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オウム真理教と医療界

2018年07月13日(金)

真相が明らかにされないまま、7名の死刑が執行されたオウム事件。
何がオウム事件の本質なのか今からでも真剣に議論すべきだと思う。
特に医療界はオウム真理教に近いものだと感じてならない。
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死刑になった7人だけが悪いのか?

他にもっと悪いやつがいるのでは。
アレフ教徒による「報復」も心配。

上祐をアイドル化している最近の光景にも違和感がある。
オウム事件を知らない20歳台には、デジャブ感がある。


上祐が目撃した殺人事件の被害者は置き去りのまま。→こちら
この女性の遺族が気になるが、ちゃんと捜をすべきだ。

またサリンと外国や他の宗教との関連
についてもマスコミは沈黙したままだ。

オウム信者の行動メカニズムはまだ未解明とする愚論
--- 藤原 かずえ(アゴラ) - Yahoo!ニュース   →こちら


中川死刑囚は、優秀な医師だった。
刑務所で論文を書いていたという。→こちら

東大の上教授からは別件で連絡があり、お会いしたばかり。
その上先生自身もオウムに勧誘され一時は公安からマーク。→こちら


今もすぐそこにある「オウム」
いや既に心の中は「オウム的」?


医師が一番オウム的な存在に弱いと思う。
私ももし勧誘されていたら、自信は無い。

そもそも、医療界はオウム真理教によく似ていると思う。
現在、「エビデンス至上主義という病」にかかっている。

今の医療界は、エビデンスが無いものは認めない。
まあ、それに疑問を感じる医師がオウムに走ったのだが。



以下、医療界とオウム真理教を対比してみよう。



           オウム         医療界   

教義         真理教         エビデンス教
理想         人類救済        人類救済
グル         麻原          教授・部長
資金源        お布施         製薬マネー
組織型        ピラミッド       ピラミッド
多様性        認めない        認めない
犠牲者        サリン被害者      薬害被害者
内部処罰       ポア          村八分
法的根拠       宗教法人の法律     医療法など


私は今の医療界がオウム真理教に似ているような気がしてならない。
「エビデンス原理教」や「お薬原理主義」のように思えてならない。

それを布教する立場になることが医療界での立身出世である。
具体的には教授や大病院の部長や病院長になることが目標だ。

市民目線からは、肩書きなどどうでもよく実力と人柄が大切だろう。
しかし医療界ではそんなものは関係無く、エビデンスのみの世界だ。

一方、医者の身になってみれば、生きにくい時代であるとも言える。
・訴訟恐怖
・厳しい保険指導
・治らない病気、訳の分からない病気の増加
・医師の地位低下
・やりがいの低下
など、医師も医師として生きづらい局面になってきている。
そんな”生きにくさ”を、”エビデンス”や”薬剤”に救いを求めている?

医師を慰めたり誉めてくれるのはMRさんだけ。
教授になってもチヤホヤしてくれるのは製薬会社だけ。

医師も人間だ。
どこかに救いを求めてしまう。

そんな時代に思えてならない。
要は悪循環の部分が相当ある。


オウム事件はまだ終わっていない。
反省していない幹部が堂々と宗教活動しているから、また繰り返すだろう。

今回の死刑執行で終わりにしてはいけない。
そして医療界の闇も直視しないといけない。


























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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

オーム真理教の事はよくわかりませんけど、私自身も、その場その場の小さな集団の中で、偏った考えで動いていたなあと、つくづく反省します。高校時代は、何故か自治会長は歴代、日本共産党の下部組織の民主青年同盟だったし、私を弁論部に誘ってくれた女の子も、お姉さんが京都大学薬学部に入学したばかりの民青だったので、影響は大だったなあと思います。当時ノーベル文学賞を受賞したマルタン.デゥ.ガールの「チボー家の人々」を読んだというと、「京大薬学部に行ってる姉に聞いたら、チボー家の人々なんて作り事の小説に過ぎないって言ってたわ」と言われてしまいました。地方の三流大学に行くと、教授会が社会党の人が多かったので、自治会も社会党でした。だから女子寮で気の合った女の子はブンド系の子と気があったし、2年生になって映画研究部に入ったら、部長がブンドの支持者で、急に過激派になって大暴れしてたなあと思います。バリケードには入って居なくて、逆にバリケードされた方だったのですけど、70年の11月には、私が小学校6年生の時に死んだ樺美智子さんの弔いの為に、東京に行って、その後は、足を洗うつもりだったのですけど、両親が私が東京に出奔したこと怒って大学は中退さされるし、東京の写真学校でも行ってこいと言われて東京暮しを2年間ほどしました。
今から思うと、無鉄砲なオカルト集団みたいに熱に浮かれてたんだなあと我ながらお恥ずかしい次第です。職安の人にも「何で大学中退したんですか?興味本位で聞きますけど。」なんて聞かれて困りました。オウム真理教には入らなかったけど、似たようなバカな生活を、送りました。

Posted by にゃんにゃん at 2018年07月13日 08:32 | 返信

オウム事件報道の頃は、子育て真っ最中だったので
在宅な日々でした。TV報道に見入ってしまい、
人の心の闇 によって集団化されたカルトの世界に
愕然と、茫然と、暗澹たる思いに、言葉が無いという
心境になっていました。悪の誘いに乗り、組織の中枢と
して働いていたのが高学歴な人間たちであった、という
これまでには無い特異な集団であった、というのも
また、犯罪の超凶悪さ加減にも、心底から驚いていた
茫然自失、のような心境でした。
子育て中という、一種デリケートな心理状態であった
せいもあるのかも知れません。『怖い』と『嫌悪感』
が相混ざった暗い心境に陥っていたのを思い出します。
数年後に私用で東京へ赴いた時に、ここで多くの人が
サリン被害によってパニックとなり、戦場さながらな
光景であったのか、と今では平穏な地下鉄の出入り口
にも、当時のNews映像を照らし合わせて、思ったり
したこともありました。
ブログ文中にあります、オウムと医療界の対比には
笑いでは済まない複雑な思いにもなります。
フラストレーションを抱えた組織・集団 は...と..
なんと表現したらいいのやら。
暗い気持ちになってしまいます。

Posted by もも at 2018年07月13日 09:17 | 返信

医療界は「国家資格」が基盤にある。
医者も看護師も薬剤師も、国家資格保持者。
ついでに弁護士も司法書士も社会福祉士も教員も公認会計士も税理士も国家資格でメシを食っていける(はずだった)。そこにケアマネや介護士なんていう「ちょっとした」国家資格もできてしまって、国家資格だらけ。

この、国家資格を、一生かけて取ろうとしている人たちがたくさんいる。国家資格を取るための受験校もある。私の昔の友人も働きながら必死で予備校に通ってようやく税理士試験に受かったが、必死で客を探している。
政府は税理士試験や司法試験の合格者を急に増やした、ので、士業さんがたくさんできてしまって「食えるはずのメシのタネ」がナイ。だから「成年後見制度」を「強力に推進」するのだ。食えない士業さんのお仕事として、ね。

医師国家試験や歯医者国家試験に合格できないヤツの親からしこたまカネを取って「来年こそ国家試験に必ず合格させます」商売もある。

ひとたび獲得した「国家資格」は一生モノ。
ボケても「センセー」。
あちこちセンセーだらけで一般市民はいつも平身低頭、センセーセンセーっておだてないと村八分。

センセーじゃない一般市民は、ず〜っとこの「国家資格保持者」に人生を食われていくのだろうか?

だとすれば、日本はオウム国家だ。
アヘ様がグルで「国家資格保持者」はグルの取り巻き連中。
一般市民は洗脳されたアヘ教信者。

Posted by 匿名 at 2018年07月14日 01:55 | 返信

うちの娘は この事件のことを知りません
わたしが 浅間山荘事件を見ているのと同じ感じなのか?

誰に出逢うかって 本当に大事なことです
うちの娘も当時の若者と同じくらいの年齢です
もしかしたら あのサティアンと言われる建物に閉じ込められていたかもしれない…

誰が見てもおかしいと思うのに なぜおかしいと思えなくなってしまうのか

今、考えれば おかしいと思える戦争中の治安維持法も この法律で囚われの身になった方も多い

誰のための法律か
誰のためのルールか

なんとかしなきゃ!

Posted by 宮ちゃん at 2018年07月14日 01:10 | 返信

にゃんにゃんさんのコメント、懐かしさとともに読ませていただきました。
もちろん、人それぞれ、似ているようで同じではありませんが、
同世代の青春のように感じます。

今の若い人たちは、主義主張を語りません。
ともかく表面的に目立たず、けっして「出る釘」にはならないことを信条としているように見えます。
おそらく沈潜しているのであろうと。
ゆえに「オウム的心情」は、現在進行形と見えます。

匿名からにゃんにゃんへの返信 at 2018年07月15日 01:42 | 返信

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