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カタイカタイ病が遂にイタイイタイ病に

2019年05月05日(日)

私は小学校低学年のころから、体全体が異常に硬かった。
ずっと病気だと自己診断して、今日まで誤魔化してきた。
ところが1ケ月前から、痛くて痛くてたまらなくなった。

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20代からギックリ腰を何度も繰り返してきた。
100回ではきかないほどで、最近はほぼ毎月。

体が異常に硬いのだが、年々、それが増悪して
靴下を履いたり、あぐらをかくこともできなくなった。

そしてついに、激しい腰痛が持続する事態に。


思い返せば、4月はさんざんな月だった。
事故に遭うし、トラブル続きだし・・・

それでもなんとか仕事をこなし、指揮を執ってきた。
無我夢中で過ごした4月が終わり、ようやくGWへ。

しかし激しい腰痛に膝の痛みが加わり、寝返りやトイレも一苦労。
どこが痛いのか分からないくらいの痛みが、1ケ月も続いている。

カタイカタイ病が遂に、イタイイタイ病になった。
立っても、座っても、寝ても、とにかく星が痛い。

このGWも毎日、唸っている。
特に車に乗れば、出られない。

さすがに助けを求めた。


整形外科医は、とりあえずロキソニンを飲めという。
磁器ネックレスとブレスレットをつけてくれた人も。


頼みの綱の夙川の「みどりかわ」さんに何度か駆け込んだ。
毎回、丁寧に施術して頂き、少しずつ和らいできたようだ。


今日はマッサージに加えて、骨盤ベルトとテーピング固定。
とにかく痛みが辛いので、いろんな人に甘えまくっている。


これまで「膝が痛い人」の気持ちが分からなかった。
しかし今は、膝が腫れて、ジーンと嫌な痛みがある。

患者さんの気持ちがよく分かる。
これからはもっと優しくなろう。

かまってくれる人の厚意が身に染みる。
緩和ケアの有難みを実感しているGW.

激しく痛いと、死にたいとフト思う時がある。
しかし痛みが和らぐと生きる気力が出てくる。

緩和ケアは大切だ。身に染みてそう感じる、
痛みが和らぐのであればなんでも飛びつく。


こんなトホホなGW.
あと1日に迫った。

皆様はどうですか?



PS)
事故や自殺の報道が続いている。
なんだか暗いニュースも多いね。

生きているだけでまるも丸儲け。
そう思って、今夜も、感謝感謝。































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この記事へのコメント

10日ほど前から、左腕全体が重だるく鈍い痛みが走り、仰臥も寝返りもままならず、断眠、不眠となりました。
「棒術・ともえ」(甲野考案)や「平円スワイショウ」(鍵山考案)をやっても改善せず、
「丸ヒモで緩くたすき掛け」(小関考案)にすると、久しぶりに熟睡することができました。
頚肩腕肩甲骨全体に、日々改善がみられました。
ここ半年手こずっていた「人間知恵の輪」(大西考案)も、今朝初めて成功しました。
胸鎖、肩、肘、手首の関節可動域が一挙に広がって、筋膜も緩んだようです。

へその位置に丸ヒモを緩く巻いて、一日過ごすのも腰痛、仙腸関節に即効性ありとのこと。

鉢巻き、たすき掛け、帯紐そして和式便器・・・。
身のこなし。いにしえの智慧は、生きている!

Posted by 鍵山いさお at 2019年05月06日 07:07 | 返信

 先生がご多忙すぎて体がSOSを出してるんじゃないですか?お風呂にゆっくり浸かってますか?昼間は気温高いですが夜は冷えますよ、先生、どうかご自愛ください。

Posted by ふーちゃん at 2019年05月06日 08:39 | 返信

一宮市で先生の講演を聴いてからのフアン(?)82歳の老女です。大事な先生が腰痛で苦しんでいらっしゃるのを知ってびっくりしました。私は2年前、膝の痛みで眠ることもできず人工関節を進められましたが手術が怖く悩みました。筋肉をつけるしかないと必死になり今は快調です。先生の著書を何冊も読み「歩き」を実行しています。1年以上続いていた仙骨の痛みが2か月で改善しましたありがとうございます。失礼ですが先生は働きすぎかと…どうぞお大事になさってください。

Posted by 遠藤暁子 at 2019年05月06日 11:40 | 返信

これまで「膝が痛い人」の気持ちが分からなかった。
しかし今は、膝が腫れて、ジーンと嫌な痛みがある。

患者さんの気持ちがよく分かる。
これからはもっと優しくなろう。>これ 医歯薬学部の講義で先生が生徒によく言います あれですね☆彡お大事に 色々な人が色々な健康指導をされているみたいなので 私はこのへんで・・・

Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2019年05月07日 10:57 | 返信

 長尾先生。お辛いでしょうががんばってください。わたしの症状に比べたら、まだまだちょろい。
私が自死も考えたのは、頭鳴り(耳鳴りではなく?)が24時間続くようになってからです。ハウリングのようなキーンと言う非常に高い音、警報機のようなおとなど4,5種の音が24時間絶えず頭の中に
響き渡るようになった時でした。夜、やっと眠りについても、トイレに起きると、頭鳴りのために眠れない。このまま生きていても・・・と思ったものでした。この頭鳴り、今も続いています。医師には「頭に聴診器を当てると音が聞こえるかも」とわたしは冗談を言いますが、もちろん頭に音源がある訳でもなく
聴診器で聞こえるはずもありません。耳鼻科の大家と言われる医師は「温めると良いかも・・」と言いますが、湯につかると、音が倍増します。私の経験で、血液の流れる音を消す仕組みが高齢による退化で
なくなってしまったのかと・・考えています。 4年前に寂聴さんと同時期に「この世に神も仏もあるものか」と言われる第1腰椎の骨折、2年前には第2腰椎の骨折を経験し、いまもひどい腰痛を持ちながら
の日々です。 前立腺がんは、14年前に12本の針検診から11本にすべてグリーソンスコア、8および9という結果が出ました。すでに浸潤もありました。 その後のホルモン療法の中で、これまで5回も間欠療法を選んだのは、日本で私だけかもしれませんが、現在0,003になっています。
 4年前には、リューブリンと、ぜんそく治療の為のステロイドが原因と思われる「肺塞栓症」で死にかけました。先生が「酸素はがんに悪い」と書かれている酸素を、毎晩10時間吸っています。
 痔は、ひどいものですし、腰痛の影響で足のしびれは、砕石の上を歩いているような足裏の感じでもあります。まだまだ・・これから厳しい体調が続きます。生きていくということは、辛さの上に成り立っているものだと私は思っています。 ところで、姫路のある医師が4年前に「そんなに痛いのならモルヒネだよ。あんないいものはない。わたしなどモルヒネのお風呂に入りたいぐらいだよ」と、真顔で言って
下さったことがあります。 とても信じがたいことですが、本当に話です。
 私の場合、肺動脈が半分埋まっています。喘息も思い。医師は「あなたは、痛み止めを飲めば喘息に影響するし、全身麻酔は全く打てませんから、なにかあっても、どうしてあげられることもできません。
自己管理で、しっかり生きてください」と言わています。 見た目には、とても元気そうに見えるらしい状態ですが・・中身は火の車です。それでもがんばっています。がんサロンも開催しています。
こうしている今も・・頭の中はき~~ん、じゃ~~ンとけたたましく鳴り響いています。何かをしていないと、それを忘れることもできません。腰痛の痛み止めも飲めないので・・ひたすら耐えています。
がんばるしかないのが、生きるということではないかと、私は考えています。それでも、楽しいことを
探しながら・・生きています。いまは今年のワールドラグビー、来年のオリンピック、そして親戚筋の
阪神タイガースの近本選手の活躍など・・楽しみは一杯あります。 

Posted by 中原武志 at 2019年05月07日 12:18 | 返信

「自分の老いを受け入れる」っていう本を出版しなくちゃいけない時がきてしまった感じですか?

これは たいへんなことになりました
次のステージも待ってますので お身体を大切にしてくださいね

Posted by 宮ちゃん at 2019年05月07日 10:09 | 返信

食生活も町中華ばかりでよくないのでは?度重なるストレスの影響で痛覚閾値が下がっているのかも。

Posted by マッドネス at 2019年05月09日 11:46 | 返信

お加減いかがでしょうか。お大事になさってくださいね(無理でしょうけど)。
事故・腰痛など自身の近況と同じで驚きです。

ここ数年、寝返りもままならず身体のあちらこちらが痛いのですが
痛み止めと湿布で様子見て~。
結局のところ腰痛は治らないと諦めてペインクリニックで診てもらっています。

以前整形外科の先生に「あなたみたいな人は何をしても治らないよ」と
見放されたことがあります。それ以来医療不信。

お忙しく大変でしょうけれど
先生のような
患者さんに寄り添う医療を頼みの綱にされている方が沢山いらっしゃると思います。
応援しております。

一時的に痛みが取れるだけなのですが、痛みと気持ちに寄り添ってもらえる
これが一番ありがたいです。

Posted by mizuka at 2019年05月12日 12:16 | 返信

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