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糖尿病と認知症
2019年03月02日(土)
糖尿病は、脳や心臓の血管障害や腎臓や網膜だけでなく、
さまざまながんになりやなり易い。
そして、認知症のリスクでもある。
さまざまながんになりやなり易い。
そして、認知症のリスクでもある。
糖尿病になると認知症になり易い。
兵庫医大の小山教授の講演を拝聴。
認知症は3型糖尿病とも呼ばれている。
脳におけるインスリン抵抗性がある。
認知症発症の20年前から脳にAβが貯まっている。
予防薬に関しては
・経口糖尿病薬で認知症予防効果が証明されたものはまだない。
・ただし、SGLT2阻害薬はケトン体を増やすので可能性はある。
・欧米ではインスリンの点鼻をやっている
・GLP-1の可能性。Liraglutideは、FGP-PETで脳の取り込み亢進
血圧と脂質は関係なし(ACOOD-MIND)
糖尿病を除いた高血圧の試験でも不明(SPRINT試験)
JAMA 321 553-561 2019
毎日2時間歩行ないし週に8時間歩行は予防効果あり
JAMA 320 657-664 2018
日中の眠気はAβ蓄積と関係あり
JAMA Neural 2018
一晩の不眠はストレスとなり悪影響
「脳内ストレス」がよくない
兵庫医大では腸内細菌や自律神経の観点から
診療科を超えたHDHC研究が始まっている。
これはCGMを使ったコホート研究。
予防はまだ始まったばかり。
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群馬大学の北村先生のグルカゴンの講演も拝聴した。
GLP1製剤の可能性を感じた。
きぼう1月号には 「睡眠と運動で記憶力を改善」で書いた→こちら
PS)
今日は、名古屋で講演。
明日は、福岡で講演。
いずれも、直行直帰。
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