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独居高齢者の終の住処は、自宅か介護医療院か

2019年07月15日(月)

2日間にわたる第1回在宅医療連合学会が無事終わった。
今日も終日、打ち合わせや講演や司会に忙殺されていた。
言いたいことの半分も言えなかったけど、これ位でいい。

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今日も朝一番から閉会式まで一題も聞けなかった。
トイレにも行けず、ご飯も食べずに、悲惨だった。

京王プラザホテルにいて、今日も地下のコンビニおにぎりだけ。
それも12:50~12:53のたった3分間で、床に座って乞食のように。

ランチョンセミナーにも指導医講習にも参加できず。
インプットはゼロで、アウトプットだけの1日。

それでも役得というか、座長をしていると収穫があった。

午前中は。「介護医療院」のシンポジウムで講演した。
この演題で話せる在宅医は私しかいないからのようだ。

厚労省の真鍋課長、日本医師会の江澤先生とのコラボ講演。
結構、人がいて、また議論も面白かった。

江澤先生のところの介護医療院は本当に立派で何度聞いても感動する。
はっきり言って、在宅医療界よりもずっと情熱があるような気がする。


午後は、「独居高齢者の看取り」の座長と講演。
この演題が第一会場の最終プログラムであった。

それにしても立川や多摩ニュータウンの行政、市民、
社協、そして民生委員さんは凄い。


そして小笠原文雄先生の講演も熱が入っていた。
独居の看取りがでできる街づくりは、すぐそこに来ている。

座長なので「介護医療院との整合性は?」という質問をした。
後でお客さんから「そこが知りたかったので良かったとの声。


いずれにせよ、4日間、講演、会議、打ち合わせなどで働きづめだった。
今、羽田に向かう中でこれを書いている。

早く、帰って、往診をしなくては。


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この記事へのコメント

長尾先生
いつもお疲れ様です。
長尾先生のような方がいてくださることに感謝です。
お疲れの出ませんように。
sue

Posted by sue at 2019年07月15日 07:43 | 返信

先生、本当にお疲れ様です。
お身体が心配です、、
倒れないでくださいね。

Posted by 尼崎の社会福祉士 at 2019年07月16日 06:49 | 返信

私は、独居老人なのですけど、「グループホーム」が終の棲家ではないのだから、「介護医療院」もどうなのかなあと思います。
何事も、やってみなければ分からない。
一生懸命に在宅医療に取り組んでくださる長尾先生には悪いけど、「富士山麓の樹海」の方が、安らかに眠れそうに思える。自治会が「老人の車の免許を返納させる運動」に取り組んでいる。自治会幹部自身は免許は返納しない。独居老人も「サ高住」に入って欲しいと言っている。恐ろしいなあと思います。
自治会は、自分の住んで居る町を「高級住宅地」にするために「70坪の土地は70坪で売却するべき。35坪と35坪で売却すると貧乏人が住み着くようになって土地価格が下がる」と本気で「町つくり条例」を作ってしまった。元銀行員ばかりで自治会を構成しているから、お金の事しか考えない。
私もそのうち、強制的に「サ高住」にほり込まれるでしょう。私の母の友達(高齢女性)が、ショートステイに10日行かされて気絶したら「認知症だから」と言うことになって特養に強制的に収容されました。私も同じ運命です。

Posted by にゃんにゃん at 2019年07月17日 03:34 | 返信

参加しました日本在宅医療連合学会に、そして長尾先生はじめ憧れの先生たちを遠くで拝見しお話を聞きました。名刺交換している人たちがどんなにうらやましかったか・・・。この回に参加して在宅医療介護連携推進事業は地域差が大きくなっているなあと思いました。熱意のある人たちの発表、質問に大いに感心しました。こんな人たちはうちの病院を何とかとか施設を何とかではなく、この地域を何とか、住民さんを専門職をなんとかと日々考え行動されていると思いました。地域で困っていることについて発表できる仲間も、いいなあと。熱いこころのまま地元に帰ってきましたが、まあ可もなく不可もなくが地元かなあとぬるま湯程度に解熱はじめています。でも私にできることをもう一度考え直すきっかけとなりました。このブログも私を時々「あちち」にしてくれます。ありがとう長尾先生

Posted by うめ at 2019年07月17日 11:18 | 返信

独居高齢者で、身寄りない方について、H30年4月に厚労省より。入院・入所を拒んではいけないという通知がでましたが、30年度尼崎市に置いて、身元保証人や後見人等のない人を受け入れない病院は2、相談によるは12でした。救急搬送は受け入れざるを得ませんが、
施設(特養・老健)に関しては、後見人等が確定すれば入所可が大半を占めます。
今年6月に身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドラインの発出しましたが、
色々な事業や政策があります。
関東地方の自治体では、社会福祉協議会が身元保証等高齢者サポートサービスをやっています。

Posted by ミネカヨコ at 2019年07月19日 09:00 | 返信

町つくり協議会が条例とした「70坪の土地を35坪と35坪に分けて販売してはならない」と言う条例は、市役所に聞くと「全く市役所の条例ではありません。どこの町つくり協議会が、そんなデタラメな条例を作っているのですか?市役所も、調査します」とのことでした。
大手不動産会社と、銀行が、勝手に作った条例の可能性があります。
お蔭で、土地が売れず、空き家ばかり増えて、野良猫だらけです。

Posted by にゃんにゃん at 2019年07月27日 02:16 | 返信

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