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3回目の「そこまで言って委員会」
2019年09月14日(土)
読売テレビの「そこまで言って委員会」に呼ばれた。
今回のテーマは医療費削減策で、15分でやるという。
三回目の登板は、解説者としてだったのだが・・・
今回のテーマは医療費削減策で、15分でやるという。
三回目の登板は、解説者としてだったのだが・・・
★9/15(日) 『そこまで言って委員会NP』
放送日時:9月15日(日)13:30~15:00(出演10分程度)
番組名:読売テレビ『そこまで言って委員会NP』
「医療費について」について解説者として発言します。
たかじんさんの遺言で、東京だけ放映されていない。
錚々たる面々が目の前で好きなことを言っている。
解説者として出たが、彼らにいじられるばかり。
テレビは難しいなあ、と何度やっても思う。
以下、昨日配信した、まぐまぐのメルマガより一部を転載する。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
今日は久しぶりに、読売テレビの「そこまで言って委員会」
から依頼が来て、医療解説者として番組収録に立ち合った
のですが、帰りの車で、漠然とそんなことを考えました。
医療費の削減について、私は一生懸命、限られた時間で、
いろいろなアイディアを提案したのだが、「そんなことより
も、医師会をぶっ壊せばいいんですよ!!」とドヤ顔で叫ぶ
ひな壇のタレント文化人……。
一体、この人が医師会の何を知っているのだろう、と思いなが
ら我慢して黙っていました。大人なので。
「〇〇をぶっ壊せばいい!」・・・そんな政党もいま問題にな
っていますが、そんな簡単なわけ、ないでしょう。
アイツをぶっ壊せば、自分が幸せになれる?
それこそ、不寛容社会の極みだし、想像力がなさすぎです。
医師会は、国民皆保険を守るために、毎日頭を悩ませています。
もしも医師会がぶっ壊れれば、国民皆保険だって崩壊するわけ
で、それで困るのは、もちろん国民自身です。
それも、お金のない人から困ってしまうわけです。
でも、「ぶっ壊す」と言っている本人は気持ちいいから、本当に
それが壊れた後、一番困るのは誰かまでは想像できないんです。
……そんなわけで、ちょっと困惑をし、慣れない白衣を着ている
私が、明後日(9月15日)の読売テレビの「そこまで言って委
員会NP」に出ています。
一生懸命お話をしたけれど、ご存じんの通り、二元論でスパッと
切れない不器用な私なので、いろいろカットされるのかな。
それでもいい。そういう中庸論を言う人間がテレビに出ることに、
一定の意味があると信じて、これからもお声がかかれば、番組に
は出させていただきます。
マトモなことを言っている自信はあります。是非皆さん見てくだ
さい(東京の人も、ネットで見られるみたいです……)
「そこまで言って委員会NP」
https://www.ytv.co.jp/iinkai/
番組収の30分後には、がん患者さんを往診していた。
そして先ほど、札幌に到着した。
日本在宅医療連合学会 第1回地域フォーラムに参加するためだ。
札幌は気温15度とずいぶん涼しくて心地よい。
スタッフと計10名で、しっかり勉強してくる。
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この記事へのコメント
医師会はともかく、エビデンスで殴ることを煽るだけの暴力学会はつぶしたほうがいいかも。
製薬会社がカネ出すのやめたら? 認知症の学会などは2~3年後は存続できないかも。
Posted by マッドネス at 2019年09月14日 05:02 | 返信
今日の「そこまで言って委員会」は、良かったと思います。
これまでは、パッシングされたり、長尾先生の仰っている主旨を聞き取って貰っていなかったり、拝聴しておりまして、苦しくなりましたけれど、段々良くなって来ていると思います。
○○の宮様は「医師会をぶっ潰せ」と言っていましたけれど、他の皆様は、ほぼ好意的に受け取られていたと思います。
①: 健康保険内ではできるだけ5種類のお薬を出して、それ以上は保険外で現金払いにする。
②: 認知症の薬は少なくした方が良い。
③: 抗ガン剤は、男性は80歳、女性は85歳まで出すが、それより高齢になった場合は抗癌剤を服用するより、なんらかの緩和ケアを受けながら、穏やかに過ごした方が良い。
④: 何でしたか、わすれました。
Posted by にゃんにゃん at 2019年09月15日 02:59 | 返信
オンエア見ました
長尾先生の穏やかな口調
優しい笑顔に感動しました
いつも書かれている言葉が聞けました
お疲れ様でした!
Posted by あんこきなこ at 2019年09月15日 06:30 | 返信
長尾先生ご提案のなかで、「薬は5つまで」は、視聴者のみなさんに、しっかり溶けこんでいったのではないでしょうか。
ぼくは救急病院で退院時「2剤」、往診時「1剤」減でした。
その後、かかりつけ医から「2剤」追加となり、現在「3剤」です。
いずれも「飲んではいけない薬」です。どうしたものか?
長尾先生5つのご提案のうち、「男性80歳、女性85歳以上のがん治療は保険適用外に」は、時間切れでしたね。
「先従隗始(隗より始めよ)の誤用」で、前・象徴天皇夫妻から始めていただきましょうか。え!「被保険者」でないか、残念ですね。
「がん治療」に限定すべきか? 「年齢制限」を設けるべきか? その場合の「適正年齢は、男性50歳、女性55歳」もありか?
決定方法は、当該年令階層を除外した「国民投票」によるのか?
「脳死臨調」以来の「死の再定義」(山折哲雄)が、要件になるかもしれません。
88歳・山折提唱の「断食往生死」は、チベットの「ポワ」(オウムのポアではない)訓練システムにも通じ、短期の自宅練習ができます。
「五穀断ち、十穀断ちから水断ち。最後は枯れていく」
「場合によっては逆説的に健康を回復させ生命を蘇らせることもある。
断食というのはぎりぎりのところで生まれ変わるという再生の契機でもあります。」
Posted by 鍵山いさお at 2019年09月15日 09:19 | 返信
長尾先生が「薬のやめどき」と言う緑色の本をテレビに中で紹介されていました。
「痛くない死に方」と言う赤い本と対になっていて以前購入したつもりでしたが、取り寄せて読んで見ると、面白いです。
まだ途中なのですけど。糖尿病と膵臓癌の本は、お薬の使い方が難しいように思いました。
Posted by にゃんにゃん at 2019年10月04日 07:18 | 返信
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