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ポジテイブヘルス

2019年07月29日(月)

昨日の神戸フォーラムには残念ながら参加できなかったが盛況だと。
今日は日本ホスピス在宅ケア研究会の理事会、総会、勉強会だった。
慶応大学の堀田聡子先生に、「ポジテイブヘルス」の講義を受けた。
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世界に広がるCompassionate Community  by 堀田聡子先生
 
インドのケララがモデル
 
緩和ケアにおけるパブリックヘルスアプローチ。
 
生老病死にかかわる問題を地域住民の手に取り戻そう。
 
公衆衛生と緩和ケアの専門家のコラボ。 
Public Health Care  Intenational(2013~)
 
イングランドの終末期施策の最近の展開
・終末期ケア国家戦略(2008)
自宅志の割合は、19%(2006)→ 23%(2015)
がんと非がんの差 QODが話題に

 
・Compassionate Neighboursが重要。
 
25時間X8セッション(2ケ月間)の研修を受ける。

 
・Community development
地域におけるエコロジカルな変化を作り出す
 
 
健康の定義が変化してきた。

ポジテイブヘルス
(オランダ Huber (2011,2016)に変わっていくだろう。
 
社会的・身体的問題に直面したときに適応して、
みずから管理する能力としての健康、と変わる。

 

ポジテイブヘルスはオランダ発。
詳しく知りたい方は、この本を。→こちら

健康かどうかは自分で決める
何ができないではなく、何ができるのかが大切。
 
地域共生社会の実現
 
個別支援→出会いと学び←くらしの視点
医者は両方の視点が必要。

41CZg6jGUgL._SX343_BO1,204,203,200_[1].jpgPS)
勉強会が終了した直後に電話が鳴った。
お看取り、だった。

またしも、帰りを待っていたかのような穏やかな旅立ち。
いったいどうなっているのか、説明ができない。

そしてたった今、深夜1時に別の往診をした。
ああ、今夜も睡眠不足、かな。









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この記事へのコメント

重度身障者が国会議員になる初の試みは、究極の「ポジティブヘルス」なのでしょうか?
「何ができないのかではなく、何ができるのかが大切」
身体不自由の人が国会議員としてどこまでの仕事ができるのか注視していきたいと思います。
それにしても、賛否両論を巻き起こすすごい問題提起をしたと思います。

Posted by マッドネス at 2019年08月01日 11:06 | 返信

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