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男性糖尿病の男性ホルモン値
2019年10月19日(土)
ホルモンや糖尿棒の勉強会に出てあれこれ勉強しているが、
最近の医学部教授がずいぶん年下であることがショックだ。
そういえば自分と同じ年代の教授はボチボチ退官している。
最近の医学部教授がずいぶん年下であることがショックだ。
そういえば自分と同じ年代の教授はボチボチ退官している。
内分泌分野のトピックスとしては
・高齢者の脳下垂体、特に成長ホルモンの異常
・甲状腺ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンも
・結局、総合内科的な視点が必要である。
変形股関節症や変形性腰椎症のなかに、高齢発症の成長ホルモン過多症
(末端肥大症)があるので、握手をして指の太さと手掌の汗を観察する。
糖尿病のトピックスとしては
・緩やかな糖質制限は運動療法と併用ならOK
・腎障害があっても多少の植物性蛋白質はOK。
・高齢者のサルコペニア型肥満が問題。
・バランスのとれた食事と運動療法に限る。
今週、新しく知ったことは
・男性の貧血ないし逆流性食道炎を視たらLOH症候群を疑え、だ。
男性糖尿病の上流にLOHがあることは、9月に東京の新宿で
泌尿器科専門医に講演させて頂いたがGERDは初めて聞いた。
個人的にはすべての男性糖尿病患者さんは遊離テストステロン値を
測って、LOHであれば、そこを治療の突破口にすべき人がいるはず。
LOHの視点から糖尿病学を土台から再構築すべきと考える。
糖尿病をインスリンだけで診ていると失敗する。
甲状腺、下垂体、男性ホルモンも考慮すべきだ。
さらに、種々のホルモン補充療法を行う際、他ホルモンへの
フィードバックシステムやホルモン応答性も研究すべきである。
そんなことばかり考えているのだが、現職のそれぞれの教授達に
質問して新しい情報は無いことを確認するために、勉強会に通う。
週末、尼崎にいる時は、ひとつでも多くの勉強会に出ている。
まあ、週末は自分自身が講演していることが圧倒的に多いが。
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昨夜は、在宅医療を推進するための会で
在宅のリーダーと国のリーダーが話し合った。
テーマは、「在宅医療の質とはなにか。それを高めるためにどうすべきか」
2時間タップリ、グループワークを含めて話し合った。
いろんな意見が出て、とても面白かった。
国のトップとサシで話し合う機会はそうはない。
いずれなんらかの形で、公表されるのであろう。
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今日は、静岡県藤枝市で平穏死の講演した。
熱心な医師会長さんが、私を2回も呼んでくれた。
同じ演者を2回以上呼んでもらったのは九州が多い。
・長崎市、佐賀市、鹿児島市、水俣市など
・長野県や松本市
・そして広島と東海地区が多い。
藤枝市の隣の島田市にも以前呼んで頂いたが
今回もまた医師会長が来られていて、驚いた。
昨夜、お看取りがあった。
代理の先生にお願いした。
そんなことが年に2~3回はある。
患者さんには本当に申し訳ない。
毎日、その日と次の日の事で頭が一杯。
まさにその日暮らしの還暦じいさんだ。
友とも酒を飲む。
飲んだらとことん飲んでしまう。
ああ、情けない・・・
PS)
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