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宮崎県全体をホームホスピスに 「かあさんの家」の市原美穂さん

2019年02月03日(日)

今日は、宮崎市で2時間強の講演をした。
宮崎県で話をするのはたしか3回目かな。
宮崎県人は、とても穏やかで優しかった。
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「かあさんの家」の市原美穂さんに呼んで頂いた。

そもそも「かあさんの家」とは。→こちら

市原さんと言えば、全国ホームホスピス協会の理事長。→こちら
全国各地にホームホスピスが55ケ所もあるという。

あなたの町のホームホスピスは。→こちら

ホームホスピスとは、生活の場で定員はたった5人。
在宅医療や介護はすべて外部から入る共同生活の場。

がん、認知症、難病、精神病、なんでもOK.。
もちろん最期までお世話をしてくれる。

市原さんは3ケ所のホームホスピスを運営している。
市原さんはホームホスピスの代名詞である。


10時に伊丹空港を立つと11時に宮崎空港に着いた。
空港は巨人軍のキャンプを追いかける女性が多かった。

大阪は肌寒かったが、宮崎は暖かい。
なんとなくのんびりした気分になる。

11時半には講演会場の市役所前に着いた。
家を出てたった2時間後に着くとは、近い!

昼飯を食べようと、市役所や県庁周辺を徘徊した。
信じられなことに飯を食うところが見つからない。

半径500メートル圏内に飯屋が無いなんて・・・
大通りにお店はあってもシャッターが降りている。

やっと見つけたホテルのレストランは何と休みだと。
日曜日なのに(日曜日だから?)、休みって??

また歩き回って、ビジネスホテルの1階にある店を発見。
とっても奇麗でお洒落な感じのレストランに腰を下ろす。

1400円のランチに腰を抜かした。
美味しいサラダバーやチャウダースープは飲み放題。

メインの肉料理もボリューム満点でとにかく美味しい。
これで終わりかと思っていたら、なんとデザートまで。

これで1400円?
都会なら4000円はしそうなランチ。

でも私以外に、客は1人だけ。
正直、経営が心配になった。

美味しいカフェラテを飲みながら、講演のスライドを準備に。
市原さんの写真をコピペした瞬間になんと市原さんから電話。

まさに同時だったので、本当に驚いた。

「今、どこにいるの?」と聞かれたので離れた場所を教えて
「あと20分したら会場に入ります」と答えてまたスライドへ。

次に、「かあさんの家」のスライドを造り、「55ケ所」と打った瞬間に
今度は目の前に、なんと市原さんのお顔があった。二度目のビックリだ。

2時間たっぷり話した。
時間が足りず、歌えなかった。

でも県内の遠方から駆け付けてくれた知人もいて嬉しかった。
いろんな人から持てないくらいのお土産を頂き、恐縮だった。


「宮崎県全体をホームホスピスに」とHPに書いてあった。

そうだ末期がんになったら宮崎に行こう。
ここは暖かくて、静かで、人間が穏やか。

講演で「宮崎をホームホスピスの聖地に!」と言った。
本気でホームホスピスに相応しい場所、だと思った。

「ホームホスピス宮崎」→こちら

これも在宅医療。
地域緩和ケアだ。

全国各地にホームホスピスを!
この運動が盛り上がって欲しい。

来てくれた宮崎の皆様に感謝。
またお会いしましょう。



PS)
本当は、一泊で行きたかったなあ。

でも看取りがあるのでなかなか泊まれない。
なにせ365日、24時間働いている身だ。

玉ちゃんが「宮崎はスナック天国」とよく書いている。
特に「ニシタチ」がメッカだそうだが、行けなかった。

橘通り1丁目でバスを降りたのに。
次回は絶対に泊りがけで行くぞ!

先週は小倉から下関だった。
今週は宮崎で、来週は長崎で、再来週は沖縄。

でもゆっくりできない。
できる時にはもう死んでいるやろなあ・・・・



画像に含まれている可能性があるもの:Kazuhiro Nagaoさん、スマイル、テキスト



















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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

あっという間に過ぎた2時間でした。インフルエンザで来れないという方も多い季節に参加くださった方々からは、「もっとお聞きしたい」「友達も連れてくればよかった」「母を在宅で看取りましたが、医療が無駄に手を出さない・・という看取りで、話を聞きながら納得!の時間でした」などなど、暑い感想が寄せられました。馴染みの地域で、馴染みの人に囲まれて、自然に生きたい、逝きたい・・そんな街になるようにと願っての講演会でした。今、市民の意識改革が求められています。その意味で、長尾先生のお話に皆様が反応してくださったこと、大成功でした。ありがとうございました。

Posted by 市原美穗 at 2019年02月07日 09:39 | 返信

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