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今夜、伴明監督に10の質問

2019年10月24日(木)

いよいよ今夜は高橋伴明監督の映画を観て性と生と死を語る会。
渋谷ロフト9で19時開演だが、当日参加も大歓迎だ。→こちら
伴明監督にはおそらく以下のような質問が投げかけられるはず。
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「性」とはなにか
「エロス」とはなにか
「死」とはなにか、監督に真面目に質問してみたい。

そして完成したばかりの映画「痛くない死に方」は
どんな作品なのかも、私から直接、聞いてみたい。



以下、司会の長さんが、おそらくされるであろう伴明監督への10の質問だ。


「ヨーロッパの夜」を東和が1960年に公開したところ劇場前に長蛇の列ができ、
1962年に公開された「肉体の門」を嚆矢として、年間200本以上製作され公開されました。
70年代後半〜80年代初頭は「高橋伴明の時代」と呼ばれました。
なにしろ昭和47年(1972年)、23歳の若さで監督デビュー後
年10本、月1本くらいのペースで作品を発表されました。
こうした原動力は、どんなものだったのでしょうか。
 
 
 

監督は早稲田二文に入学後、映研に入り、そこで全共闘に加わってバリケードの最前線で
機動隊と対峙し早大闘争、と壮絶な青春時代を送られています。
森田童子さん山崎ハコさんのメロディ、サントリーホワイト、本当に当時の映画のような、
かっこいい存在に見えますが、映画監督を目指したきっかけとはなんだったのでしょうか。
最初についた監督から丁稚さらに奴隷のようにこき使われたことだと。
それが新藤兼人監督だったとは驚きですが、悔しい思い出はありますか?
 
 
 
 

そんななか今回上映する「襲られた女」は1981年の作品で、ピンク映画史上10指に入るとわれる名作。
男ふたりにヒロインという設定といい、ロベールアンリコ監督の「冒険者たち」へのオマージュなのではないかと
の指摘もありますが、意識していたのでしょうか。
どういうアイディアからはじまったのでしょうか。撮影時の思い出エピソードを聞かせてください。
 
 
 
 

ゴールデン街、新宿のネオン街、聖子ちゃんカットといい、当時を生きた方なら懐かしさも込み上げてきます。
この主演は忍海(しのみ)よしこさんという新人で、「自然体のウブな感じが受けた」と仰ってます。
新宿東口前の広場や歌声喫茶、ゴーゴーバーなどに家出娘やフーテン女がピンクに出ているという話も聞きます。
監督作品で当時ピンクに出演する女優たちは、大半がAV出身の近年とはかなり違うのではないか。
彼女たちはどのような経緯や思いを持ってピンクに出演していたのでしょうか。
 
 
 
 

親交の深い崔洋一監督によりますと伴明監督はたいへんモテるとのことが、
実生活はいかがなものでしょうか。
 
 
 
 
 

ピンク映画はすくないスタッフと日数でそれこそ徹夜あたりまえでの撮影だったと聞きます。
ロケはゲリラ撮影だし、ギャラは低いし日数は限られているしでとっても大変だったとも。
そんな中。スタッフや女優さんたちの生活はどうだったのでしょう
 
 
 

映倫による規制は今の時代からは考えられないくらい厳しいものでした。
セックスを暗示する表現とどのような攻防があり、どうかいくぐっていたのでしょうか。

 
 

ゴールデン街近くの小茶という飲み屋を基点に、飲み歩き、喧嘩になり、
崔洋一との出会いも、若松孝二監督との出会いも、拳からはじまったと伺いました。
時代を変える世界を変えるというような志、熱さみたいなものがあったのでしょうか
 
 
 
 

一方でその若松監督は自らプロダクションを率いてピンクを量産し、次々と若手を育てました。
監督も「高橋プロ」という場で若手を育て、周防正行監督などその代表格として活躍されています。
自身の作品を次々手がけながら、若手も育てる中で下の世代との関係性はどのようなものでしょう。
そういえば「姦られた女」の助監督も周防監督ですね。
周防監督のアイディアだったというシーンなどはあるのでしょうか。
 
 

1994年の「愛の新世界」は初のヘアヌード作品として話題になりました。
一方、現代社会ではネットでは無修正の無法状態です。
そこにエロスがあるのかというと、そうでもないように感じます。
監督のヘア、露出度、エロスについてのお考えはいかでしょうか。
 
 
 
 

最近の作品、「赤い玉」に賭けた想いとは。
「今の若いヤツは、性表現から逃げている。逃げない現場に引き込みたかった」
その思いに駆られて脚本を執筆し監督したのが2015年「赤い玉」。
男の性とは、老いてなお性とは、どのようであるべきとお考えですか。
 いまAVの「全裸監督」が当たってますが、AVとピンクの違いはどこにあるのでしょうか。



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高橋伴明さん 中2の秋に親の目を盗んで観た成人映画の衝撃    日刊ゲンダイ→こちら
 

 映画監督の高橋伴明さん(70)は10代の頃、将来は医者になり、安定した暮らしをと思い描いていた。しかし、実際に歩いた人生はまるで違う。きっかけは一本の映画、「にっぽん昆虫記」(今村昌平監督)であった。

 


 映画は親父が好きで、よく連れて行ってもらいました。14歳、中学2年の秋に僕はひとり、こっそりと映画館の扉を押した。華道家の母がいい顔をしない日活映画の上、成人指定だったからです。

 映画少年というわけじゃなかった。それなりの進学校で僕はハンドボール部に所属。そんな頃、どうして、この「にっぽん昆虫記」に目が留まったのか今となっては定かではないのですけれど、品とか格調とか、理性とか体面などそっちのけの生身の人間、もっと言うと女を見たかったのだと思う。

 大人たちに交じってスクリーンを見上げた。なにより衝撃的だったのが、大人の男も、おっぱいを吸うということ。女の体にしがみつき、胸にむしゃぶりついていた。


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映画ファンや監督志望の人には、たった一度だけの貴重な夜になるはず

来夏公開される「痛くない死に方」のっ撮影エピソードも語られるはず。

高橋伴明監督や「性と生と死」に興味がある方は。是非来て欲しい。

もちろん、女性も大歓迎。

恒例になった歌もしっかり歌います。

「お席に余裕あり」とのこと。

当日参加、大歓迎、でーす!

直接会場にお越しください。


 

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