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医療=薬は、おかしい、と研修医君に教えた
2019年11月13日(水)
来る日も来る日も「お薬を減らして欲しい」という相談。
10種類以上におよぶ多剤処方を前に、悪戦苦闘している。
なんでこんなことになったのか・・・
10種類以上におよぶ多剤処方を前に、悪戦苦闘している。
なんでこんなことになったのか・・・
医学教育と
生涯教育の
どちらにも、薬以外の「養生」という発想がない。
アリセプトとメマリーを中止して2週間後、徘徊が無くなり
座ることができ言葉が通じるようになった前頭側頭型認知症。
認知症専門医とは、「薬害認知症」を造る医師か。
抗がん剤を中止して2週間、すっかり元気になり
旅行に行けた末期がんの患者さんが笑ってくれる。
抗がん剤専門医とは、「抗がん剤で患者を苦しめる」医師か。
異常値を見たら反射的に薬を処方しないと気が済まない医師の脳は、
一度洗脳されたら死ぬまで治らない、自覚症状がない難病中の難病。
医学部教授とは、製薬企業の宣伝マン、洗脳マシーンか。
1に食事と歩行
2に食事と歩行
3に食事と歩行
4で、期間限定で最小限の薬、ではないのか。
『介護の日しんぶん(シルバー産業新聞) 2019年11月11日』
『高齢者住宅新聞 2019年10月2日』
今、研修医君が来ている。
1日中、こんな話をする。
洗脳に染まる前に、少しでも教えておきたい。
せっかくのご縁を30年後の患者さんに活かす。
先週、ジャーナリスト協会で講演したら、
司会者から「殺されますよ」と説教された。
「女子高生の後ろを歩かないように」と
真顔で何度もちゅうこ忠告された。
そこまで言って委員会で減薬の話をしたら
司会の辛坊治郎さんから命の心配をされた。
この1週間に「殺されますよ」と忠告してくれた
人が数人いるけど、今、ちゃんと生きています。
でも、
当たり前のことを言ったら殺される国って、なんなのか?
病院で高カロリー点滴を受けて苦しんでいる末期がんの
患者さんのご家族から、「脱北」の相談を受ける日々だ。
苦悩の話を聴いているうちに思わず病院に駆け込んで
その患者さんを抱いて自宅に戻したい衝動に駆られる。
なんのための医療?
なんのための病院?
なんのための医者?
尾崎豊ではないが、
闘い続け
抗い続けるだけの日々。
結果は分かっている。
消えて無くなるしかない。
大きなモノに逆らったら殺されるのが動物界の掟。
でもその前に少しでも抵抗を。
そのために生まれてきたはず。
香港の学生デモの映像に勇気をもらう。
そうだ、捨て石になれば、いいんだと。
PS)
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この記事へのコメント
~本当のことなんか言えない、本当のことなんか言えない、言えば殺される~って歌が、ずいぶん昔の歌なのに今も心に響きます。だけど大丈夫です。長尾先生はたくさんの天使たちに守られていますから、殺されたりなんかしません。しかし、正論を語れる長尾先生には、長生きしてもらいたいので、悲鳴をあげているかもしれないお身体の為に、在宅医療の現場は他の医師にまかせて、先生は啓蒙活動や教育活動に専念されてはいかがでしょうか。在宅医療の人数からして金銭的には余裕があっても、身体的には余裕がないのは、誰の目から見ても明らかです。辺鄙ないなかと違って医者がいるのですから、先生はもう少し余裕ある生活をされてください。お願いします。
Posted by 遠い声 at 2019年11月15日 12:56 | 返信
先生以外にも減薬を唱えている先生は意外とたくさんいるみたいなので、減薬を支持する医者の集会のようなものがあったほうがいいのではないかと思います。
今は各自がバラバラで独自で活動しているのでダメなのでは?
減薬(有害・不要な薬を減らす)は医療費のコストカットにつながるので、むしろ歓迎されるべき時代だと思いますが。
Posted by マッドネス at 2019年11月15日 11:34 | 返信
洗脳というか...。「朱に交われば赤くなる」を強いられるのが
日本社会だからではないでしょうか。一般社会もそうですが、
その組織に従順でいなければ、職務を全うする以前に"居場所がなくなる"のが
当たり前ですから。ましてや医療界は医師を頂点としたヒエラルキー社会であることは
周知のことだし、"頂点" と言われる医師の世界内での "序列" は他に類を見ない位
"がんじがらめ" な苦しさが有るのではないでしょうか?
Posted by もも at 2019年11月15日 09:18 | 返信
認知症専門医=薬害認知症を造る医者、が胸に落ちすぎて笑ってしまいました。そもそも認知症専門医って何をしてくれるはずの医者ですか?かねてから疑問でした。
Posted by 小林ひろえ at 2019年11月17日 09:31 | 返信
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