全10巻の医学書の総編集を依頼されたのは、数年前。
そして約5年かけて、10巻全部が世に出たのが先月。


1冊1万円で、全部揃えると約10万円近くになる医学叢書だ。
そんな大役を引き受けたものの自分にできるか不安だった。


しかし、中山書店さんのご尽力があり、完結した。
こんな嬉しいことはない。


我が人生で、医学書シリーズを総編集するとは夢にも思わなかった。
しかし夢が現実になり、後は多くの医療介護職に読んでもらうだけ。

病院や施設の図書館にピッタリの全10巻。
院長や施設長にお願いして揃えて欲しい。

ネットの時代であるが紙媒体ならすぐに情報を引き出せる。
所要時間は何十秒なので、書籍の良さは今後も残るだろう。


私も、総合診療にかける想いを全部話した。
自分としては、一生に一回だけの本当に満足できる話ができた。
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講演後、「感動ました！」と言ってくれた医師が何人かいた。
しかし私の想いを理解する医師は日本に何人もいないだろう。

専門性と総合性の融合と深化。
ドクターGかつドクターX、だ。

本物の総合医の修業は一生続く。
並大抵ではなれないのが総合医。



その実例を挙げたが、ちょっと難しかったかな。
しかし正直私でないと解けない課題が一杯ある。

このブログを読んでいる若手医師で、本気で総合診療を
学びたいと思う医師がいれば、是非とも連絡して欲しい。

在宅医療のスペシャリストである太田秀樹先生にも講演賜った。
そしてトリは、本物のドクターGである草場鉄周先生の実演だ。

研修医3人を引き連れて、テレビと同じようにガチンコで
ドクターGの世界を90分間実演して頂き、感銘をうけた。








太田先生と


J-HOPの宇田先生とご講演頂いた萩田先生と
スーパー総合医叢書については。→こちら



PS)
東大はいいなあ、
広くて木があって。

ここに通いたい。