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医学生に誉められた

2019年10月12日(土)

当法人は、さまざまな学生や職種の研修を請け負っている。
通常業務に加えて教育業務を行うことは結構な負担である。
しかし、お礼状やお褒めの言葉を頂くと、俄然嬉しくなる。


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先週(10/10)、研修に来られた学生さんの感想文。


“長尾クリニックは光!”




修正 研修感想.jpg
医学生君に誉められた。
こんな礼状を見ると嬉しい。

研修医は、こんな手紙は書かないし、書けない。
もう臓器別縦割り医療にしっかり洗脳されている。

まだ色がついていない医学部4年生だからこんな文章が書ける。
この気持ちを忘れないで、医者人生を送って欲しいな。

私は医学部に入学した日の決意のまま40年間やっている。
初志貫徹、そして年を取れば後輩を育てることが責務だ。

だから様々な人を教えている。
常勤医の教育も毎日、である。

ちなみに、法人外部の人を教育する機会は、
医師    県立尼崎総合医療センター、住友病院、その他
医学生   神戸大学、兵庫医科大学、その他
看護師   各病院、各看護学校
ケアマネ  「尼から連携の会」
介護士   「国立認知症大学」


当法人は教育機関でもある、と、勝手に思っている。
お金を取るわけではないので自由な「教育」が可能。

夢は、「地域包括ケア大学」ないし「黒い巨頭」。

100人いる研修医の年間スケジュールは以下だ。

年の半分は、長尾クリニックで研修して所得補償。
3ケ月間は、北海道の無医地区で働き
3ケ月間は、九州(長崎、鹿児島、沖縄)の無医離島で働く。

まあ100%無理な話だが、そんな妄想があるので生きていける。


でもこの文章を読んで「学びたい」と思った研修医君は是非、来て欲しい。

ただし、3年目かからの1~2年間は、救急や,外科系をやってから来て欲しい。



先日、2人でお話しした厚労省のドンである辻哲夫さんからメールを頂いた。
勝手に貼り付けてはいけないだろうが、私にとっては宝物なので少しご紹介。



長尾先生
久しぶりに貴重なお話ありがとうございました
もとより、在宅医療が進まないことについては、一義的には、目の前の病気治療に励む医師が悪いのではなく、
国民のためにあるべき政策を強い決意で取り組むべき、政策の責任が問われるべきです。
時代の変革は、それに気づいたものが必死に先取りしてようやく世の中が動くかどうかです
(むしろあるべき変革ができないのがこの世のならいです)
先生たちは、次の時代の国民の幸せのための医療の開拓者であると確信いたします
どうぞよろしくお願いいたします
辻 哲夫



と思っていたら、高校の後輩で医局の後輩である
梅村聡・参議院議員から電話があった。

「維新の会の厚労行政の最高責任者になりました」ということだ。
「長尾先生は、どんな変革が必要だと思いますか?」と聞かれた。

私は「枝葉末節ではなく幹を変えないとこの国は2040年までもたない。
それは政治家の責任だから、国会でガンガン議論すべき」とお答えした。

いずれ、梅村さんと国会質疑について練ることになるはず。
6年前まで厚労行政を動かしていたコンビが復活するのか。

いつもこうした裏話は、ブログに書かない。
書いたことはないし、書いてはいけない話。

しかし、辻哲夫さんの行政のトップとして強い責任感を持って
粉骨砕身で医療政策に取り組んでいる姿に接して火がついた。

こうした背景が、自分のモチベーション。
よく聞かれる質問なので敢えて紹介した。


在宅医療やACPや看取りの啓発に
もう少しだけ、頑張ろう!


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この記事へのコメント

毎日 先生 今日も生きていてくださった、という感じで ヒヤヒヤ、ドキドキしながら、ブログを読ませていただいているのが、本音です。   先生 本当にありがとうございます。 この言葉しかありません。
来年の映画  数少ない友達全員声かけて 見に行く予定。  楽しみです。

Posted by たんこ at 2019年10月12日 04:12 | 返信

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