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テストステロンから日本を考える
2018年07月15日(日)
咋年に引き続き、メンズヘルス医学会に出席して
テストステロンの基礎と臨床を勉強した。した。
テストステロンは日本を変えると強く確信した。
テストステロンの基礎と臨床を勉強した。した。
テストステロンは日本を変えると強く確信した。
テストステロンは脳の海馬でも合成される。
そして、女性にもあることは基本中の基本。
女性のテストステロンが治療対象になるのは更年期以降。
ブランド志向の男性はテストステロンが高い。
テストステロンが低いと転倒し易い、というエビデンス。
フレイル、サルコペニア、だけでなく。
うつ、糖尿病、慢性炎症、メタボに強く関連する。
要はテストステロン低値の男性は早く死ぬ。
60歳以上の2割
70歳以上の3割
80歳以上の5割がテストステロン低値である。
LOH症候群は、日本に600万人いると推定。
日本は世界でもっとも低テストステロン国家。
個人の問題だけではなく、社会の問題である。
テストステロンが「社会ホルモン」と呼ばれる所以だ。
少子化による人口減はここに本質があるのではないか。
テストステロンは睡眠や痛みの感受性にも関与する。
PDE5阻害薬は酸化ストレスを減少させる。
喘息モデルにも効く。抗炎症作用あり。
炎症性大腸ポリープ発がんを抑制する
テストステロンを高めるには運動が一番。
運動は高齢者のテストステロン産生を増加する
筑波大学での研究では、筋肉内T濃度とA受容体発現量増加を確認。
テストステロン補充療法は、
1エナルモン 1984年
2グローミン OTC
但し、PSA2以上は適応外。
前立腺がんの発生に関係無い。
アメリカでは過剰なT補充が問題になっている
4000億円市場=過剰、と言える。
【運動とテストステロン】
J Clin End Metabo 95,639-650,2010
テストステロン補充で、筋肉量、社会機能、性機能が回復する。
運動療法は、Slouch VS Cross Crawl
両手両足を動かす
うつむくとうつになり易い
体を開く、クロスさせる
姿勢がホルモンを変える
たった2分でテストステロンが増え、コルチゾールは減る
ゴリラの胸叩き
【前立腺がん】
男性が罹患するがんのトップは前立腺がん
死亡予測 2020年には3倍に増加する
牛乳や脂肪がリスクである
1塩基遺伝子多型は前立腺がんでは76個が同定されている
SNPの累積によるリスク増大は自費で簡単に検査できる
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