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池江莉花子選手、頑張って

2019年02月13日(水)

ショックなニュースが流れていた。
池江選手が白血病になったという。
あんな強靭な体の18歳がなぜ?
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肩で息をしていた、というので
おそらくかなりの貧血があったのだろう。

貧血症状や鼻血などの出血症状を契機に発見される。
池江選手も、晴天の霹靂のように発病したのだろう。

抗がん剤がすぐに投与されるのだろう。
骨髄の白血病細胞をある基準以下になるまで。

完全緩解まで持ち込めたなら骨髄移植の可能性を探るだろう。
今は、これで完治する人が少なくない。

いずれにせよスーパーアスリートの発病にショックだ。
テレビで第一報を聞いたとき、私も言葉を失った。

何も悪いことしていない、体も鍛えているのに
なんでこんな病気になったのか。

それががん、と言えばそれまでだけど理不尽さが残る。
神様仏様に「なぜ?池江さんなの?」と聞いてみたい。


18歳という年齢を考えても気の毒でならない。
1年、2年かかってもいいから必ず元気になり、復活して欲しい。



膵臓がんのお看取りが続いている。
今週に入って4人も膵臓がんの死。

昨日は朝と午後に、お看取りがあった。
なんだか毎日のように人の死に接している。

毎日、あらたに膵臓がんの相談も受ける。
膵臓がんは確実に増えている、と感じる。

臨終宣告の場と次の往診先で池江さんの発病を知った。
私のようなオッサンもきっと何かのがんが隠れているに違いない。

しかし怖いので検査はしない。
人には勧めるが、自分にはしない。

それよりも「今、生きていること」に感謝。
その繰り返しが人生なのだろう。


腹を立てない。
立ちそうになったら、頑張っている池江さんの顔を思い出す。


ああ、これを書いていたら電話が鳴った。
患者さんからではなく、朝日放送からだ。

池江さんの白血病について教えて欲しいとの依頼であった。
今、ABCラジオ「おはようパーソナリテイ」に電話出演した。

寝起きなので少々ボーっとしている。
シドロモドロの電話出演、だった。


話しながら、35年前に主治医をさせて頂いた約20人の
白血病の患者さんたちの顔が走馬燈のように浮かんできた。

あの頃は治りくかった。
でも今は治りやすくなった。

頑張れ、池江選手。
みんなが応援している。


PS)
今夜は、救急医療の勉強会で講演する。
夜診が終わってから秒刻みでのスケジュールになる。






















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この記事へのコメント

昨日、池江選手の速報ニュースを見て知って、本当に驚きました。
インタビューを受けた男性・水泳選手が、白血病報道に驚き、「言葉が無い。」と
仰っていたことに同感ですし、全ての国民がそう思ったのではないかと思います。
池江選手の鍛え抜かれた身体と、自然体な弾ける笑顔が、綺麗です。素敵です。
昨年末の紅白歌合戦でも審査員として登場なさり、キラキラした女性の代表のようでした。
今日SNSを御自身で更新され、昨日の第一報に次いで新しいメッセージを発信してくださいました。
涙が出ました。心を打たれました。
「神様は乗り越えられない試練を与えない」と、そして文末には「必ず帰ってきます」と断言して
おられる、その強さに感動しました。
骨髄バンクドナー登録への問い合わせが殺到したという報道もありました。
何かしたくなる、手を差し伸べたくなる、応援したくなる。
祈るような気持ちとは、こういうことをいうのかな、とも思いました。

Posted by もも at 2019年02月13日 10:50 | 返信

どうして自分の身体は検査をしないのか(笑)
早期発見が何より1番大事なのは先生が仰る事なのに。
多くの人の死に立ち会ったが故に自分に立場を置き換えた場合の怖さがあるのだろうか

私も父が膵臓癌を患ったので、いつか膵臓のエコー検査はやっておかないとと思っていますが
やっぱりかなり怖いですね

Posted by Toshi at 2019年02月14日 03:41 | 返信

こんにちは。いつも、色々発信して下さり
有難うございます^_^。

東日本大震災から、8年。震災の時に、枝野さんが
ただちに影響がないと言った言葉が、今も鮮明に
残っています。そう、やっと影響が出てきていると
思わないではいられません。白血病がとても
増加しています。その他の癌も。広島の原爆や
チェルノブイリの原発事故の7、8年後を知れば
現状がわかります。私達は、被曝しながら生活
しているんです。子供や若い人たちは、安全な物を
口にしてほしいと願います。

先生、どうぞご自愛くださいませ。

Posted by ゆう at 2019年02月14日 10:05 | 返信

 之だけ医学化学薬学などが発達しているのにまだまだ できないことや分からないことが沢山あるんですね・・・高校時代 親しい友人がこれで亡くなったのを思い出しました。

Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2019年02月14日 11:31 | 返信

そうですね。白血病とがんの治療は本当に驚くほどこの20~30年で見違えるほど進歩しましたね。
白血病と言ってもタイプによってかなり違うので、正確な診断を待たなければとは思いますが。
おそらく化学療法と骨髄移植という事になるのでしょう。骨髄バンクの出番ですね。
悪性腫瘍の治療が進歩したのに比べて、この20年全然進歩していない、むしろ後退しているのではないかとすら思えるのが、「通称・認知症」と呼ばれている神経変性疾患の分野でしょうね。

Posted by マッドネス at 2019年02月14日 05:26 | 返信

本日はジュンク堂での講演、ありがとうございました。
最後に「先生は健康のために何をしている」を質問した者です。
以前の沖縄の「死なせる勇気」で先生の尊厳死の講演で人生観が一変しました。
本日も先生らしく、生き生きとしてらっしゃり、うれしく思いました。
真実を伝えるために、戦っていくれていることに感謝しています。
本日は沖縄まで、本当にありがとうございました。

Posted by 秦の始皇帝 at 2019年02月14日 09:18 | 返信

このページが、なかなか更新されないので追記します。
池江さんはスポーツ選手なので、安易に「頑張れ!!」という言葉を掛けることはできません。
自分に打つ勝つことを常としているスポーツ人は、Go! Go! は当たり前な話であって、人に言われ
なくても「頑張る!」のは当然なスポーツマン精神です。池江さんは世界を相手に戦うトップアスリート
ですし、また日本人としては類を見ない強靭な体力と実績を持つ方です。「世界一」のメダル・成績が
「すぐそこに」と誰もが思っていた有望な選手ですので、わたしらシロートが云々できるものでは無い
と心底から思います。
ただ、だからこそ、公に向けて発信せざるを得ない、「前へ前へ」と進むことを余儀なくされる使命感
が痛々しいというか、辛いというのか、それでも『凄いな!!』と鳥肌が立つような感動を覚えました。
「オリンピックには魔物が潜む」と、これまでのアスリートが、よく語る文言です。
ドラマティックな勝敗や、幸運・不運が錯綜する『オリンピック』という世界的なイベントですから、
東京で行われる二度目の開催にあたって、何か、そう魔物的な、なんだか狐につままれたような、と
思わされる出来事のようにも思えます。それでも、病気という、当事者個人にとっては "青天の霹靂"
な出来事に見舞われてしまった訳です。どれ程お辛いであろうか、と思うと涙が出てしまいます。
それでも、トップ中のトップアスリートな池江さんは歯をくいしばるような心境で、病に立ち向かう
のでしょうと想像します。頑張る人、前を向く人、には "神” が味方します。
そして、多くの人々が華やかなオーラを兼ね備えている池江さんに惹かれて、自分に出来得ることは
何かないか、と思いを巡らせるのではないでしょうか。
頑張って! と言いたくなってしまう気持ちが過りますが、その気持ちは心の奥底に仕舞って、
「祈っています。」そして『必ず戻ってきます。』と御自身が発信されたメッセージを信じています。


Posted by もも at 2019年02月15日 07:09 | 返信

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