産経新聞の社説欄についに安楽死が登場。→こちら
「安楽死を議論すべき」、という趣旨だ。

先日の選挙でも、安楽死党ができるなど
安楽死の話があちこちで交わされている。

先週、尊厳死の映画に立ち会っている間合いにも、
ある大物俳優さんが「安楽死でしょう」と言われた。

たしかに・・・

でも、みなさん、尊厳死を知っているんですか？

特に、「尊厳死には反対だけど、安楽死に賛成」と
叫んでいる有識者は、どこまで分かっているのか？


たぶん、あまり知らないと思う。


ある大物有識者は、週刊誌で私との対談の席で
「安楽死ってモルヒネでしょう？」、と言った。

うーん、これだけの有識者でも何も知らないんだ。

2年前の月刊文芸春秋の「安楽死特集」で「有識者100人に聞く」
という記事を読んだが、9割以上の有識者が間違って論じていた。


もっとも編集者も尊厳死と安楽死を知らずに作っているので
記事の間違いにすら気が付いていないのだろうな、と思った。


つまり、尊厳死VS安楽死、ではない。
その「あいだ」が、問題なのだ。

どこまで許容されて、どこまでがグレーで、どこからが犯罪なのか。

具体的事例について、在宅医とホスピス医が本音で語る機会。


「ドクター長尾のオトナのための死の授業vol6
　  尊厳死と安楽死のあいだ」→こちら

今日の時点で、残席１０とのこと。

トークライブは、１７：３０からです。
１６：００からは私の下手な歌の前座。

なおトークライブは、そのまま書籍化される予定です。



PS)

若者の死因1位が「自殺」の日本、なぜそんなに生きるのが「辛い」のか
　　　　　　　　　　（現代ビジネス） - Yahoo!ニュース　→こちら

自殺と安楽死の問題も、いつか、取り上げたいテーマだ。

本音でトークしたいと思うので、是非、お運びください。