

大渋滞の中、地元の人しか知らない抜け道を抜けて
状態悪化や、揺れで気分が悪くなった人を往診した。

大渋滞のなかの人助け。
これが私たちの使命だ。


大阪の大地震は400年ぶりとのこと。
震度5は、100年ぶりと聞き驚いた。

23年前の神戸は震度7だったが、
その時の大阪は、震度4であった。

ここまで書いた今、また揺れた。
これは震度3かな? いや2?

夕方から電車が動き始めて、渋滞は解消傾向に。
みんな余震に備えてか、帰宅を急いでいるよう。

往診先のマンションのエレベーターは、止まっていた。
管理人さんも業者さんも出勤できないので仕方が無い。

これが震災。

23時過ぎの国道や駅は、ゴーストタウンのようだ。
普段の喧騒がまるで嘘のように、静まり返っている。

みんな、早く帰宅したようだな。
足止めや閉じ込めで疲労困憊か。

外来患者さんは、普段の3分の2。
在宅や往診は、普段と同様だった。

ああ、今夜は平穏でありますように。
なんとなく、まだ落ち着かない夜だ。


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この記事へのコメント

地震お見舞申し上げます。予期せぬ大変な状況になっても、進む道はただ一つ。まるでイエローストーンを旅するエルクのようですね。逞しい野生動物の輝きを見るようです。しかし、先生は野生動物ではないので、くれぐれもお身体をお大事になさって下さい。震災の被害に遭われた全ての方々が厳しい状況を早く切り抜けて日常を取り戻せます様、心から祈っております。

Posted by 遠い声 at 2018年06月19日 01:48 | 返信

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