このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

60過ぎたら転んではいけない

2019年08月30日(金)

毎日、誰かが転んでいる。
毎日、誰かが骨折している。
転倒・骨折、すなわちろロコモ・フレイルの時代と言えよう。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

週刊現代8月24,31日号

60過ぎたら転んではいけない
そのことがよくわかる大特集

転んで死ぬことになった60代以上の人たち  →こちら



とってもいい記事だと思うので紹介する。

まあ60歳はオーバーとして、80歳と考えておきたい。


だから今、歩ける人はしっかり歩き、将来の転倒予防をして欲しい。



誰もが、「転んで救急車で運ばれた」と言う。

しかし「運ばれた」という受動態の表現はおかしい。


119番をは、本人が希望したり、同意をしyたはず。


在宅医療に紹介されてくる人の中には
「転倒入院による寝たきり」が実に多い。


多くは、「腰椎圧迫骨折」。


これで1ケ月寝ていると、80過ぎの人は確実に寝たきりになる。

早い人だと、1週間、いや3~4日で歩けなくなることも。


訪問して「入院したからこうなったのよ」と説明すると
家族はみな入院したことを後悔するが、後の祭りである。


そてくらい、毎日あることなのに、ほとんど知られていないことが転倒入院。




PS)
豪雨被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

尼崎も今夜は激しかった・・・・

そろそろ、この悪天候から解放されたい、ですね。


今夜は、尊厳死協会のあ安楽死勉強会。
全国から仲間たちが大阪入りしている。





2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

普段からあまり動かないから筋肉が弱って転ぶし、骨も弱いからポキポキ折れる。転んだことで認知症になって誤嚥で死ぬとかはまあ、寿命と言って良いのではないでしょうか。まあ自己責任ですね。家で年中たらたらしてるから悪い。
歩くことの大事さをもっと知らしめるべきですね。くだらない降圧剤とか、血糖値下げる薬とか、コレステロールがどうとかクソみたいな薬出す前に、もっと歩けと言うことですね。
個体差はあれどビシバシ歩いてれば60台で転んで骨をおるなんてそうそうないでしょう。70でも後半くらいにならないと、よほど無茶苦茶な転び方しなければ大丈夫。

Posted by 匿名 at 2019年08月30日 12:38 | 返信

「救急入院による寝たきり」からの脱出は、いい経験になった。
ベッド上。ひざ裏伸ばし(かかと伸ばしとつま先上げ)。
ベッド横。騎馬立ち(ひざを緩め、片手に棒を滑らかに浮かす)。
     つま先上げとかかと落とし(気功第八段錦)。
病室や廊下。スリッパ、運動靴はやめ、鼻緒のあるたたみ草履で「歩く」。

退院後は、「かかと着地」や「べた着地」は避け、
      やや太ももをあげ、「湧泉」または「母指球」着地。
      杖はやめ、丸棒を縦に滑握して、からだの揺れを棒に吸収する。
      たたみ草履は、帰途左右を履き替える。
      両手に荷物はもたず(片手なら左右交代)。リュックがおすすめ。

年寄りは、間欠歩行やジョギングにこだわらず、マイペース。
小学生に追いぬかれても、気にしない。
「朝はセロトニン」をしっかり分泌し、「暗くなったらメラトニン」へ転換。
マイペース、マイリズムで歩けば、自然に「セロトニン呼吸」になると信じて。

Posted by 鍵山いさお at 2019年08月30日 09:55 | 返信

ほんとに…
難しいです

病院では
責任を問われるため 転倒リスクと過敏になり すぐに抑制の同意書をとって 拷問状態になってしまいます
おうちでは
おうちなので 転倒覚悟で自由に動きます
おうちこそ ジャングルです

残念でならないお話です
先日100歳近い男性が おうちで穏やかに過ごしていたのに 夜間 トイレに行った時 玄関に真っ逆さまに落ち
頭を打ち、血だらけになり、救急車を呼べない選択はなかったです
すると 頸部骨折の診断を受けたが ご高齢だったので保存的治療=何もやらない…とご本人、ご家族は決めたんです
でも 絶食状態が続いていたので 食べられなくなり 高カロリー輸液をやり そこから感染し お亡くなりになりました
このケース…自分の親だったら どうしたんだろうと考えちゃいました
1。救急車を呼べない→頭から流血しているのに 救急車を呼ばないなんてできるだろうか
2。入院している病院から家へ逃げてくる→家族、親戚が同じ想いでないとできないかも…

入院して亡くなったから 仕方がないよねという落としどころになるんでしょうね
それこそ 台湾の最期はおうちに帰ってくるっていう風習もいいですよね

Posted by 宮ちゃん at 2019年09月01日 09:04 | 返信

発症直後、「院内で転倒しないでください」。
退院後、「転倒すると再発しますよ」と言われて1年が経過した。

「むかし」。大本営発表・ラジオ垂れ流し。
「いま」。官邸ウソ発表・テレビ垂れ流し。
すべてを「国家間対立」に収れんさせていく風潮が、なんとも嘆かわしい。
「夷を以て夷を制す」漢王朝の伝統。今、私兵(人民解放軍)を香港に投入。
テレビの馬鹿コメンテイターが「韓国叩き」に狂喜乱舞し、出演料を稼ぐ。
「国際法上ありえない」「約束を反故にした国際法違反だ」!
では、韓国併合条約「一切の統治権を完全かつ永久に韓国皇帝から日本天皇に譲与す」を放棄した日本国は、最大の「国際法違反」ではないのか。
パリ協定や捕鯨条約を脱退したアメリカや日本は、「国際法違反」ではないのか。

アヘやトランプは、平気でウソつく、同一の「価値観」の持ち主。
「個人補償金は日韓協定無償3億ドルに含まれている」だって!
韓国には1円も現金が渡されていない。
「3億ドル供与」は、「日本国の生産物および日本人の役務」。
つまり、機械などの固定資産、資材などの流動資産、プラス「日本人の役務」だった。

「請求権は完全かつ最終的に解決した」だって!
1991年外務省条約局長の国会答弁は語る。
「日韓協定におきまして両国間の請求権の問題は最終かつ完全に解決したわけでございます。
 その意味するところは、日韓両国が国家として持っております『外交保護権』を相互に放棄したということでございます。
 したがいまして、いわゆる『個人の請求権』そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません。」

このような政府見解により、在サハリン韓国人支援基金や在韓被爆者支援基金の事業がおこなわれてきた。
中国人徴用工にたいしては、鹿島建設、日本冶金工業、西松建設、三菱マテリアルなどは和解金を支払ったが、日本政府は反対しなかった。
日本最高裁判決「債務者側において任意の自発的な対応をすることは妨げられない。」(韓国最高裁判決と同じ論理!)
朝鮮人徴用工に同様の行動をとろうとしている企業には、死に物狂いの圧力をかけるアヘ政権と「日本国民」。
ムン大統領には最大限の「揶揄」で溜飲を下げるが、習近平の香港人虐殺は「容認」する「日本国民」。
このダブルスタンダードの深層にある「日本人の国民性」こそ、馬鹿コメンテイターに解明してほしいものだ。

アメリカでは、日系人の戦時強制収用への補償要求にたいし、1990年大統領は全員に謝罪と補償をおこなった。
ドイツでは、政府や企業が基金を設立し、強制労働を強いた100国166万人(日本3人)に補償金を支払い、「過去を直視し迫害の記憶と責任を未来に引き継ぐ」として、「記憶・責任・未来」財団を今も存続させている。
「ご先祖を辱めたくない」「孫・子に負わせたくない」「過去は忘れたい」「記録はなかったことにしたい」ヤマタイコク人で、いいのですか?
「オンナを買いたい」「戦争で竹島を取り戻したい」で、いいのですか?

Posted by 鍵山いさお at 2019年09月01日 01:36 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ