黒田さんが亡くなったのは２０１５年。

私とりゃんさんと３人で神戸でワインを飲んだのが
振り返ると、黒田さんのこの世で最期の酒になった。

その１ケ月後に亡くなられた。
あっと言う間だった。

日本ホスピス在宅ケア研究会は、茫然自失状態となった。
黒田さんを失ったが、研究会をやっていけるのか？

１年後、命運を占うイベントをやろう、ということになった。
これが２０１６年の第１回で私が大会長を務めさせて頂いた。

沢山の人に来て頂き、この研究会は命を吹き返した。
そして２０１７年もやった。

第３回は、清水さん、関本さんコンビで、神戸元町で開催。
しかも初めての試みで、日本尊厳死協会との共催で行った。

私は終日、尊厳死協会の会場にいたが、開始前から
沢山の人が来て、嬉しいことに完全に満席になった。

尊厳死協会という言葉が邪魔をして、この会場だけ誰も来ないのではないか。
そんな悪夢にうなうなされながら、前夜、東京から最終でき帰阪して臨んだ。

長崎から白髭先生、佐賀から満岡先生が来て、立派な講演をされた。
午後は私と西村弁護士の講演に続き白山先生と桜井先生の漫才講演。

懇親会は３次会まで盛り上がった。
酔っぱらって、上着や名刺入れを落とした。

どうやって帰ったのかよく覚えていない。
完全な二日酔いであるが、往診はした。

大きなイベントが無事終わり、ほっとした。
本当にありがとうございました。

それにしても暑いね。

今、クリニックで仕事をしながらこれを書いている。