在宅ホスピスをやっているので、末期がんが集まって来る。
がんの中でも膵臓がんの割合が年々増え、今は、一番多い。

膵臓がんの在宅期間は、１～１．5ケ月と短い。
本当にアッという間にお別れが来るので、辛い。

医師や看護師にも多い。
若いことが特徴である。


膵臓がんは、本当に辛い。
残念ながん、である。

私も気をつけないと、ね。

興味のある人は「糖尿病と膵臓がん」を読んで欲しい。→こちら


PS)
自分が監修した週刊朝日ムック「自宅でさいごまでみてくれるいいお医者さん」
を、寝転んで読んでいる。


長尾クリニックの在宅看取り数は、なんと
・近畿二府四県で、1位
・西日本で3位、であることに気が付いた。


365日、夜間も深夜もずっと一人で頑張ってきて、
気が付いたら、1位になっていて、驚いている。

それだけ沢山の死を、見ている。
それだけ沢山のがんを見ている。

その経験をもっと語らないといけない。
だから本も書くし、講演もしないとね。

今日、尊敬する磯野真穂さんの近著
「急に具合が悪くなる」、を読んだ。

スキ屋のカレーを食べながら、泣きそうになった。