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糖尿病と骨粗しょう症

2018年07月15日(日)

最近の研究で、糖尿病と骨粗しょう症の関連が深いことが分かってきた。
糖尿病になると脳梗塞・心筋梗塞だけでなく、がん・認知症にも注意だ。
そしてそれにも増して、骨粗しょう症・フレイル→転倒、に注意である。

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島根医大第一内科の金沢一平先生の講演を拝聴した。
金沢先生は糖尿病と骨粗しょう症研究の第一人者だ。


こんな糖尿病が骨粗しょう症のリスクである。
・コントロール不良
・罹病歴10年以上
・低血糖発作がある
・肥満もやせもダメ
・内因性インスリン分泌低下
 (Ⅰ型糖尿病は骨粗症リスクが7倍高い)

肥満の糖尿病は、腰椎圧迫骨折に注意。
やぜの糖尿病は大腿骨頸部骨折に注意。


骨代謝に悪影響を及ぼさない糖尿病薬は
DPP4阻害薬とビグアナイド剤である。

もちろん、歩行と栄養が最優先である。

糖尿病は、骨代謝面からの啓発も必要だ。




 

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この記事へのコメント

糖尿病は、別名:生活習慣病とも言いますから
罹患当初は、不節制の積み重ねと間違った食習慣
が発端であるのが一般的だと思うのですが、
大昔には無かった糖尿病が、現代の病となったのも
随分と昔のこと。ある程度の年齢までは、糖尿病
患者であっても、一見の生活は健康な人との区別は
付かないですが、高齢者の括りとなった年齢になって
くると、身体の全てが糖尿病が発端の余病で溢れて
くる、と高齢な方々と接する昨今には、それを目の当たり
にします。身体の全てが、順番に壊れていく、というような
印象を受けます。
やはり、こちらも未病のうちの対処が肝心であるし
ひいては、健康体操であるとか、栄養指導とか、
生活習慣の見直しを推奨するような、今後への
働きかけが本格的に必要な時代が到来したように思います。

Posted by もも at 2018年07月17日 08:52 | 返信

脳梗塞1年生として「なぜ?」と、ぼやきがち。
今日、近くの郵便局に寄ったら、超音波式の骨密度(踵骨)を測定してくれた。
同一年齢者にくらべ139%、若年成人平均値にくらべ98%だった。
全身のポイントごとの「動脈硬化」深刻度を、かんたんに測定できるものも、
備えてくれたら、とねがう。
「予防」も「再発防止」も、なかなか、むつかしい。

「西日本豪雨」では、
「還暦すぎた初老」の人たちが、異口同音に「経験がない」「想定外」とのべていた。
「大還暦」、やはり還暦を2周してこそ、自己体験を後世に正しく伝えることが、
可能となるのだろうか。

上海では、習近平の看板に墨をかけ、「私を捕まえるのなら、ここで待っている」
と叫んだ女性の動画が投稿され、父親ともども梗塞されたとか。
「記憶も記録もない」日本現代史は、どすぐろい墨がかかったままだ。

Posted by 鍵山いさお at 2018年07月17日 06:38 | 返信

私は血糖値もHbA1cも市民健康診断レベルでは正常範囲にある。
BMI値は普通体重ぎりぎりの18.5前後。大好きな風呂に浸かりすぎて測ると低体重域に入るかも。アルコールもたばこも10年以上ゼロ。知り得る家族に糖尿病はいない。にもかかわらず、糖尿病と聞くと自分も危ないかも、と感じる。癌になるかもしれない恐怖よりも糖尿病になるかもしれない恐怖の方が強い。
なぜそういった恐怖感があるか、理由を考えるに、遺伝性ではない糖尿病の原因が、現代人の生活スタイルに起因しているからだ。ストレスも、本来自然に備わっている血糖値コントロールを乱す原因となる。
たぶん私は糖尿病にはならない。なぜなら、早食いできないのだ。歯をあちこち治療しているので噛むのに時間がかかる。そのうえに、全部噛み砕かないと飲み込めない性格、だから、食べるのに時間がかかる。から、ゆっくり一人で食べるのが好き。
長尾先生はきっと糖尿病になる。なぜなら、いつもセカセカとラーメンをズズっとすすって油と塩分だらけの汁まで飲み干しているからね。

Posted by 匿名 at 2018年07月18日 01:31 | 返信

遺伝性ではない糖尿病の重大原因は甘い飲料だと思う。
生乳100%の牛乳や、濃縮還元であっても100%の野菜ジュース、オレンジジュースなどは、GI値が高くても飲んで構わないと私は考えている。(もちろんそればかり飲むのは論外。)
しかし、(本物の)生乳や野菜汁・果汁は10%以下で、ほとんどが、砂糖や人工甘味料、香料、乳化剤、果糖、ブドウ糖、液糖、さらには食塩を水に溶かした飲料がものすごくたくさん出回っている。スポーツドリンクもこの部類。
私は極力、100%自然飲料を飲むように努めている。

しかし、今回、家の修理などを頼んだ職人さんのために、このスポドリの部類を購入した。これだけ暑いと、「水分とNa補給」なんて謳ってあると、外仕事をやる人にはスポドリの方が良いのかな、と思った。
そして、私も飲んでみた。。。。。これが、ウマイのだ。スーッと飲める感じがある。・・・・・むむむ。こうやって、人工甘味料や香料、乳化剤などの味に慣れていくのだな、と怖くなった。

水分と塩分と甘みが必要なら、昔みたいに麦茶にほんの少しの塩と砂糖を入れれば良いのではないだろうか?
少し気取るならそこにレモンをしぼれば良い。

人工甘味料は逆に血糖値を上げる、という論は、確か大西先生が記事にしていた記憶がある。

Posted by 匿名 at 2018年07月18日 02:04 | 返信

余震が続いている。
鄭曼青の『十三編』が、落ちてきた。
「歯は『剛』で、単にものを噛み砕く働きをするだけであるが、
舌は『柔』なるがゆえに、歯で咀嚼したものを集めて飲み込めるようにする。」
「電気は土でも、水でも、金属でも通る。
尾閭や背骨においても、気の流れを阻むものはない。
気は筋肉の中に溢れ、骨髄に達し、隔膜を満たす。
気は尾閭を越えて、夾脊を過ぎ、玉沈へと至る。」
「病い軽ければ骨粗鬆症、重ければ背骨は使えず。」

「太極拳における発勁の原点は、足にある。
根は脚にあり、大腿から発せられて、腰を中心とし、手・指に届く。」

2001年夏、アメリカ在住の友人から送られてきたものだ。
古人いはく、「襟を正して、きちんと坐れ」(正襟危坐)。

Posted by 鍵山いさお at 2018年07月19日 10:15 | 返信

「骨粗しょう症・フレイル➔転倒、に注意」。

つまり、転倒しないためには、下半身の「骨・筋肉」の剛柔が不可欠である。
気功八段錦の第八段(百の病を消す)は、つま先をあげ、かかと落としをくりかえす。
これの変形(整形外科的)に、つま先親指をくっつけ八の字型にして、かかとを落とす方法と、
かかとをくっつけ外開きにして、かかとを落とす方法がある。
下半身の内側、外側の筋トレも兼ねており、つまづいても、前傾しない。
そして、棒をタテに(地面につけず)滑らかに握りながら歩けば、身体の揺れを棒が吸収してくれる。

入院したことで知ったことだが、下半身の筋肉は、1日ごとに20%減少する。
点滴、バイタル、心電、吸入器、尿バルーンなどが外れた時点で、筋肉は4kg減となっていた。
下半身の筋肉は、麻痺してない側も、せんべいのように薄っぺらになっていた。
しかし、麻痺してない側の足は、立派なフレイルなのに、立つことも歩くこともなんら支障なかった。

退院後日談。
深夜に、首周りを這いずり回っていた虫をはたいた指がかまれた。
慌てて点燈し、補水液ゼリー入りビニール袋に蠢いていた犯人を生け捕りにしたが、
咬まれた指はあれよあれよという間に赤くふくれあがり、明け方には手の甲半分に広がった。
生け捕りした虫は何重ものビニール袋で縛り、玄関口の大型ゴミ袋に入れた。
翌朝、大型ゴミ袋を持ち上げたところ、新たに別のムカデが出現。
思わず、麻痺側の足のかかと(骨密度98%)を叩きつけた。ごめん!
隣人に聞くと、「一匹見つかると、ツガイがいるはず。」
なんとも、恐るべき「夫婦愛」!

Posted by 鍵山いさお at 2018年07月24日 03:49 | 返信

読み返すつもりが、「投稿」ボタンに触れてしまいました。
気功八段錦のところで、「つま先をあげ」とあるのは、「つま先立ちで」が正解です。
整形外科的「変形」も、「つま先立ちで」おこないます。

長尾先生は、「歩行と栄養が最優先」「骨代謝面からの啓発も必要」と強調されています。
医学的知識も経験もない者が、あえてコメントする資格はないかもしれませんが、
「つまずかない」という実践的体感をいかに身につけるか、というから観点から接近したいのです。

急性期病院にいたとき、「転倒しないでください。院内に整形外科がないので。」
「一人でベッドから動かないで。室内も廊下も、車いすで。」と、さんざん言われました。
ご心配は当然です。実際、転倒して骨折し、長期入院、後遺症に見舞われるようです。

「転倒する」ということは、バランス感覚が消失していること、
「つまずいた」とき、即座に復原しがたいこと。
たまたまある鍛錬で、バランス感覚が回復したものの、
今回痛感したのは、「つまずき」の際、倒れないで体幹を復元するには、
それなりの神経ネットワークと筋肉ネットワークのトレーニングが
欠かせないということです。
「かかと落とし」に、腹筋や腸腰筋、中殿筋、
足の小指側の筋系統も、微細に、かかわっていそうです。
歩いているだけでは、つまずきからの復原力は鍛えられない。

Posted by 鍵山いさお at 2018年07月25日 05:08 | 返信

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