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抗がん剤は点滴か経口か なぜ患者が決めるの?

2019年07月18日(木)

ご飯が食べられないし動けないから、往診して欲しい。
そんな電話を受けて往診してみると、驚くことばかり。
主治医は、「死ぬまで抗がん剤」と考えているようだ。

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ステージ4の肺がんの患者さん。

1年間、放射線と抗がん剤を繰り返してきた。

13回やったセカンドラインの抗がん剤が効かなくなった、と。

そこで主治医は、こう説明したそうだ。

「サードラインの抗がん剤は、点滴でやるか飲み薬でやるか、2つの方法があります。
 次回の外来受診までに家族でよく話し合ってどちらか決めてから来てください」と。


抗がん剤の種類などの情報は与えずに
・点滴か
・経口か、を患者や家族に決めさせるのがインフォームドコンセントだと思っているよう。

聞くと、やはり、若い医師。

コミュニケーションに関する医学教育がゼロだからそんなことになる。

なんでそんな大切なことを患者が決めるのか?
それを決めるために医者がいるのではないか?


その前に、もはや終末期だよ!!


・食べられない
・歩けない
・全身が痛い、は、もはや抗がん剤ができる状態ではない。

抗がん剤を止めて、緩和ケアに徹するのが正解。

しかし予約を取って、タクシーで来院させる大病院って何なん?
思わず近藤誠本を渡したくもなる。

せめてなら拙書「抗がん剤10のやめどき」を渡したいが、
そんなことをすると子供たちが怒って来るかもしれない。


この国のがん医療は、ブレーキがついていない暴走車。
激突して死んでから初めて止まれる、という欠陥車だ。


おかしな医療をなんとかしたい。

それには、2つの道がある。
1)医学教育
2)患者教育

1)は、不可能だ。

巨大な製薬マネーに殺される。
国も無策。


2)しかないと思うので、市民への講演に精を出す。
賢い患者さんが増えて欲しい。








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