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NHKあさイチで「人生会議」やります
2019年09月17日(火)
明日のNHKのあさイチで「人生会議」をやるという。
私も少しだけ登場するのでよかったら観てください。
人生会議という言葉を知ってもらえたら、嬉しいな。
私も少しだけ登場するのでよかったら観てください。
人生会議という言葉を知ってもらえたら、嬉しいな。
★9/18(水) 『あさイチ』
放送日時:9月18日(水) 朝8:30頃~
番組名:NHK総合テレビ『あさイチ』
テーマ:「人生会議について(仮)」
私が出るのは、8時46分頃から数分程度。
患者さんの自宅で人生会議をやる場面だ。
国は人生会議(ACP)を強く推進しているけど、
これを知っている人にまだ出会ったことがない。
この番組に出ている多職種全員はもちろん、ご家族さんも
誰ひとり「人生会議という言葉を聞いたことがない」と。
先日、ある大病院での末期がんの患者さんの退院前カンファレンスに
参加した時もカンファレンスルームにいるスタッフ全員が知らないと。
別の大病院でも全員が「聞いたこともない」と言われ、ショックだった。
せめて「人生会議を取る」とでも言ってくれたほうが、まだましだった。
あちこちで多職種に「人生会議って知ってる?」と聞いても
誰も知らないってことは、たぶん1割も知らないのではないか。
いまだに「平穏死」という言葉を聞いたことがない医師や看護師も
沢山いるくらいなので、一般市民に知ってもらうのは大変なことだ。
私は医者になった時から、人生会議(のようなもの)をずっとやってきた。
だから「人生会議」という言葉には違和感があるが、国策なので仕方ない。
「そんなもん聞いたことないわ]、という人にこそ知って欲しい「人生会議」。
直近の予定だと
今週は、滋賀県彦根市で
来週は、沖縄県で2つ、
再来週は、佐賀市で、
その次は、松山市で、人生会議の話をする。
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この記事へのコメント
アメリカ東海岸のフィラデルフィアで、在米日本人に「人生会議」(ACP)の話をしています。皆さん、熱心に聞いてくださいますよ。今年は「もしバナゲーム」も紹介する予定です。
Posted by ラプレツィオーサ伸子 at 2019年09月17日 07:18 | 返信
済みません。すっかり拝見するのをわすれてました。
「そこまで行って委員会」は、いつも見てますけど、NHKのあさイチは、全く見てないんです。
人生会議かあ、難しそう。
中国に生まれたから共産党員だとか、一党独裁の国の人も、人生会議って考えるのかなあ。
Posted by にゃんにゃん at 2019年09月18日 09:20 | 返信
看護師僧侶の玉置妙憂さんの発言に救われました。
「変わってくる。」「会議で決めたんだから、は危険。」
「正しい回答はない。」
「人生会議」は、あくまで「医療会議」という限界があることに気づきました。
当然といえば当然かもしれません。
キーパーソンは、死に赴く本人です。
「生きてきたように死ぬ」いのちですから、千差万別です。
「延命治療は是か非か」という問いの枠に収まらない、個々人の課題があるでしょう。
「一生懸命考えなくても死ねますよ」と、玉置さんに言われそうですが。
能楽師・安田登さんによれば、前古代の日本には、「『死』は存在しなかった」とそうです。
ヒエダノアレがいう「しぬ」は「萎ぬ」という概念で、オオノヤスマロが漢訳の際、「死ぬ」という概念にすり替えたとか。
先住民または旧渡来民の古層概念を、新渡来民が変容したのであろうか。
Posted by 鍵山いさお at 2019年09月18日 10:27 | 返信
先生が、コンダクター?になっておられた「人生会議」を拝見しました。
私も「人生会議」という言葉に、よりによって、何故この言葉かと思います。ACPでは益々意味不明になるからでしょうか。ACPが言われるようになってから、「人生会議」は、突き詰めれば、家族の為のものだなと思ってきましたが、今日の長尾先生の「人生会議」を見て、患者と家族の折り合いを付けるようなものかもしれないと思いました。達観されているような患者さんの、本当の所の願いのようなものを、お子さん達が汲み取っていく。長尾先生は、患者の気持ち(身体)は変わっていくものだから、記録を残し、繰り返し会議をすることが大事なのだと説明されているように思いました。
患者本人の希望を、残す家族に負担なく実行して貰う為には、また、別の何かも必要なのかもしれません。
長尾先生に訪問して貰える、この患者さんとご家族がうらやましく感じました。
Posted by 樫の木 at 2019年09月19日 02:04 | 返信
とても見たかったのですが、平日のその時間帯は出勤中で
見れなくて残念でした。
NHKだったら夜の「クローズアップ現代」とかで特集をして欲しいです。
社会全体で考える必要があるものは、比較的時間をとりやすい
夜の時間帯に、放送されると広がりやすいかもしれないです
Posted by K at 2019年09月19日 08:53 | 返信
録画して見ました。
本題に入る前に、チラッとお家に入る後姿が見えたりすると
「あッ長尾先生だ!!」というインパクトがあって、そしてまた安心しました。
患者と医師との信頼関係って、そいうものが主体かな?と思います。
病状に関する難しい説明に長けているとか、そういった専門色よりも
対・人間関係における信頼関係がものを言うのではないか? とあらためて思いました。
ビデオの中でも、患者さんが穏やかな表情で「任せるわ」..Dr.「誰に?」
..患者さん「せんせ に」..。これが全てを物語るのではないかナと思いました。
年老いた患者は穏やかに、在宅で、家族に気使われて過ごしていて、「この先」と
聞かれても、おそらく想像できないでしょう。今のまま、すーっと息が細くなって
何事もなく、そのまま息を引き取ることができたなら、それが大往生でしょうし、
それでも、「そのように」とまでも考えは及ばないのが現実でしょう。
「せんせ に」それが全てを物語っていると思いました。
Posted by もも at 2019年09月19日 09:38 | 返信
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